夢の中の私の影
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#262 [紫陽花]
「じゃあ今日はこれで帰りますね」

本当は近くのファミレスや喫茶店に入って体を暖めながら、たくさん話したかったし、もっと一緒にいたかった。

⏰:08/06/22 23:57 📱:F905i 🆔:N5pkM4HY


#263 [紫陽花]
けれど優人さんは今、仕事で私と一緒に居るわけでプライベートなことは勤務中に出来ない。

それに私自身、優人さんの近くにいたいと思う自分と今日は早く家に帰って一人になりたいと思う自分もいた。
つい30分ほど前に久子先生が話していた私の過去をちょっと整理しないと頭がおかしくなりそうだったから。

⏰:08/06/22 23:58 📱:F905i 🆔:N5pkM4HY


#264 [紫陽花]
「それでは、また今度……」

今度なんてあるのかな?
優人さんは私を疑ってるかもしれないのに?
極度のネガティブ思考に自分でも笑いがでる。

⏰:08/06/22 23:58 📱:F905i 🆔:N5pkM4HY


#265 [紫陽花]
「………柚紀ちゃん!!」

私が優人さんに背を向け立ち去ろうとするとそれに逆らうかのように私は呼び止められた。

⏰:08/06/22 23:59 📱:F905i 🆔:N5pkM4HY


#266 [紫陽花]
「家まで送るよ……それにこのご時世、女子高校生が夜道を独りじゃ危ないでしょ?」

少し含みのある笑みをこぼしながら優人さんは私の隣へと足を進め、横に並んでくれた。

⏰:08/06/23 00:00 📱:F905i 🆔:EaJBTFrg


#267 [紫陽花]
もちろん優人さんが車道側。私を車から守るように隣にきてくれた。




だめですよ、そんなことしちゃ……。

⏰:08/06/23 00:00 📱:F905i 🆔:EaJBTFrg


#268 [紫陽花]
私はまた優人さんの事を好きになってしまう。

あなたの行動、言葉、気遣い、全てが私を一人の女にさせる。

かわいい家族としての姪っ子でもいいと考えていたわたしの決意をあっさりと壊し、かわりに期待という名の甘い誘惑を残していく。

⏰:08/06/23 00:01 📱:F905i 🆔:EaJBTFrg


#269 [紫陽花]
だけど私の体は思ったより素直で

「お願いします」

と声をかけた後、少し、ほんの少しだけ、肩が触れ合うまで優人さんの近くへ行ってしまうのだった。

⏰:08/06/23 00:02 📱:F905i 🆔:EaJBTFrg


#270 [紫陽花]
感想板

今後の予定について少し書いています(・∀・)
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3531/

⏰:08/06/23 00:07 📱:F905i 🆔:EaJBTFrg


#271 [紫陽花]
――――――………

―――――……

喉がイタい。
嘔吐した後の胃酸がこみ上げてきたようなヒリヒリとした焼け付く痛みが私を襲う。

それに声も出ない。
だが喉が痛くとも、声がでなくとも、やっぱりこれは夢だな、なんて不思議と納得している自分が面白い。

⏰:08/06/24 23:13 📱:F905i 🆔:kVepP.ak


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