・・悪魔なキミ・・
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#385 [みい]

「……何?」


『何?って聞かれたら「何となく♪」って答えなさい!』


なっ、なんか、語尾に「♪」なんか付けれるような空気じゃない気もするけど…らじゃーです、さえちゃん!


「な、何となく?♪」


「「………」」


え、まさかの沈黙ですけども…。

⏰:08/07/13 23:46 📱:SH905i 🆔:t2xWSDTg


#386 [みい]

え、この雰囲気どうなる?いい感じ…なのか!?


蓮の手の上に自分の手を重ねたまま、次の蓮の言葉を待つ。


でも、蓮の口から出た言葉は、私が期待してたようなものじゃなかった。


「…あ、そ」


…え?たったの2文字?記号入れても4文字しかないよ!?

⏰:08/07/13 23:48 📱:SH905i 🆔:t2xWSDTg


#387 [みい]

しかもそう言ったあと、逆の手で私の手を掴んで、自分の手から離させた。


そして何事もなかったかのように、また画面に目を向ける。


「……帰る」


私はやっとの思いでそれだけ言うと、立ち上がった。


「…なんでもう帰んの?」
「なんでも」

⏰:08/07/13 23:49 📱:SH905i 🆔:t2xWSDTg


#388 [みい]

「何怒ってんだよ」


あ、蓮、イライラしてる。そうゆう時、首に手をやるの癖だもんね。


「怒ってるのは蓮のほうでしょ」
「は?お前じゃん」


なんでそんなに冷静なわけ?逆に恐いじゃんか。


「…んなに…」
「え?」

⏰:08/07/13 23:52 📱:SH905i 🆔:t2xWSDTg


#389 [みい]

「そんなにDVD見たいなら一人で見ればいいじゃない!!」


振り絞るように叫んだ瞬間、涙がこぼれた。


「全然私にかまってくれないしっ…!」


それどころか、かまってアピールを邪険に扱われる始末。


蓮の顔が見れない。どんな顔してるか、知るのが恐くて。

⏰:08/07/13 23:53 📱:SH905i 🆔:t2xWSDTg


#390 [みい]

「もう…帰るから…」


泣き顔を隠すように下を向いたまま、ドアを開けようとした時、ドアノブにかかった私の手に蓮の手が重なる。


「…泣くな」


そんな声とともに、私の体は後ろから蓮によって包み込まれた。


「離して…。もう帰る…」

⏰:08/07/13 23:56 📱:SH905i 🆔:t2xWSDTg


#391 [みい]

蓮の腕の中で暴れれば暴れるほど、強く抱きしめられる。


「…かまってやるから。帰るなよ」


…蓮はいつだってずるい。耳元でそんな声で言われると、逆らえなくなるじゃない。


「お前がいいなら、俺はお前のことかまいまくりたいけど?」
「…嘘だ」


それならあんな態度とるはずないもん…。

⏰:08/07/13 23:58 📱:SH905i 🆔:t2xWSDTg


#392 [みい]

「嘘じゃねえよ。でも、お前こないだちょーっとキスしただけで、過呼吸みたいになってたからさ」


くすくすと蓮の笑う声が聞こえる。


こないだとは、付き合い始めた当日のこと。


「そっ、そんなことないもん!//」


まるでお子ちゃまってからかわれてるみたいで…むかつく!//

⏰:08/07/13 23:59 📱:SH905i 🆔:t2xWSDTg


#393 [みい]

「だから柚のペースに合わせようと思ってたんだけど…柚、俺にかまってほしいんだ?」
「そっ、そんなわけっ…」


急いで否定しようとした私の言葉を、蓮が遮る。


「ないとは言わせねーよ?今日、あんだけ誘っといてさ…」
「なっ……//」


き、気付いてたんですか…!?//

⏰:08/07/14 00:01 📱:SH905i 🆔:XkgL1vs2


#394 [みい]

「無理してるなーって思ってシカトこいてたんだけど…かまって!って泣かれたら仕方ねえな」


後ろから抱きしめられてるから、蓮の表情は分からないけど…絶対、楽しんでる…。


「別にかまってほしくて泣いたんじゃないもん!蓮にかまってほしくなんかない!!」


こうなったら断固否定!


……あれ?

⏰:08/07/14 00:04 📱:SH905i 🆔:XkgL1vs2


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