・・悪魔なキミ・・
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#277 [みい]
「なんだその声。女ならもっとかわいらしく驚けよ」
……そら悪うございましたねーだっ!!…てゆーかっ!!
「誰があんたのことなんか待つっ…」
「うるさい。朝から近所迷惑だろーが」
私の文句は染谷蓮の左手によって遮られる。
奴の手が自分の唇に触れた瞬間、不覚にもドキっとしてしまった。
:08/06/15 00:11
:SH905i
:qoh7EttI
#278 [みい]
「〜〜っ//」
私が静かになったのを確認すると、染谷蓮はそっと手を離した。
…やっぱ昨日言ってたことは嘘だ!!だってこんなの、好きな子に対する態度じゃないもん!!
真に受けないでよかった。また馬鹿にされるとこだったよ。
しかし、私のこんな考えは次の染谷蓮の一言で粉々に砕け散った。
「昨日の、本気だから」
:08/06/15 00:12
:SH905i
:qoh7EttI
#279 [みい]
「…っ!!//」
「ほら、早く行くぞ。遅れる」
私の返事も聞かないで染谷蓮はすたすたと歩き始める。
『本気だから』って…そんなこと耳元で囁くなんてズルイ。
ドキドキ…しちゃうじゃん。意識しちゃうじゃん…。
会田君の笑顔が頭をよぎる。でも目は染谷蓮の背中を見つめてる。
:08/06/15 00:14
:SH905i
:qoh7EttI
#280 [みい]
今、ありえないくらい胸が高鳴ってる。
その対象は…誰?
自分でもわからない。私は誰にときめいてるの?誰が好きなの?
………………………………
お昼休みはいつものように会田君と過ごした。
何も悪いことなんてしていないはずなのに…この罪悪感は何?
:08/06/15 00:14
:SH905i
:qoh7EttI
#281 [みい]
今日は委員会がある日だから、放課後は保健室に集合とのこと。
会議中も上の空。先生の話もほとんど聞いてなかった。
私の頭を占領するのは…悪魔。
姿が、声が、頭から離れない。
ようやく委員会が終わり、下駄箱に向かおうとした私は、お弁当箱を教室に置き忘れたことに気がついた。
:08/06/15 00:16
:SH905i
:qoh7EttI
#282 [みい]
「あーっと、危ない危ない!」
今日週末だし、土日そのまま放置してたら腐っちゃうよ;
私は急いで教室へと足を進めた。
「ふぅ…」
少し息を上がらせながら教室に着くと、ドアが半開きになっていた。
あーあ…日直の人、怒られちゃうなあ、かわいそうに…。
:08/06/15 00:16
:SH905i
:qoh7EttI
#283 [みい]
なんて同情しながら、中へ入ろうと顔を上げた時…信じられない光景が目に飛び込んできた。
…染谷蓮のキスシーン。
相手は背を向けていてわからないけど、同学年の女の子。
私のところからだと、ばっちりと染谷蓮の表情が見えた。
…目つぶって、色っぽい顔して。
…傍観してる場合じゃないや。
:08/06/15 00:17
:SH905i
:qoh7EttI
#284 [みい]
くれぐれも気付かれないようにこの場を去らなくては…。
そろり、そろりと一歩ずつ後ずさる。
が、細心の注意もむなしく、無意味なものとなってしまう。
足をつまづき、その衝撃で手に握っていた携帯を落としてしまったのだ。
カシャーンッ!!
その音は、静かな教室中に響き渡った。
:08/06/15 00:20
:SH905i
:qoh7EttI
#285 [みい]
染谷蓮の目がうっすらと開き、私を捕らえたと同時に、驚いたように見開かれる。
「あ……」
私は掠れた声を発すると、急いで携帯を拾って教室を後にし、逃げるように走り出した。
「ゆずっ!!!」
後ろから聞こえる悪魔の怒鳴り声も無視して、ただひたすら走った。
:08/06/15 00:21
:SH905i
:qoh7EttI
#286 [みい]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新
Stopします

読者様、もしいらっし
ゃったら感想等是非よ
ろしくお願いします
励みになるので、、

>>1みい
感想板
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:08/06/15 00:24
:SH905i
:qoh7EttI
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