あなただけを…
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#1 [みゅ]
 

実話をもとにしたフィクションです
初めて書くので読みにくい
と思いますが是非読んで下さい
感想もお願いします
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3484/

⏰:08/03/27 10:42 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#2 [みゅ]
 

森川美月 15歳




…私,恋してます!!

⏰:08/03/27 10:45 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#3 [みゅ]
 

なんやかんやで小学5年から
ずっと片思い。

もう中3の秋…
高校生になったらこの恋は
卒業しよう!!
そう心に決めていた。

⏰:08/03/27 10:47 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#4 [みゅ]
 

だって叶わぬ恋だから。


私の好きな人…


幼なじみの2つ上のお兄ちゃん。

⏰:08/03/27 10:49 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#5 [みゅ]
 

幼なじみの家族とは
本当の家族みたいに仲良し。
旅行はたいがい一緒にいくし
誕生日は必ずみんなで祝うし…


本当の兄妹みたいで…
近すぎて,叶わぬ恋。
きっと妹としか見られてない。。

⏰:08/03/27 10:54 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#6 [みゅ]
 

私の好きな人…

谷口良樹 17歳
そしてその弟
谷口信宏 16歳
そして私の3人は年子
だったこともありずっと一緒
にあそんでいた。

家は車で30分くらい離れてた。

⏰:08/03/27 11:05 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#7 [みゅ]
 

11月3日。

私の好きな人,よしくんの
学校の文化祭の日

私立の男子校で,よしくんは
ギター部だった。

文化祭は舞台でライブだと
言っていたので乗り気で
なかった友達を連れ
こっそり見にやってきたのである

⏰:08/03/27 11:17 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#8 [みゅ]
 

「美月,どの人?」

「愛,ほら,あそこの黒い服!!」

「遠すぎて全然顔わからん〜」

友達の愛と会話しながらも
…顔なんて見えなくても
やっぱかっこいいな。

なんて思ったり。

⏰:08/03/27 11:21 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#9 [みゅ]
 

「美月,愛!!」

「あっ,葵と優香!!」

「せっかくだし一緒にみよ〜」

…結局4人でみることに。


⏰:08/03/27 11:34 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#10 [みゅ]
 

「ドラムの人かっこい〜」
なーんて葵は言ってるけど
私には他の人は目に入らない。


…よしくんだけみれればいい

⏰:08/03/27 11:36 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#11 [みゅ]
 

ライブも終わり,幸せな時間
が過ぎ去ってしまった帰り道

「美月!!」

「美樹おばちゃん」

よしくん達のお母さんだ。

「今夜森川家もうちでご飯
だから乗せてってあげようか?」

⏰:08/03/27 11:46 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#12 [みゅ]
 

ということで,友達と別れて
谷口家へ…

すると,そこには

『ドラムの人だあ〜』
とか心の中で叫ぶ。

ライブの後遊びに来てたらしい

⏰:08/03/27 12:27 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#13 [みゅ]
 

その他にももう1人来ていて
ドラムの人は炭川さん
眼鏡の人は中山さん
というらしい。

2人ともとてもいい人で
一緒に人生ゲームまでした。

まさか,また会う事になる
とは全く思わずに…

⏰:08/03/27 13:18 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#14 [みゅ]
 

次の日…

「え〜,あのドラムの人と

会ったの?」

「うっ,うん。たまたまだけど」

葵…そんなに気にいってたんだ。

「美月の好きな人の友達でしょ?
お願い,アドレス聞いてきて!!」

⏰:08/03/27 13:50 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#15 [みゅ]
 

「いいよ!!」

葵は積極的だなあ。

〜その夜〜

「よしくんにメールしなきゃ」

メールする口実できたし
葵にちょっと感謝。

⏰:08/03/27 14:15 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#16 [みゅ]
 

その次の日から葵と炭川さんは
メールをし始めた。
炭川さんの話をする葵は
幸せそうで輝いていた。

積極的な葵が…


うらやましかった。

行動を起こせない自分が


もどかしかった。

⏰:08/03/27 14:40 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#17 [みゅ]
 

そして11月6日 運命の日

この日の夜,突然めったに
メールしないよしくんから
メールが届いた。






「まだ起きてる?」

⏰:08/03/27 15:34 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#18 [みゅ]
 

急いで返事を返す

「起きてるよ!!どーしたの?」






「話があるんだけど…いい?」

⏰:08/03/27 15:53 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#19 [みゅ]
 

なんかしちゃったっけ?
なんて事を考えながら

「いいよ」

と返した。




10分たっても返事がこない。
だんだん不安になってきたころ…

⏰:08/03/27 21:17 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#20 [みゅ]
 

返事が来た。

不安になりながら
メールをひらける。

友達紹介してとか言われたら
どーしようかと…

でも,そこには予想外な
事が書かれていた。

⏰:08/03/27 21:20 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#21 [みゅ]
 

「俺,美月の事どーしようもない
くらい好きなんだけど
俺らみたいな幼なじみが
付き合うとかどう思う?」

…好き?

よしくんが?

私を?

⏰:08/03/27 21:23 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#22 [ゆん☆]
頑張ってください。

⏰:08/03/27 21:26 📱:W42S 🆔:t.F5O796


#23 [みゅ]
 

頭がパニックになった。
ずっと片思いだと思ってたから

…返事かえさなきゃ

「ちょっとまだ頭が混乱
してて美月達のことは
わかんないけど幼なじみが
付き合うのはありだと思う」

と,わけのわからない返事を
かえしてしまった…

⏰:08/03/27 21:27 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#24 [みゅ]
 

すると今度は3分ほどで
返事が返ってきた

「ずっと,俺達が付き合っても
いいんかな?って思って
言えなかったけどもう
そんなんどーでもよくなる
くらい好きやねん」


…まじですかー!!

やばい,ドキドキとまんない。

⏰:08/03/27 21:35 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#25 [みゅ]
 

ゆんさん

見逃してましたー
読んでもらって嬉しいです
ありがとうございます
がんばります

⏰:08/03/27 21:41 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#26 [我輩は匿名である]
美月って私と
同じ名前

なんかうれしい

⏰:08/03/27 21:57 📱:F903i 🆔:xmns28oM


#27 [みゅ]
 

でも,私が1番悩んでる事
を言ってみることにした。
「美月もよしくんが好き。
だけど,お兄ちゃんとして
好きなのか,男の人として
好きなのかわかんない」




…私の今の正直な気持ち。

⏰:08/03/27 22:13 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#28 [みゅ]
 

匿名さん

ほんとですか?
美月って名前綺麗ですよね

⏰:08/03/27 22:21 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#29 [みゅ]
 

それでもよしくんは

「俺もにたようなこと
悩んでた。
でも,自分が抑えられない
くらい美月が好きなんだ」
って言ってくれた。

心から嬉しかった。
だから…



「美月もやっぱりよしくん
のことすきです」

⏰:08/03/27 23:18 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#30 [みゅ]
 

そしたら…
「じゃあ今からマジ告りするね。
俺と付き合ってください」




「はい,お願いします」

私はもちろんこう答えた

⏰:08/03/27 23:21 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#31 [みゅ]
 

「まじ?
ほんとに俺でいいの?」

…いまさら何言ってんだ

「当たり前じゃん」

「やったー!!
よろしくね」


こうして11月6日は
私たちの記念日になった

⏰:08/03/27 23:27 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#32 [みゅ]
 

次の日

私は学校に行ってさっそく
クラスで一緒にいる愛と
美佐に話した

すると2人は私が長い間
片思いしていたことを
知っていたのですごく
喜んでくれた。


…幸せだった

⏰:08/03/27 23:31 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#33 [みゅ]
 

「あ〜あ,とうとう美月にも
男ができちゃったかー」

と歎く美佐。

実は私たち3人共
彼氏いない歴=年齢だったんです

私は卒業したけど…笑

美佐は可愛いのになんで
できないのかな?
愛は変人だから納得だけど。笑

⏰:08/03/28 00:17 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#34 [みゅ]
 

その日はテストだったにも
関わらずテンションが
下がることはなかった。

幸せすぎたから

でも私は中3,いわゆる受験生
遊んでばかりいられない…はず

明日と明後日はオープン
ハイスクールだし。

⏰:08/03/28 00:25 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#35 [みゅ]
 

でも,オープンハイ=電車にのる

ということは帰りが
いつもより遅くても怪しくない!!

これを利用しない手はなかった

なんせ親には内緒の
付き合いだから。


⏰:08/03/28 00:29 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#36 [みゅ]
 

オープンハイスクールの日
正直高校見学とかどーでもいい

はやく地元に帰って会いたい




…よしくんに。

⏰:08/03/28 00:31 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#37 [みゅ]
 

私の願い通り高校見学は
予定より少し早くおわった

よしくんとの待ち合わせは
私の家の最寄り駅。

私が着いた時にはまだ
よしくんはきてなかった。

〜♪
メールが届いた
「今ついた〜」

…どーしよ,ドキドキとまんない

⏰:08/03/28 00:35 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#38 [みゅ]
 

階段を降りてきて

「やっほー♪」

そー言った彼氏として
初めて会ったよしくんは
より一層かっこよくみえて
やばかった…笑

「とっ,とりあえず公園
にでも行く?」

顔がみれなーい。

⏰:08/03/28 00:45 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#39 [みゅ]
 

初めてのデート…
とりあえず近くの公園の
ベンチに腰をおろす

なんで今まで幼なじみと
して会っていたときの
ように普通にできないのか…

沈黙の苦手な私は
ひたすらくだらない事を
しゃべり続けた

⏰:08/03/28 01:12 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#40 [みゅ]
 

2時間ほどしゃべったころ

〜♪

『今どこなの?』

お母さんだ…

「誰から?」

「お母さん…」

「じゃあそろそろかえろっか」


帰りたくないな。

⏰:08/03/28 09:19 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#41 [みゅ]
 

お母さんに
『すぐ帰る』
と返事を返し,遠回りして
家の近くまで送ってもらった

バイバイしたくない…
そのときよしくんが

「美月,明日も
高校見学だよな?」

「そーだよ。」

「じゃあ,俺明日も同じ時間に
こっちくるから明日も会おうよ」


やったー,幸せ…笑

⏰:08/03/28 09:27 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#42 [みゅ]
 

その日の夜

よしくんからのメールで

『最後バイバイするとき
ちゅーしようかと思った
けどできんかった〜』



…ちゅー?


『そーなんだ〜』

ちゅーなんて心の準備が…笑

⏰:08/03/28 10:15 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#43 [みゅ]
 

昔は,よくちゅーしてたな…


私はずっと普通だと思ってたが
谷口家と遊びに行った帰りは
毎回子供がお互いの家族全員と
おやすみとさよならのちゅーを
するのがしきたりだった

⏰:08/03/28 11:47 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#44 [みゅ]
 

物心ついたころから
そうしてきたので
当たり前だと思っていた

小学校3年くらいかな
ちゅーしなくなったの。

私が小3のときよしくんは小5
当たり前っちゃ当たり前か。

あのころはなんだか寂しかったな


なんてことを考えながら
眠りについた

⏰:08/03/28 11:53 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#45 [みゅ]
 

次の日も高校見学

本命の高校ではなかったので
ほとんど見てるふり。

でも楽しみなことがあると
時間が経つのは遅い



…まだおわんないの?

⏰:08/03/28 17:27 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#46 [みゅ]
 

やっと長かった高校見学もおわり
地元に帰ってきた

「美月〜,帰ろうか」

と声をかけてくれたのは
幼稚園からの親友の由里だ

「由里,実は…」

と事情を説明すると由里は

「まじ!!やったじゃん!!
おめでとう。じゃあ先
帰っとくね」

と言って笑顔で帰っていった

⏰:08/03/28 18:26 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#47 [みゅ]
 

みんなが喜んでくれる
ってうれしいな

とか思いつつよしくんを待つ






…おそーい。

15分ほどしてからメールがきた

『あと10分くらいでつく』

⏰:08/03/28 19:03 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#48 [みゅ]
 

まだあと10分もかかるのか…
寒いなあ〜

とか考えながら1人寂しく
待ち続けた。


しばらくして,聞き慣れた声。

「悪い,遅くなった」

⏰:08/03/28 20:04 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#49 [みゅ]
 

「遅いよ〜,寒かったし」

なんて言いながら昨日と
同じ公園へ移動。

「寒かった?ごめんな」

とよしくんが言ってベンチに
座った瞬間,私の肩に暖かい
何かが触れた。

隣をみるとセーターの
よしくんが微笑んでいた。
「これで大丈夫?」

⏰:08/03/28 21:00 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#50 [みゅ]
 

私の肩に触れた物は



〜よしくんの学ラン〜


私はよしくんの優しさと
気遣いに顔が真っ赤になった


「ありがとう」

としか言えなかった。

⏰:08/03/28 21:18 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#51 [みゅ]
 

ここからは昨日と同じ

相変わらず私がしゃべりまくって
親からメールがきて
遠回りして送ってもらった…




違うのは私の肩によしくんの
学ランがかかっていることだけ




⏰:08/03/28 22:57 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#52 [みゅ]
 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

次の日から私は学校に携帯を
持っていくようになった。

できるだけずっとよしくんと
連絡をとっていたいから

授業中でもかまわずメールした

くだらない話でも楽しかった

⏰:08/03/29 23:29 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#53 [みゅ]
 

『明日,俺学校早くおわるんだ
けど…会いにいっていい?
前に美月が言ってた川に
連れていってよ』

お昼時に突然の
よしくんからのお誘いメール。

嫌なわけないじゃん

『いいよ,明日楽しみにしてる』

私…明日,デートするんだ

…へへへ。笑

⏰:08/03/30 00:16 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#54 [みゅ]
 

授業中なのに顔がにやける


…ヘヘヘ。笑

多分正面からみてたら
気持ち悪いだろうな


でもそんなこと気にしない

だって…ねぇ。笑

⏰:08/03/30 13:57 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#55 [みゅ]
 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

〜デート当日〜

約束通り私は前々から
言っていた川によしくんを
連れていってあげた。

川は特に何もないので
2人でいろんな話をした

学校であったこと
家でのこと…など

2人で行った川 [jpg/30KB]
⏰:08/03/31 10:20 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#56 [みゅ]
 

日が暮れて辺りが暗く
なってきたころ

〜♪
美月の携帯がなった

「メールだ!誰だろ?」

…よしくん?
なんで一緒にいるのにメール?

疑問に思いながらも
メールを開いてみると…

⏰:08/03/31 10:43 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#57 [みゅ]
 




『ちゅーしてもいい?』



…思わず,微笑んでしまった

⏰:08/03/31 10:45 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#58 [みゅ]
 

「なんで笑ってるん!!
…返事は?」


可愛いな〜
なんて思いながら返事を返した



『いいよ』

⏰:08/03/31 11:15 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#59 [みゅ]
 

よしくんの顔が近づいてくる


…心臓が口からでてきそう


ちゅっと優しく私の唇に
よしくんの唇が触れた

と,そのとき

「んっ」

⏰:08/03/31 11:18 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#60 [みゅ]
 

よしくんの舌が私の口に
入ってきた…

「ん〜」

初めての事なのでどーしていいか
わからず,されるがままに
しているしかなかった。



⏰:08/03/31 12:06 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#61 [みゅ]
 

唇が離れた後,2人は
照れ笑いをしながら
帰路についた。

「順番,逆になっちゃったけど…
手つなご?」

と,よしくんが私の顔を
のぞきこむ

「…うん」

多分あたし,顔真っ赤だ


⏰:08/04/02 11:10 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#62 [みゅ]
 

差し出された手を握る

するとよしくんの体温が
伝わってきた

「美月,手冷たすぎ!笑」

なんていいながら一生懸命
手を暖めてくれるよしくんが
今,何よりも愛おしい。

⏰:08/04/06 09:59 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#63 [みゅ]
 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
〜学校にて〜

「美月〜,聞いて聞いて!」

と,廊下の端から葵がすごい
勢いで走ってきた

「わかったから落ち着いて!笑
そんな焦らなくても聞くから。
どーしたの?」


⏰:08/04/06 10:23 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#64 [みゅ]
 

「今度の日曜…遊ぶことに
なっちゃった!」

「え?誰と?」

「炭川さんだよ!もう忘れたの」

…忘れてた〜
そーいえば葵,炭川さんと
メールしてたんだった

遊ぶ約束までしたんだ

⏰:08/04/06 13:12 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#65 [みゅ]
 

「まじ〜!やったね!
頑張って♪」

「ありがと♪美月と美月の
彼氏さんのおかげだよ!」

…私,役に立てたかな

このままうまくいくといいな

⏰:08/04/06 14:23 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#66 [みゅ]
 

久々に更新
誰かみてくれるかな?

⏰:08/04/11 00:17 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#67 [みゅ]
 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

そして迎えた日曜日


この日からかな…

おかしくなっちゃったの。

⏰:08/04/11 00:18 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#68 [みゅ]
 

その日私はたまたま愛と
お菓子を作る約束をして
材料を2人で買いに行く
ところだった

〜♪
…んっ,葵から電話?
珍しいなあ

なーんて思いながら電話に
でてみる

「葵,どーしたの?」

「…今から会うけど緊張
しすぎて無理!!ちょっ,
今から来て〜」

⏰:08/04/11 00:26 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#69 [みゅ]
 

「今から?愛もいるんだけど…」

「愛ならいいよ!!笑
今駅だから!!まってるね」

…ツー,ツー,ツー

私まだ行くって言って
ないのに…

と思いながらもちょっと
楽しくなってきて愛と
予定変更して駅へ向かった

⏰:08/04/12 11:42 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#70 [みゅ]
 

駅へ向かう途中
私はよしくんにメールした
炭川さんと友達だしね

『今日炭川さんと美月の友達
が会うんだって!!』




これが間違いの始まりだった

⏰:08/04/12 11:48 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#71 [みゅ]
 

私と愛が駅につくと
ちょっとお洒落した葵が
固い顔をしていた

「葵,大丈夫?」

というと声を震わせながら

「炭川さん,次の電車に
乗ってるんだって…
どーしよ?」

どーしよって…汗


⏰:08/04/12 11:52 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#72 [みゅ]
 

会うしかないでしょ〜

とか思ってたら突然
思ってもないことばが…

「あっ,そーだ!!美月1回会った
ことあるんだよね?」

…嫌な予感

「先に会って話してきてよ」

やっぱり…
ってかなんでだよ!!汗

⏰:08/04/12 11:56 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#73 [みゅ]
 

「いやいや,それは
おかしいでしょ」

って言っても葵と愛は
きいてない…

結局私が先に1人で
会いにいくことに…泣

なんでこーなるんだ。。

⏰:08/04/12 12:14 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#74 [みゅ]
 

なんてことをわいわい
やってたら炭川さんの乗ってる
電車がやってきた

「改札でたところで待ってる
ってメール来た!!美月お願い!!」

…お願いって。汗

私は観念して渋々改札に向かった

何故か私,愛,葵の順で
縦に並んで

⏰:08/04/12 13:01 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#75 [みゅ]
 

改札の近くの角で2人は
覗いて待ってると言って
そこからは1人で炭川さんの元へ

1度会っただけだが顔は
なんとか覚えていた

ってか気まずいだろ!!汗
とりあえず会釈して

「お久しぶりです」

と言うのが精一杯だった

「久しぶりだね」

覚えてくれてたんだろうか?
そう優しく言った炭川さんの
後ろに何故か見覚えのある顔が…

⏰:08/04/12 13:06 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#76 [みゅ]
 

「よしくん?なんで?」

「美月がメールくれたから♪」

…あほ

「すっちゃんと会う子
はどこ?」

すっちゃん=炭川さんなんだろう

「あの角の向こうに…」

⏰:08/04/12 14:27 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#77 [我輩は匿名である]
頑張って下さい

⏰:08/04/13 02:53 📱:F705i 🆔:☆☆☆


#78 [みゅ]
 

匿名さん

ありがとうございます
励みになります
頑張ります

⏰:08/04/13 10:46 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#79 [みゅ]
 

私は葵を角から
ひっぱりだした

「葵ちゃん?」

炭川さんが優しく声をかける

炭川さんは身長175pくらいで
眼鏡をかけていていいお兄さん
って雰囲気である


⏰:08/04/13 10:57 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#80 [みゅ]
 

「…はっ,はい」

葵が顔を赤らめながら
返事をする

2人の初対面が終わった
ところで私,愛,よしくんは
ひきあげようとした

「じゃあ,ごゆっくり♪」

すると…

「えっ,せっかくだし一緒に
いたらいいじゃん」

と炭川さん

⏰:08/04/13 11:14 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#81 [みゅ]
 

「そんな…悪いですよ」

と言って後ろをみると
葵が目で「2人にしないで」
っと訴えていた

よしくんもまんざらでも
なさそうだし…
愛はニヤニヤ楽しそうだし…

…はあ

「じゃあ5人で遊びましょうか」

…なんでこーなるんだ

⏰:08/04/13 11:25 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#82 [みゅ]
 

でも私達の地元は田舎
どこにも行く場所がなかった

「どこいきましょ?」

なーんて言ってるとよしくんが

「あっ,もっちゃん家いこか」

…もっちゃん?

なんだかわからないまま
私達は全く知らない人の家に
行くことになってしまった


⏰:08/04/13 12:08 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#83 [みゅ]
 

もっちゃんと呼ばれる人の
家によしくんと炭川さんは

「もっちゃん,入るでー」

と叫んでずかずかと入っていき
勝手に入ったくせに私達に
自分の家のように

「どうぞ。和室でいい?」

なんて言っていた

⏰:08/04/14 16:04 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#84 [みゅ]
 

…おーい

なんて心で思いながらも
体と口は

「おじゃましまーす」

なんていいながら入って
いってしまっていた


⏰:08/04/14 16:08 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#85 [みゅ]
 

和室に案内してもらうと
机をはさみ男と女に別れて座った

最初は軽く話しをしたり
トランプやウノをしたりしてた

そして大分馴染んできたころ
誰がいいだしたのかわからないが
電気をけし,窓を閉め
部屋を真っ暗にした
そして,

「美月」

と耳元でよしくんにささやかれ
振り返った瞬間

「んっ?!」

⏰:08/04/14 16:17 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#86 [みゅ]
 

私の唇によしくんの唇がふれた

「んっ,ちょっ,みんないるやん」

と私が囁くと

「真っ暗やからみえへんって
それに…」

「それに?」

「人おるともえるやろ♪」

…あほー(涙)

⏰:08/04/14 16:44 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#87 [はる]
めっちゃおもろい
更新頑張ってください

⏰:08/04/14 17:08 📱:SH704i 🆔:58NyXEpE


#88 [みゅ]
 

はるさん

そんなこと言ってもらえて
感激です
ありがとうございます

⏰:08/04/14 17:14 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#89 [みゅ]
 

なんて言ってると突然

「まぶしっ」

光が私達を照らした

よくみると愛が携帯で
私達を照らしていた

そして愛,葵,炭川さんの順で並び
こっちを見つめていた

「なっ,何…?」

⏰:08/04/14 17:27 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#90 [みゅ]
 

「今,なにしてたんー?笑」

「驚き方尋常じゃなかったで?」

っと,愛,葵に言われどきっとした
慌ててごまかそうと

「なんにも『ちゅー♪笑』

…ん?

⏰:08/04/14 17:51 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#91 [みゅ]
 

なにか聞こえたような…

聞こえなかったことに
したいような…

「ちゅーとか2人の
ときにしろよなー笑」

と炭川さんの声…

…やっぱり(泣)

「よしくんー

⏰:08/04/14 17:55 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#92 [みゅ]
 

「だから今度はいきなり
光当てんといてな!
次は何してるかわからんから♪」

…って何無視しとるねん!

とかつっこんでみたけど
効果はもちろんなし。

3人はニヤニヤしながら光を
消して部屋はまた暗闇に戻った

⏰:08/04/14 18:06 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#93 [ゎか]
ばりおもろいやん★笑
ニヤけたわ〜(^_^)!!

⏰:08/04/14 19:06 📱:W51P 🆔:☆☆☆


#94 [みゅ]
 

ありがと
なかなかリアルやろ?笑

⏰:08/04/14 20:05 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#95 [みゅ]
 

…よしくんの隣は危険だ

そう判断した私は移動しようと
思い,立ち上がろうとした

そのとき

「うわあっ」

突然ぐいっと腕が引っ張られた


⏰:08/04/15 09:21 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#96 [みゅ]
 

「どこいくの?」

…ドキッ

「いや,ちょっと…汗」

「ふーん。」





なんか嫌な予感…。

⏰:08/04/15 16:51 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#97 [みゅ]
 

すると,突然腕を掴まれ
そのまま畳みに押し倒された。


…嫌な予感的中。

「何してんの

っと小声で抗議する。




が…


⏰:08/04/15 19:39 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#98 [ゆな]
続き気になるー!!!
楽しみにしてるんで
また更新して下さいね☆

⏰:08/04/15 20:28 📱:PC 🆔:ymVCiBEQ


#99 [みゅ]
 

ゆなさん

ありがとうございます☆
頑張ります

⏰:08/04/15 20:49 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#100 [みゅ]
 

「声だしたらみんなに
ばれちゃうよ?」

…鬼だ,悪魔だ。

そう思ったが,言い返す言葉
がなく黙っていると
それが同意の合図だと
思ったのか…

唇を塞がれた

⏰:08/04/15 20:59 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


#101 [みゅ]
 



「んっ,…ん?」

突然腹部に違和感が。。

…えっ?まさか?





そのまさかだった

⏰:08/04/15 21:43 📱:SH703i 🆔:☆☆☆


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