・・悪魔なキミ・・
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#217 [みい]
でも、私の手に残った手紙の入った封筒が、それが真実であるということを物語っていた。
………………………………
どうすればいいんだろう…。
部屋で彼からの手紙を読み終えた私は、すっかり途方に暮れていた。
自慢じゃないけど生まれてこのかた、一度も異性から告白されたことがなかったのだ。
:08/05/29 23:14
:SH905i
:OpId9lm6
#218 [みい]
「よければメール下さい、かあ…」
これって…やっぱり一応はするべきなのかなあ…。
『早瀬柚稀です、よろしくね』
とりあえず、可愛いげも何もないシンプルなメールを送ってみた。
携帯を閉じた瞬間に着信音が鳴る。
:08/05/29 23:15
:SH905i
:OpId9lm6
#219 [みい]
《メール1件:会田奏(アイダ ソウ)》
えっ!!返信早っっ!!!
『メールありがとうございます
!!さっきはいきなりすいませんでした
』
絵文字混じりの女の子みたいなメール。
会田君はすらっとした感じの染谷蓮とは対照的に、少しがっしりとした体格だった。そんな見た目とこのメールにギャップがあるもんで、なんだか笑ってしまった。
:08/06/01 22:28
:SH905i
:cxlp0rTo
#220 [みい]
……………………………
なんだかんだでもう3日間メールが続いている。
会田奏君。一年生で、部活はバスケ。好きな食べ物はオムライスで、嫌いな食べ物は特になし。
告白の返事はしていない。なんかお互いにその話題を避けてるっていうか…
そもそもあちらが聞いてこないので、こちらとしてもどのタイミングで切り出せばいいのかわからないのだ。
:08/06/01 22:28
:SH905i
:cxlp0rTo
#221 [みい]
しかも返事、決まってないし…。
悪い人ではないと思うけど、なにせついこないだまで赤の他人だったんだよ?
そんな人をいきなり彼氏にだなんて…アリですか!?アリなんですかね!?!?
一人で悶々と悩んでいると、携帯が鳴った。きっと会田君だろう。
『明日会えますか?』
開いてみると、会田君らしくないシンプルなメール。
:08/06/01 22:29
:SH905i
:cxlp0rTo
#222 [みい]
うー…特に断る理由もないしなあ……。
まあ会うだけだし…いっか!
私は会田君のお誘いを深い意味で受け取らずにOKしてしまった。
………………………………
ってわけで、今日は会田君と帰ることになったんだけど…厄介な奴が約1名…;;
「柚、帰んぞ」
:08/06/01 22:30
:SH905i
:cxlp0rTo
#223 [みい]
やっぱしきたー!!!!悪魔のお出ましですよ…;;
どうすんのよ私!?
「あ、えっと…ちょっと今日は…」
私がしどろもどろになりながら口ごもっていると、
「今日は柚、会田君と帰るんですよー♪」
と後ろからさえちゃんのでっかい声。
:08/06/01 22:31
:SH905i
:cxlp0rTo
#224 [みい]
うぎゃ〜!!余計なこと言わなくていいっつーの〜!!!!;
私は慌ててさえちゃんの口を塞ぐが、もはや後の祭だ。
「会田…?ああ、あいつか…」
悪魔は表情を崩さずそう呟くと、
「じゃあ気をつけて帰れよ。室田も気いつけて♪」
とにこっと笑ってから軽く手を挙げ、教室を出ていった。
:08/06/01 22:32
:SH905i
:cxlp0rTo
#225 [みい]
なっ…なんだあのスマイル(偽)は!!
あっ、さえちゃんがいるからか。いい人バージョンの染谷蓮だったってわけね。
…くっそ〜なんか腹立つ!!猫かぶりやがって!!!!
「柚、早く会田君とこ行かなきゃいけないんじゃないの!?」
さえちゃんの言葉にはっと我に返ると、もう約束の時間10分前だった。
:08/06/01 22:33
:SH905i
:cxlp0rTo
#226 [みい]
「ひぇえっ!!私行かなきゃ!!バイバイさえちゃんっ!!」
私はさえちゃんに手を振りながら、慌ただしく教室を後にする。
………………………………
――*蓮Side*――
帰り道を一人で歩いてたら、後ろから甲高い声。
「染谷君っ♪」
…俺こいつ嫌いなんだけど。
:08/06/01 22:33
:SH905i
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