・・悪魔なキミ・・
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#67 [みい]

と鞄の中をごそごそとあさり始めた。

よかったあ…(涙)そんな気にしてないみたいだ。佐々木君ってのほほんとしてるもんなあ(笑)いろいろと鈍いのかも。


そんなことを考えながら安心していた私の目の前に、ぴっと2枚の紙切れが現れる。

「へ?………ぁあっ!!これっ…!!」


佐々木君が私の目の前に差し出したのは、以前から私が見たがっていた映画のチケットだった。

⏰:08/05/08 17:02 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#68 [みい]

「これ、前から早瀬見たがってたじゃん?だから、どうかなって…」


鼻の頭を掻きながら、語尾を小さくする佐々木君。


えっ?えっっ?つまりそれって……


デートのお誘い!?!?!?!?


「いっ、いいの!?」
「てゆーか、早瀬がよければ…」

⏰:08/05/08 21:50 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#69 [みい]

そんなのOKに決まってんじゃないすか!!!!//


「私でいいならぜひ//」


赤くなった顔を隠すように下を向きながら答えると、


「まじで!?よかったあ〜…。今週の土曜だから♪」


忘れないでね、と付け加えると佐々木君は友達と一緒に階段を上がっていった。

⏰:08/05/08 21:51 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#70 [みい]

佐々木君とっ……映画デート…//


「おい、早く教室行くぞ」


さっきからすっかり存在を忘れていた染谷蓮に頭を叩かれても全然腹が立たない。


けっ、つまんね〜…なんていう悪魔のぼやきもオールスルー。


土曜…早く来ないかなあ……♪//

⏰:08/05/08 21:52 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#71 [みい]

……………………………

「佐々木君と映画に!?」


お昼休み、屋上でさえちゃんとお弁当を食べながら今朝の出来事を説明した。


「うん…//」


タコさんウインナーを口に運びながら頷く、恋する乙女モード全開の私。


「そっかそっかー!!長年の片思いがやっと実るんだね!!」

⏰:08/05/08 21:53 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#72 [みい]

「そんなっ!!そうゆうわけじゃないよ!!//」


動揺して思わず箸を落としながらも否定する私を見て、さえちゃんははあーっと深く息を吐き、


「わかってないなあ…。これだから鈍感ちゃんは…」


やれやれ、とでも言いそうに首を横に振る。


「別に鈍感じゃないもん!!」

⏰:08/05/08 21:54 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#73 [みい]

反論した私の目の前に、さえちゃんがずいっと自分の顔を近付ける。


「いーい?私に言わせれば、男が女を映画に誘うだなんて、恋の匂いしかしないわよ」


こっ、恋ですとーっ!?//


「もし、何とも思ってない女を誘う男がいたら私はその面拝んでみたいね」
「そ、そうなの…?//」

⏰:08/05/08 21:55 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#74 [みい]

話に食いつき始めた私を見て、さえちゃんは気をよくしたのか、鼻でふふんと笑って更に続けた。


「そりゃそうよ。滅多にいないもの。天然記念物に認定してやりたいくらいね」


うへえー…ま、まじすか……//


「じゃ、佐々木君がその天然記念物って可能性は…」
「0に等しいわね」


ずばっと言い切るさえちゃん。

⏰:08/05/08 21:56 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#75 [みい]

「佐々木君なんてごくごく普通ーの男子じゃない!!絶対下心あるに決まってるよ!!」


下心ってあんた……;;//

「ま、よかったね♪片思い卒業、おめでとう★」
「だから!!そんなんじゃないってばー!!//」


さえちゃんをぽかぽかと叩きながら、否定したものの…

ほ、ほんとにそうなのかな…//そこまで言われると期待しちゃうじゃん//

⏰:08/05/08 21:57 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#76 [みい]

……………………………

――*蓮Side*――

今日の放課後は部活見学♪あいにく俺も柚にばっか構ってられるほど暇じゃねんだなあ〜。


さーてサッカーサッカー♪…って…


「やべ、教室にシューズ忘れた」


…Uターンで教室戻りまーす;;はあー、めんどくせっ!!

⏰:08/05/08 21:59 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


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