カンノウ小説。(18禁)
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#31 [兎春]
むかつくとか、嫌だって気持ちよりも、戸惑いの方が大きかった。

なんで先輩はこんなに落ち着いていられるんだろう。

仮にも痴漢がバレたっていうのに……
なんで笑っていられるんだろう。

⏰:08/03/23 03:06 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


#32 [兎春]
 

………ガタンッ


大きく電車が揺れたかと思うと、
同時に真後ろから伸びていた先輩の手も離された。

⏰:08/03/23 03:07 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


#33 [兎春]
ほっとしたのも束の間、

次の大きな揺れのタイミングで、今度は先輩に後ろから抱きつかれる形になる。


そして……

あろうことか先輩のその両手は、紫帆の両胸へと伸びた。

⏰:08/03/23 03:08 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


#34 [兎春]
 
「せ…先輩……!?」


さすがに戸惑いが隠せずに聞いてしまった。

周りにはたくさん人がいる。正面には寝てるとはいえ男の人もいるのに……

大胆というかなんというか……

こんなに堂々と痴漢されると、どうすればいいか分からなくなってくる。

⏰:08/03/23 03:08 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


#35 [兎春]
 

「………っ!!」


先輩が服の上から胸を揉みはじめる。


「やめっ…!!!」


思わず今までよりも大きめの声を出すと……

⏰:08/03/23 03:09 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


#36 [兎春]
「シッ…。周りに気付かれちゃうよ?」


先輩はそう
紫帆の耳元で笑いながら、低く囁いた。

⏰:08/03/23 03:10 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


#37 [兎春]
ぞくぞくするような重低音。
口調は優しいのになんだかすごくイカガワシイ。


「名前は?」


先輩はそのまま紫帆の耳元で聞いた。

聞きながら、器用に紫帆のブラウスの前のボタンを外していく。

⏰:08/03/23 03:11 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


#38 [兎春]
「……へ?」


「だから、名前(笑)」


迷ったし、頭が回らなかったのは事実。
けれど……同じ学校だ。
どうせばれてしまうだろうっていうのも事実だ。

というか、あたしは痴漢相手に何真面目な受け答えをしているんだろう?

理解出来ない状況におちいってしまうと、あたしは正常に頭が働かなくなるらしい。

⏰:08/03/23 03:13 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


#39 [兎春]
先輩のテンションがあまりに普通すぎて……

いっぱいいっぱい。


「門倉…紫帆です」


「……門倉…紫帆ちゃんか」


先輩は紫帆がなのった名前を復唱すると小さく笑う。

⏰:08/03/23 03:14 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


#40 [兎春]
「俺のことは、“サチ”って呼んで(笑)」


「……サチ?」


「そう。サチ。」


先輩は前のボタンを開けてしまうと
シャツの中に手を入れた。

⏰:08/03/23 10:46 📱:P702iD 🆔:/XaIUEJs


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