・・悪魔なキミ・・
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#281 [みい]

今日は委員会がある日だから、放課後は保健室に集合とのこと。


会議中も上の空。先生の話もほとんど聞いてなかった。


私の頭を占領するのは…悪魔。


姿が、声が、頭から離れない。


ようやく委員会が終わり、下駄箱に向かおうとした私は、お弁当箱を教室に置き忘れたことに気がついた。

⏰:08/06/15 00:16 📱:SH905i 🆔:qoh7EttI


#282 [みい]

「あーっと、危ない危ない!」


今日週末だし、土日そのまま放置してたら腐っちゃうよ;


私は急いで教室へと足を進めた。


「ふぅ…」


少し息を上がらせながら教室に着くと、ドアが半開きになっていた。


あーあ…日直の人、怒られちゃうなあ、かわいそうに…。

⏰:08/06/15 00:16 📱:SH905i 🆔:qoh7EttI


#283 [みい]

なんて同情しながら、中へ入ろうと顔を上げた時…信じられない光景が目に飛び込んできた。


…染谷蓮のキスシーン。


相手は背を向けていてわからないけど、同学年の女の子。


私のところからだと、ばっちりと染谷蓮の表情が見えた。

…目つぶって、色っぽい顔して。


…傍観してる場合じゃないや。

⏰:08/06/15 00:17 📱:SH905i 🆔:qoh7EttI


#284 [みい]

くれぐれも気付かれないようにこの場を去らなくては…。


そろり、そろりと一歩ずつ後ずさる。

が、細心の注意もむなしく、無意味なものとなってしまう。


足をつまづき、その衝撃で手に握っていた携帯を落としてしまったのだ。


カシャーンッ!!


その音は、静かな教室中に響き渡った。

⏰:08/06/15 00:20 📱:SH905i 🆔:qoh7EttI


#285 [みい]

染谷蓮の目がうっすらと開き、私を捕らえたと同時に、驚いたように見開かれる。


「あ……」


私は掠れた声を発すると、急いで携帯を拾って教室を後にし、逃げるように走り出した。


「ゆずっ!!!」


後ろから聞こえる悪魔の怒鳴り声も無視して、ただひたすら走った。

⏰:08/06/15 00:21 📱:SH905i 🆔:qoh7EttI


#286 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新Stopします

読者様、もしいらっし
ゃったら感想等是非よ
ろしくお願いします
励みになるので、、

>>1みい感想板
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/06/15 00:24 📱:SH905i 🆔:qoh7EttI


#287 [みい]

――*蓮Side*――

やってしまった。よりによってこんな場面を見られちまうなんて、最悪だ。


ことの発端は30分前。


柚に「今日、委員会だから!」と顔も見ずに吐き捨てられた俺は、柚を待ちぶせしてやることにした。


教室の机の上に座って携帯をいじっていると、見たことない女が入って来た。

⏰:08/06/16 23:58 📱:SH905i 🆔:Al3ni/IE


#288 [みい]

「あの…染谷君?」
「ん?何?」


俺は携帯をいじる手を止め、顔を上げて女に微笑みかけた。もちろん芝居だけど。


「えっと…好きなんです!!…言うつもりはなかったんだけど、今ってチャンスかな〜…とか思っちゃって…」


派手な成りをしたその女は、そう言いながら、似合わねーよって言いたくなるくらいもじもじしてこちらを見ていた。

⏰:08/06/16 23:59 📱:SH905i 🆔:Al3ni/IE


#289 [みい]

論外。てかお前誰だし。


「ごめんね、俺好きな子いるんだ」


頭を掻き、申し訳なさそうに俯いてみた。これで諦めるだろうと思ったから。

しかし、どうやら俺の考えは甘かったらしい。


「誰!?好きな子って…誰よ!?」


女は目の色を怒りに染め、俺に突っ掛かってきたのだ。

⏰:08/06/17 00:00 📱:SH905i 🆔:3rK/8YuM


#290 [みい]

うーわ、発狂パターンかよ。マジめんどくせっ!


そう思いつつもあくまで優しくなだめようと試みた。


「ごめんね、でもそれは君には関係ないから」


しかし、俺の穏やかな口調が逆に彼女を刺激したようだ。


「もしかして柚稀って子!?…いつも一緒に登下校してるし…ねえ!あの子なの!?」

⏰:08/06/17 00:01 📱:SH905i 🆔:3rK/8YuM


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