あなただけを…
最新 最初 全
#1 [みゅ]
:08/03/27 10:42 :SH703i :☆☆☆
#2 [みゅ]
:08/03/27 10:45 :SH703i :☆☆☆
#3 [みゅ]
なんやかんやで小学5年から
ずっと片思い。
もう中3の秋…
高校生になったらこの恋は
卒業しよう!!
そう心に決めていた。
:08/03/27 10:47 :SH703i :☆☆☆
#4 [みゅ]
だって叶わぬ恋だから。
私の好きな人…
幼なじみの2つ上のお兄ちゃん。
:08/03/27 10:49 :SH703i :☆☆☆
#5 [みゅ]
幼なじみの家族とは
本当の家族みたいに仲良し。
旅行はたいがい一緒にいくし
誕生日は必ずみんなで祝うし…
本当の兄妹みたいで…
近すぎて,叶わぬ恋。
きっと妹としか見られてない。。
:08/03/27 10:54 :SH703i :☆☆☆
#6 [みゅ]
私の好きな人…
谷口良樹 17歳
そしてその弟
谷口信宏 16歳
そして私の3人は年子
だったこともありずっと一緒
にあそんでいた。
家は車で30分くらい離れてた。
:08/03/27 11:05 :SH703i :☆☆☆
#7 [みゅ]
11月3日。
私の好きな人,よしくんの
学校の文化祭の日
私立の男子校で,よしくんは
ギター部だった。
文化祭は舞台でライブだと
言っていたので乗り気で
なかった友達を連れ
こっそり見にやってきたのである
:08/03/27 11:17 :SH703i :☆☆☆
#8 [みゅ]
「美月,どの人?」
「愛,ほら,あそこの黒い服!!」
「遠すぎて全然顔わからん〜」
友達の愛と会話しながらも
…顔なんて見えなくても
やっぱかっこいいな。
なんて思ったり。
:08/03/27 11:21 :SH703i :☆☆☆
#9 [みゅ]
「美月,愛!!」
「あっ,葵と優香!!」
「せっかくだし一緒にみよ〜」
…結局4人でみることに。
:08/03/27 11:34 :SH703i :☆☆☆
#10 [みゅ]
「ドラムの人かっこい〜」
なーんて葵は言ってるけど
私には他の人は目に入らない。
…よしくんだけみれればいい
:08/03/27 11:36 :SH703i :☆☆☆
#11 [みゅ]
ライブも終わり,幸せな時間
が過ぎ去ってしまった帰り道
「美月!!」
「美樹おばちゃん」
よしくん達のお母さんだ。
「今夜森川家もうちでご飯
だから乗せてってあげようか?」
:08/03/27 11:46 :SH703i :☆☆☆
#12 [みゅ]
ということで,友達と別れて
谷口家へ…
すると,そこには
『ドラムの人だあ〜』
とか心の中で叫ぶ。
ライブの後遊びに来てたらしい
:08/03/27 12:27 :SH703i :☆☆☆
#13 [みゅ]
その他にももう1人来ていて
ドラムの人は炭川さん
眼鏡の人は中山さん
というらしい。
2人ともとてもいい人で
一緒に人生ゲームまでした。
まさか,また会う事になる
とは全く思わずに…
:08/03/27 13:18 :SH703i :☆☆☆
#14 [みゅ]
次の日…
「え〜,あのドラムの人と
会ったの?」
「うっ,うん。たまたまだけど」
葵…そんなに気にいってたんだ。
「美月の好きな人の友達でしょ?
お願い,アドレス聞いてきて!!」
:08/03/27 13:50 :SH703i :☆☆☆
#15 [みゅ]
「いいよ!!」
葵は積極的だなあ。
〜その夜〜
「よしくんにメールしなきゃ」
メールする口実できたし
葵にちょっと感謝。
:08/03/27 14:15 :SH703i :☆☆☆
#16 [みゅ]
その次の日から葵と炭川さんは
メールをし始めた。
炭川さんの話をする葵は
幸せそうで輝いていた。
積極的な葵が…
うらやましかった。
行動を起こせない自分が
もどかしかった。
:08/03/27 14:40 :SH703i :☆☆☆
#17 [みゅ]
そして11月6日 運命の日
この日の夜,突然めったに
メールしないよしくんから
メールが届いた。
「まだ起きてる?」
:08/03/27 15:34 :SH703i :☆☆☆
#18 [みゅ]
急いで返事を返す
「起きてるよ!!どーしたの?」
「話があるんだけど…いい?」
:08/03/27 15:53 :SH703i :☆☆☆
#19 [みゅ]
なんかしちゃったっけ?
なんて事を考えながら
「いいよ」
と返した。
10分たっても返事がこない。
だんだん不安になってきたころ…
:08/03/27 21:17 :SH703i :☆☆☆
#20 [みゅ]
返事が来た。
不安になりながら
メールをひらける。
友達紹介してとか言われたら
どーしようかと…
でも,そこには予想外な
事が書かれていた。
:08/03/27 21:20 :SH703i :☆☆☆
#21 [みゅ]
「俺,美月の事どーしようもない
くらい好きなんだけど
俺らみたいな幼なじみが
付き合うとかどう思う?」
…好き?
よしくんが?
私を?
:08/03/27 21:23 :SH703i :☆☆☆
#22 [ゆん☆]
頑張ってください。
:08/03/27 21:26 :W42S :t.F5O796
#23 [みゅ]
頭がパニックになった。
ずっと片思いだと思ってたから
…返事かえさなきゃ
「ちょっとまだ頭が混乱
してて美月達のことは
わかんないけど幼なじみが
付き合うのはありだと思う」
と,わけのわからない返事を
かえしてしまった…
:08/03/27 21:27 :SH703i :☆☆☆
#24 [みゅ]
すると今度は3分ほどで
返事が返ってきた
「ずっと,俺達が付き合っても
いいんかな?って思って
言えなかったけどもう
そんなんどーでもよくなる
くらい好きやねん」
…まじですかー!!
やばい,ドキドキとまんない。
:08/03/27 21:35 :SH703i :☆☆☆
#25 [みゅ]
ゆんさん
見逃してましたー
読んでもらって嬉しいです
ありがとうございます
がんばります
:08/03/27 21:41 :SH703i :☆☆☆
#26 [我輩は匿名である]
美月って私と
同じ名前
なんかうれしい
:08/03/27 21:57 :F903i :xmns28oM
#27 [みゅ]
でも,私が1番悩んでる事
を言ってみることにした。
「美月もよしくんが好き。
だけど,お兄ちゃんとして
好きなのか,男の人として
好きなのかわかんない」
…私の今の正直な気持ち。
:08/03/27 22:13 :SH703i :☆☆☆
#28 [みゅ]
匿名さん
ほんとですか?
美月って名前綺麗ですよね
:08/03/27 22:21 :SH703i :☆☆☆
#29 [みゅ]
それでもよしくんは
「俺もにたようなこと
悩んでた。
でも,自分が抑えられない
くらい美月が好きなんだ」
って言ってくれた。
心から嬉しかった。
だから…
「美月もやっぱりよしくん
のことすきです」
:08/03/27 23:18 :SH703i :☆☆☆
#30 [みゅ]
そしたら…
「じゃあ今からマジ告りするね。
俺と付き合ってください」
「はい,お願いします」
私はもちろんこう答えた
:08/03/27 23:21 :SH703i :☆☆☆
#31 [みゅ]
「まじ?
ほんとに俺でいいの?」
…いまさら何言ってんだ
「当たり前じゃん」
「やったー!!
よろしくね」
こうして11月6日は
私たちの記念日になった
:08/03/27 23:27 :SH703i :☆☆☆
#32 [みゅ]
次の日
私は学校に行ってさっそく
クラスで一緒にいる愛と
美佐に話した
すると2人は私が長い間
片思いしていたことを
知っていたのですごく
喜んでくれた。
…幸せだった
:08/03/27 23:31 :SH703i :☆☆☆
#33 [みゅ]
「あ〜あ,とうとう美月にも
男ができちゃったかー」
と歎く美佐。
実は私たち3人共
彼氏いない歴=年齢だったんです
私は卒業したけど…笑
美佐は可愛いのになんで
できないのかな?
愛は変人だから納得だけど。笑
:08/03/28 00:17 :SH703i :☆☆☆
#34 [みゅ]
その日はテストだったにも
関わらずテンションが
下がることはなかった。
幸せすぎたから
でも私は中3,いわゆる受験生
遊んでばかりいられない…はず
明日と明後日はオープン
ハイスクールだし。
:08/03/28 00:25 :SH703i :☆☆☆
#35 [みゅ]
でも,オープンハイ=電車にのる
ということは帰りが
いつもより遅くても怪しくない!!
これを利用しない手はなかった
なんせ親には内緒の
付き合いだから。
:08/03/28 00:29 :SH703i :☆☆☆
#36 [みゅ]
オープンハイスクールの日
正直高校見学とかどーでもいい
はやく地元に帰って会いたい
…よしくんに。
:08/03/28 00:31 :SH703i :☆☆☆
#37 [みゅ]
私の願い通り高校見学は
予定より少し早くおわった
よしくんとの待ち合わせは
私の家の最寄り駅。
私が着いた時にはまだ
よしくんはきてなかった。
〜♪
メールが届いた
「今ついた〜」
…どーしよ,ドキドキとまんない
:08/03/28 00:35 :SH703i :☆☆☆
#38 [みゅ]
階段を降りてきて
「やっほー♪」
そー言った彼氏として
初めて会ったよしくんは
より一層かっこよくみえて
やばかった…笑
「とっ,とりあえず公園
にでも行く?」
顔がみれなーい。
:08/03/28 00:45 :SH703i :☆☆☆
#39 [みゅ]
初めてのデート…
とりあえず近くの公園の
ベンチに腰をおろす
なんで今まで幼なじみと
して会っていたときの
ように普通にできないのか…
沈黙の苦手な私は
ひたすらくだらない事を
しゃべり続けた
:08/03/28 01:12 :SH703i :☆☆☆
#40 [みゅ]
2時間ほどしゃべったころ
〜♪
『今どこなの?』
お母さんだ…
「誰から?」
「お母さん…」
「じゃあそろそろかえろっか」
帰りたくないな。
:08/03/28 09:19 :SH703i :☆☆☆
#41 [みゅ]
お母さんに
『すぐ帰る』
と返事を返し,遠回りして
家の近くまで送ってもらった
バイバイしたくない…
そのときよしくんが
「美月,明日も
高校見学だよな?」
「そーだよ。」
「じゃあ,俺明日も同じ時間に
こっちくるから明日も会おうよ」
やったー,幸せ…笑
:08/03/28 09:27 :SH703i :☆☆☆
#42 [みゅ]
その日の夜
よしくんからのメールで
『最後バイバイするとき
ちゅーしようかと思った
けどできんかった〜』
…ちゅー?
『そーなんだ〜』
ちゅーなんて心の準備が…笑
:08/03/28 10:15 :SH703i :☆☆☆
#43 [みゅ]
昔は,よくちゅーしてたな…
私はずっと普通だと思ってたが
谷口家と遊びに行った帰りは
毎回子供がお互いの家族全員と
おやすみとさよならのちゅーを
するのがしきたりだった
:08/03/28 11:47 :SH703i :☆☆☆
#44 [みゅ]
物心ついたころから
そうしてきたので
当たり前だと思っていた
小学校3年くらいかな
ちゅーしなくなったの。
私が小3のときよしくんは小5
当たり前っちゃ当たり前か。
あのころはなんだか寂しかったな
なんてことを考えながら
眠りについた
:08/03/28 11:53 :SH703i :☆☆☆
#45 [みゅ]
次の日も高校見学
本命の高校ではなかったので
ほとんど見てるふり。
でも楽しみなことがあると
時間が経つのは遅い
…まだおわんないの?
:08/03/28 17:27 :SH703i :☆☆☆
#46 [みゅ]
やっと長かった高校見学もおわり
地元に帰ってきた
「美月〜,帰ろうか」
と声をかけてくれたのは
幼稚園からの親友の由里だ
「由里,実は…」
と事情を説明すると由里は
「まじ!!やったじゃん!!
おめでとう。じゃあ先
帰っとくね」
と言って笑顔で帰っていった
:08/03/28 18:26 :SH703i :☆☆☆
#47 [みゅ]
みんなが喜んでくれる
ってうれしいな
とか思いつつよしくんを待つ
…おそーい。
15分ほどしてからメールがきた
『あと10分くらいでつく』
:08/03/28 19:03 :SH703i :☆☆☆
#48 [みゅ]
まだあと10分もかかるのか…
寒いなあ〜
とか考えながら1人寂しく
待ち続けた。
しばらくして,聞き慣れた声。
「悪い,遅くなった」
:08/03/28 20:04 :SH703i :☆☆☆
#49 [みゅ]
「遅いよ〜,寒かったし」
なんて言いながら昨日と
同じ公園へ移動。
「寒かった?ごめんな」
とよしくんが言ってベンチに
座った瞬間,私の肩に暖かい
何かが触れた。
隣をみるとセーターの
よしくんが微笑んでいた。
「これで大丈夫?」
:08/03/28 21:00 :SH703i :☆☆☆
#50 [みゅ]
私の肩に触れた物は
〜よしくんの学ラン〜
私はよしくんの優しさと
気遣いに顔が真っ赤になった
「ありがとう」
としか言えなかった。
:08/03/28 21:18 :SH703i :☆☆☆
#51 [みゅ]
ここからは昨日と同じ
相変わらず私がしゃべりまくって
親からメールがきて
遠回りして送ってもらった…
違うのは私の肩によしくんの
学ランがかかっていることだけ
:08/03/28 22:57 :SH703i :☆☆☆
#52 [みゅ]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
次の日から私は学校に携帯を
持っていくようになった。
できるだけずっとよしくんと
連絡をとっていたいから
授業中でもかまわずメールした
くだらない話でも楽しかった
:08/03/29 23:29 :SH703i :☆☆☆
#53 [みゅ]
『明日,俺学校早くおわるんだ
けど…会いにいっていい?
前に美月が言ってた川に
連れていってよ』
お昼時に突然の
よしくんからのお誘いメール。
嫌なわけないじゃん
『いいよ,明日楽しみにしてる』
私…明日,デートするんだ
…へへへ。笑
:08/03/30 00:16 :SH703i :☆☆☆
#54 [みゅ]
授業中なのに顔がにやける
…ヘヘヘ。笑
多分正面からみてたら
気持ち悪いだろうな
でもそんなこと気にしない
だって…ねぇ。笑
:08/03/30 13:57 :SH703i :☆☆☆
#55 [みゅ]
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
〜デート当日〜
約束通り私は前々から
言っていた川によしくんを
連れていってあげた。
川は特に何もないので
2人でいろんな話をした
学校であったこと
家でのこと…など
2人で行った川 [jpg/30KB]
:08/03/31 10:20 :SH703i :☆☆☆
#56 [みゅ]
日が暮れて辺りが暗く
なってきたころ
〜♪
美月の携帯がなった
「メールだ!誰だろ?」
…よしくん?
なんで一緒にいるのにメール?
疑問に思いながらも
メールを開いてみると…
:08/03/31 10:43 :SH703i :☆☆☆
#57 [みゅ]
『ちゅーしてもいい?』
…思わず,微笑んでしまった
:08/03/31 10:45 :SH703i :☆☆☆
#58 [みゅ]
「なんで笑ってるん!!
…返事は?」
可愛いな〜
なんて思いながら返事を返した
『いいよ』
:08/03/31 11:15 :SH703i :☆☆☆
#59 [みゅ]
よしくんの顔が近づいてくる
…心臓が口からでてきそう
ちゅっと優しく私の唇に
よしくんの唇が触れた
と,そのとき
「んっ」
:08/03/31 11:18 :SH703i :☆☆☆
#60 [みゅ]
よしくんの舌が私の口に
入ってきた…
「ん〜」
初めての事なのでどーしていいか
わからず,されるがままに
しているしかなかった。
:08/03/31 12:06 :SH703i :☆☆☆
#61 [みゅ]
唇が離れた後,2人は
照れ笑いをしながら
帰路についた。
「順番,逆になっちゃったけど…
手つなご?」
と,よしくんが私の顔を
のぞきこむ
「…うん」
多分あたし,顔真っ赤だ
:08/04/02 11:10 :SH703i :☆☆☆
#62 [みゅ]
差し出された手を握る
するとよしくんの体温が
伝わってきた
「美月,手冷たすぎ!笑」
なんていいながら一生懸命
手を暖めてくれるよしくんが
今,何よりも愛おしい。
:08/04/06 09:59 :SH703i :☆☆☆
#63 [みゅ]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
〜学校にて〜
「美月〜,聞いて聞いて!」
と,廊下の端から葵がすごい
勢いで走ってきた
「わかったから落ち着いて!笑
そんな焦らなくても聞くから。
どーしたの?」
:08/04/06 10:23 :SH703i :☆☆☆
#64 [みゅ]
「今度の日曜…遊ぶことに
なっちゃった!」
「え?誰と?」
「炭川さんだよ!もう忘れたの」
…忘れてた〜
そーいえば葵,炭川さんと
メールしてたんだった
遊ぶ約束までしたんだ
:08/04/06 13:12 :SH703i :☆☆☆
#65 [みゅ]
「まじ〜!やったね!
頑張って♪」
「ありがと♪美月と美月の
彼氏さんのおかげだよ!」
…私,役に立てたかな
このままうまくいくといいな
:08/04/06 14:23 :SH703i :☆☆☆
#66 [みゅ]
久々に更新
誰かみてくれるかな?
:08/04/11 00:17 :SH703i :☆☆☆
#67 [みゅ]
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
そして迎えた日曜日
この日からかな…
おかしくなっちゃったの。
:08/04/11 00:18 :SH703i :☆☆☆
#68 [みゅ]
その日私はたまたま愛と
お菓子を作る約束をして
材料を2人で買いに行く
ところだった
〜♪
…んっ,葵から電話?
珍しいなあ
なーんて思いながら電話に
でてみる
「葵,どーしたの?」
「…今から会うけど緊張
しすぎて無理!!ちょっ,
今から来て〜」
:08/04/11 00:26 :SH703i :☆☆☆
#69 [みゅ]
「今から?愛もいるんだけど…」
「愛ならいいよ!!笑
今駅だから!!まってるね」
…ツー,ツー,ツー
私まだ行くって言って
ないのに…
と思いながらもちょっと
楽しくなってきて愛と
予定変更して駅へ向かった
:08/04/12 11:42 :SH703i :☆☆☆
#70 [みゅ]
駅へ向かう途中
私はよしくんにメールした
炭川さんと友達だしね
『今日炭川さんと美月の友達
が会うんだって!!』
これが間違いの始まりだった
:08/04/12 11:48 :SH703i :☆☆☆
#71 [みゅ]
私と愛が駅につくと
ちょっとお洒落した葵が
固い顔をしていた
「葵,大丈夫?」
というと声を震わせながら
「炭川さん,次の電車に
乗ってるんだって…
どーしよ?」
どーしよって…汗
:08/04/12 11:52 :SH703i :☆☆☆
#72 [みゅ]
会うしかないでしょ〜
とか思ってたら突然
思ってもないことばが…
「あっ,そーだ!!美月1回会った
ことあるんだよね?」
…嫌な予感
「先に会って話してきてよ」
やっぱり…
ってかなんでだよ!!汗
:08/04/12 11:56 :SH703i :☆☆☆
#73 [みゅ]
「いやいや,それは
おかしいでしょ」
って言っても葵と愛は
きいてない…
結局私が先に1人で
会いにいくことに…泣
なんでこーなるんだ。。
:08/04/12 12:14 :SH703i :☆☆☆
#74 [みゅ]
なんてことをわいわい
やってたら炭川さんの乗ってる
電車がやってきた
「改札でたところで待ってる
ってメール来た!!美月お願い!!」
…お願いって。汗
私は観念して渋々改札に向かった
何故か私,愛,葵の順で
縦に並んで
:08/04/12 13:01 :SH703i :☆☆☆
#75 [みゅ]
改札の近くの角で2人は
覗いて待ってると言って
そこからは1人で炭川さんの元へ
1度会っただけだが顔は
なんとか覚えていた
ってか気まずいだろ!!汗
とりあえず会釈して
「お久しぶりです」
と言うのが精一杯だった
「久しぶりだね」
覚えてくれてたんだろうか?
そう優しく言った炭川さんの
後ろに何故か見覚えのある顔が…
:08/04/12 13:06 :SH703i :☆☆☆
#76 [みゅ]
「よしくん?なんで?」
「美月がメールくれたから♪」
…あほ
「すっちゃんと会う子
はどこ?」
すっちゃん=炭川さんなんだろう
「あの角の向こうに…」
:08/04/12 14:27 :SH703i :☆☆☆
#77 [我輩は匿名である]
頑張って下さい
:08/04/13 02:53 :F705i :☆☆☆
#78 [みゅ]
匿名さん
ありがとうございます
励みになります
頑張ります
:08/04/13 10:46 :SH703i :☆☆☆
#79 [みゅ]
私は葵を角から
ひっぱりだした
「葵ちゃん?」
炭川さんが優しく声をかける
炭川さんは身長175pくらいで
眼鏡をかけていていいお兄さん
って雰囲気である
:08/04/13 10:57 :SH703i :☆☆☆
#80 [みゅ]
「…はっ,はい」
葵が顔を赤らめながら
返事をする
2人の初対面が終わった
ところで私,愛,よしくんは
ひきあげようとした
「じゃあ,ごゆっくり♪」
すると…
「えっ,せっかくだし一緒に
いたらいいじゃん」
と炭川さん
:08/04/13 11:14 :SH703i :☆☆☆
#81 [みゅ]
「そんな…悪いですよ」
と言って後ろをみると
葵が目で「2人にしないで」
っと訴えていた
よしくんもまんざらでも
なさそうだし…
愛はニヤニヤ楽しそうだし…
…はあ
「じゃあ5人で遊びましょうか」
…なんでこーなるんだ
:08/04/13 11:25 :SH703i :☆☆☆
#82 [みゅ]
でも私達の地元は田舎
どこにも行く場所がなかった
「どこいきましょ?」
なーんて言ってるとよしくんが
「あっ,もっちゃん家いこか」
…もっちゃん?
なんだかわからないまま
私達は全く知らない人の家に
行くことになってしまった
:08/04/13 12:08 :SH703i :☆☆☆
#83 [みゅ]
もっちゃんと呼ばれる人の
家によしくんと炭川さんは
「もっちゃん,入るでー」
と叫んでずかずかと入っていき
勝手に入ったくせに私達に
自分の家のように
「どうぞ。和室でいい?」
なんて言っていた
:08/04/14 16:04 :SH703i :☆☆☆
#84 [みゅ]
…おーい
なんて心で思いながらも
体と口は
「おじゃましまーす」
なんていいながら入って
いってしまっていた
:08/04/14 16:08 :SH703i :☆☆☆
#85 [みゅ]
和室に案内してもらうと
机をはさみ男と女に別れて座った
最初は軽く話しをしたり
トランプやウノをしたりしてた
そして大分馴染んできたころ
誰がいいだしたのかわからないが
電気をけし,窓を閉め
部屋を真っ暗にした
そして,
「美月」
と耳元でよしくんにささやかれ
振り返った瞬間
「んっ?!」
:08/04/14 16:17 :SH703i :☆☆☆
#86 [みゅ]
私の唇によしくんの唇がふれた
「んっ,ちょっ,みんないるやん」
と私が囁くと
「真っ暗やからみえへんって
それに…」
「それに?」
「人おるともえるやろ♪」
…あほー(涙)
:08/04/14 16:44 :SH703i :☆☆☆
#87 [はる]
めっちゃおもろい
更新頑張ってください
:08/04/14 17:08 :SH704i :58NyXEpE
#88 [みゅ]
はるさん
そんなこと言ってもらえて
感激です
ありがとうございます
:08/04/14 17:14 :SH703i :☆☆☆
#89 [みゅ]
なんて言ってると突然
「まぶしっ」
光が私達を照らした
よくみると愛が携帯で
私達を照らしていた
そして愛,葵,炭川さんの順で並び
こっちを見つめていた
「なっ,何…?」
:08/04/14 17:27 :SH703i :☆☆☆
#90 [みゅ]
「今,なにしてたんー?笑」
「驚き方尋常じゃなかったで?」
っと,愛,葵に言われどきっとした
慌ててごまかそうと
「なんにも『ちゅー♪笑』
…ん?
:08/04/14 17:51 :SH703i :☆☆☆
#91 [みゅ]
なにか聞こえたような…
聞こえなかったことに
したいような…
「ちゅーとか2人の
ときにしろよなー笑」
と炭川さんの声…
…やっぱり(泣)
「よしくんー」
:08/04/14 17:55 :SH703i :☆☆☆
#92 [みゅ]
「だから今度はいきなり
光当てんといてな!
次は何してるかわからんから♪」
…って何無視しとるねん!
とかつっこんでみたけど
効果はもちろんなし。
3人はニヤニヤしながら光を
消して部屋はまた暗闇に戻った
:08/04/14 18:06 :SH703i :☆☆☆
#93 [ゎか]
ばりおもろいやん★笑
ニヤけたわ〜(^_^)!!
:08/04/14 19:06 :W51P :☆☆☆
#94 [みゅ]
ありがと
なかなかリアルやろ?笑
:08/04/14 20:05 :SH703i :☆☆☆
#95 [みゅ]
…よしくんの隣は危険だ
そう判断した私は移動しようと
思い,立ち上がろうとした
そのとき
「うわあっ」
突然ぐいっと腕が引っ張られた
:08/04/15 09:21 :SH703i :☆☆☆
#96 [みゅ]
「どこいくの?」
…ドキッ
「いや,ちょっと…汗」
「ふーん。」
なんか嫌な予感…。
:08/04/15 16:51 :SH703i :☆☆☆
#97 [みゅ]
すると,突然腕を掴まれ
そのまま畳みに押し倒された。
…嫌な予感的中。
「何してんの」
っと小声で抗議する。
が…
:08/04/15 19:39 :SH703i :☆☆☆
#98 [ゆな]
続き気になるー!!!
楽しみにしてるんで
また更新して下さいね☆
:08/04/15 20:28 :PC :ymVCiBEQ
#99 [みゅ]
ゆなさん
ありがとうございます☆
頑張ります
:08/04/15 20:49 :SH703i :☆☆☆
#100 [みゅ]
「声だしたらみんなに
ばれちゃうよ?」
…鬼だ,悪魔だ。
そう思ったが,言い返す言葉
がなく黙っていると
それが同意の合図だと
思ったのか…
唇を塞がれた
:08/04/15 20:59 :SH703i :☆☆☆
#101 [みゅ]
「んっ,…ん?」
突然腹部に違和感が。。
…えっ?まさか?
そのまさかだった
:08/04/15 21:43 :SH703i :☆☆☆
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