狼男にご注意を
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#73 [
マイマイ
]
野沢くんが少し苦笑いしながら言った。
「「忘れてた(笑)」」
私と智香が同時に言った。
「ひどすぎる…」
それから3人で笑いあった。
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:08/03/30 10:03
:F904i
:VjOTRXeM
#74 [
マイマイ
]
「夜深っ!!
次移動教室だから早く行かないとっ!!」
智香がハッと思い出したように言った。
「あっ!!そっか!!
私日直だから先に行ってて??」
私はガタッと席を立ち上がり言った。
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:08/03/30 10:08
:F904i
:VjOTRXeM
#75 [
マイマイ
]
「了解っ!!」
智香と野沢くんは2人で教室から出て行った。
「私も早く行こっと!」
私は教室の鍵を閉めるために前にある鍵を取りに行く。
ーガタッ
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:08/03/30 10:11
:F904i
:VjOTRXeM
#76 [
マイマイ
]
「あっ…」
私は取った鍵を床に落としてしまった。
「握力大丈夫かな?;;」
何てふざけた事を考えながらしゃがみ込み床に落ちた鍵に手を伸ばす。
「ふぅ〜…
早くしないと遅刻しちゃう!」
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:08/03/30 10:14
:F904i
:VjOTRXeM
#77 [
マイマイ
]
軽くため息をついてから立ち上がりスカートをはたきながらドアに向かった。
ーズキッ
「…っ!?」
突然胸元の傷が痛んだ。
(今日はよく痛むな…)
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:08/03/30 10:16
:F904i
:VjOTRXeM
#78 [
マイマイ
]
胸元を軽くこすりながら思った。
ーガラッ
「いっそっげーっ!!」
1人変にテンションが高いまま教室の外にでた。
「…っ…」
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:08/03/30 10:25
:F904i
:VjOTRXeM
#79 [
マイマイ
]
息が出来ない…
「やっと見つけた…」
私にそう言ったのは
転校生の牙塚恭弥だった。
「はぁ…っ…」
胸元の痛みがだんだん酷くなって私はしゃがみ込みそうになる。
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:08/03/30 10:29
:F904i
:VjOTRXeM
#80 [
マイマイ
]
だけど私の体は床にはつかなかった…
顔をあげるとそこには大きな胸板があった。
私の腰には手が添えてあり私を支えている。
「はぁ…誰な…の??」
私は私を支えている手を掴みながら言う。
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:08/03/30 10:39
:F904i
:VjOTRXeM
#81 [
マイマイ
]
ゆっくりと顔をあげると私を真っ直ぐ見つめる整った顔…
「ずっと探したんだ…
忘れるなよ…」
牙塚恭弥は目を細めて私を見ながら空いている手で私の胸元をゆっくりとなぞった。
「…っ!!//」
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:08/03/30 10:44
:F904i
:VjOTRXeM
#82 [
マイマイ
]
:08/03/30 10:46
:F904i
:VjOTRXeM
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