・・悪魔なキミ・・
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#1 [みい]

・・恋愛模様・・を書いて
いたみいです!(^ω^)
皆様に楽しんでもらえた
ら、感無量です、、
ぜひお立ち寄り下さい

みい感想板
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⏰:08/05/06 09:39 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#2 [みい]







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Story1〜悪魔のお出まし
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⏰:08/05/06 10:02 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#3 [みい]

雨の降る夜、私の家のインターホンが鳴った。

思えばこの時からだ。私の悪夢が派手に幕を上げたのは…。



「柚ー!!誰か来たみたい!!お母さん今、手が離せないから出てくれない!?」

「はーい!!」


私、早瀬柚稀(ハヤセ ユズキ)は地元の学校に通う高校2年生。そこらへんによくいるような至って普通の女子高生です。

⏰:08/05/06 10:04 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#4 [みい]

「はーい…どちら様で?」

細めにドアを開けると、見覚えのない人が立っている。


「あのー…?」


こちらの質問に答えないで無言でじろじろ私を見回すそいつに不信感だけが募る。


「どちら様とか、正気か?お前…」


やっと口を開いたかと思ったらそんなことを言いながらくすくす笑ってる。

⏰:08/05/06 10:05 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#5 [みい]

え?な、何この人…;;


きっとかわいそうな人なんだ…とそいつに哀れみの目を向けたあと、ドアを閉めようとした。


が、そいつの手によってそれは阻まれる。


「ちょっと!!何勝手に閉めようとしてんの!?」
「はあ!?ここ私んち!!ドア閉めんのも私の勝手!!」


まじで何なのよこいつー…っ!!

⏰:08/05/06 10:06 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#6 [みい]

「覚えてねーの?俺んこと…」


そいつは前髪をさらっとかきあげながら私を見る。


「覚えてるも何も、初対面だと思うんですけど!!」


馬鹿にされてる気がして、私はきっとそいつを睨みながら答えてやった。


「柚?何よーそんな大声出して…あら?あなた…」

⏰:08/05/06 10:07 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#7 [みい]

私の声に驚いた顔をしながら奥から出てきたお母さんは、そいつを見るなり更に驚いたように目を丸くする。


え、何?お母さんの知り合い?;どーすんの、私かなり態度悪かったよ?;


一人で内心焦っていると、ぽんっと手を叩きながらお母さんが口を開いた。


「もしかして…蓮くん?」


……蓮?

⏰:08/05/06 10:08 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#8 [みい]

「あったりー♪よくわかったね!!さすがおばちゃん!!」


蓮という青年は指を鳴らしてお母さんに向かってウインクをした。


「そりゃわかるわよー!!やだあ、随分男前になったわねえ!!」
「あー、それは昔からっす♪」


…蓮……レン……
遠い昔に聞き覚えがあるような名前…。うーん……。


お母さんと親しげに話す青年の顔…言われればどっかで……。

⏰:08/05/06 10:10 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#9 [みい]

私が考え込んでいると、お母さんがやれやれ、と言うように私を見る。


「ごめんねー、この子馬鹿だから」


馬鹿とは何さっ!!


「あー、知ってます♪」


お前も調子乗んなよっ!!!!


むっとしている私に、お母さんは衝撃的な真実を告げた。

⏰:08/05/06 10:10 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#10 [みい]

「小3まで隣に住んでた、染谷蓮(ソメヤ レン)君よ、ほら、途中で引越しちゃった…」


染谷蓮………


そっ、そめやれんっっ!!!!???


「うわあっ!!」


奴の正体を理解した瞬間、思い切り後ずさってしまった私をお母さんは軽く小突いた。


「失礼でしょ!!もう、ごめんねー、本当に」

⏰:08/05/06 10:12 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#11 [みい]

「や、平気っすよ♪」


笑顔で返す染谷蓮…。


「親父の転勤で大阪行ってたんすけど、そっちでの仕事も無事終わったらしくて」
「あらー、そうだったの?じゃ、高校もこっちの方に転校するのよね?」


私のことなんかそっちのけで話に花を咲かせる二人;


「そっすねー、あした初登校っす♪何だったっけなー…吉原高校?だっけ?」

⏰:08/05/06 10:14 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#12 [みい]

「うげええーっ!?」


私は思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。


だってだって吉原高校って!!私も…そこ通ってんだけど……(涙)


「あら、柚と一緒じゃない!?」
「え?そーなんすか?」


ああーもう、余計なこと言わないでよお母さんっ!!;


「じゃあ明日連れてってくんない!?こっからどう行くのかよくわかんないし…」

⏰:08/05/06 10:15 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#13 [みい]

「はあ!?絶対……っ!!」


いや!!って言いたかったんだけど…お母さんのものすごい形相にひるんで、その2文字を飲み込んだ;


あーもう最悪……(涙)


……ん?ところでさっきこいつ、「こっから」って言った…?


「ねえ、『こっから』って……」


私が言いかけた言葉に、染谷蓮はああ、と呟いてからこう答えた。

⏰:08/05/06 10:16 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#14 [みい]

「俺らまたお隣り同士だから!!よろしく♪」


……死にたい。


「じゃ、お邪魔しました!!柚、明日の朝、下で待ち合わせな♪」


…………………………


部屋に戻ってから、ベッドにダイブする。


頭をよぎるのは昔の思い出。
いや、思い出なんてゆー綺麗なものじゃない。

⏰:08/05/06 10:17 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#15 [みい]

「ばかゆずーっ!!」
「ふえっ…く…」


蘇るあいつの声。その後の泣き声は小さい頃の私…。


「忘れてたのに…」


布団に顔を埋めながら思わず呟く。


また…あいつに意地悪されんのかな……。


想像しただけで長く深いため息が出る。

⏰:08/05/06 10:18 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#16 [みい]

でも、と気分を変えるように思い直す。


あいつも私ももう高校生。高校2年にもなってあんなイジメとか…



いや、あいつなら有り得る;


でもでも、と今度はさっきの染谷蓮を思い出した。


別れ際に見せた笑顔は意地悪さを微塵も感じさせず、むしろあどけなさが残ってるようにさえ見えた。

⏰:08/05/06 10:19 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#17 [みい]

「…うーん……」


あーもう!!考えたって無駄!!


極力避ければいいのよ、うん、そうしよう!!


明日学校連れてったらもうさよなら。永遠に口を聞くこともない。お隣りさんとか関係ねえ!!


「頑張れ私っ!!」


うしっ!!とガッツポーズを決めてから、お母さんが呼ぶリビングへ晩御飯を食べに向かった。

⏰:08/05/06 10:20 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#18 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新stopします

まだ始まったばかり
ですが、もし感想等
ありましたら、ぜひ
>>1感想板にお願
いします、、(^ω^)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/05/06 10:27 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#19 [架恋☆s.by冠那]
続き気になる~

頑張ってくださいシ

⏰:08/05/06 10:43 📱:W42K 🆔:dywPdg2k


#20 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
こちらに下さったコメ
ント等のお返事は、全て
>>1の感想板にてさせ
ていただいてます
ご理解お願いします
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/05/06 11:49 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#21 [みい]

………………………………

「はあーあ……」


今まで生きてきた中で、最高に憂鬱な朝がやってきた。前にも後にもこれほどまで気分が落ちる一日の始まりはないだろってくらい。


「行ってきまーす……」
「ちゃんと蓮くん連れてってあげるのよー?」


はいはいわかってますよー…。

心の中でお母さんに返事をして、私の心と同じくらい重たい鞄を持って家を出た。

⏰:08/05/06 14:43 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#22 [みい]

マンションの階段を下りていくごとに私の心臓が鈍く痛む。


一歩一歩進む度にあいつに近づいていると思うだけで身震いがする。



最後の階段を下りて角を曲がると…


やっぱりいた。私が1番大嫌いで1番恐れている男、染谷蓮。


「よお!!」

⏰:08/05/06 14:44 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#23 [みい]

軽く手を上げて優しそうな笑みを浮かべ、彼は私に挨拶をした。


「よ、よっ!!」


ひきつりそうな笑みを顔面に貼付けて私も手を上げる。


「んじゃ、ナビ頼むぜ?」


そう言って奴は私の後ろにまわる。


私は常に背後の気配を気にしながら学校までの道を急いだ。

⏰:08/05/06 14:45 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#24 [みい]

「お前さあ」


不意に後ろから話し掛けられて、肩がびくんと跳ねてしまった。
思わず止まる足。


「…かわいくなったな」


私の頭を撫でながら前にまわって、至近距離で顔を覗き込む染谷蓮に、私は不覚にも顔を熱くした。


かっ…かわいくって……!!//


予想だにしなかったまさかの褒め言葉に、パニックを起こす思考回路。まさにショート寸前;

⏰:08/05/06 14:48 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#25 [みい]

何、こいつ…もしかして心入れ換えた?もう昔の意地悪な染谷蓮じゃないの?


必死に頭をフル稼動させる。


「おい?」
「あ、え!??」


考え込みすぎて、目の前の男をほったらかしにしてしまってた;声のするほうに顔を上げると、飛び込んでくる染谷蓮の度アップな笑顔。


「……っ!!//」

⏰:08/05/06 22:18 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#26 [みい]

思わず俯いてしまったのは、悔しいけどかっこいいと思ってしまったから。


こんな優しそうな笑顔…。やっぱり性格変わったの……?


と思ってると、


「ぷっ……あははははっ!!」


………え?


頭上で響く豪快な笑い声。

⏰:08/05/06 22:19 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#27 [みい]

驚いて顔を上げた私の目に映ったのは……


「お前やっぱり馬鹿だな♪」


意地悪そうにニヤつく…悪魔。


「簡単に騙されてやんの!!かわいいとか冗談に決まってんじゃん」
「………っ!!!//」


ああ…やっぱしこいつは何にも変わっちゃなかった…。
昔の性悪な糞野郎のまんまだ…。

⏰:08/05/06 22:20 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#28 [みい]

「何?んな顔赤くして、もしかして俺に惚れた?」


相変わらずにやにやしたまんま私に問う染谷蓮。


「なっ……!!//んなわけっ…」
「ねーよなー?俺は高嶺の花すぎるよ、お前には♪」


くっ…そぉぉおおおーー!!!!


私は奴を無視して、すたすたと歩き始めた。

⏰:08/05/06 22:21 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#29 [みい]

「おいそこの馬鹿!!もっとゆっくり行こうぜー?」


あいにく私、馬鹿じゃないんで!!急がせていただきますっ!!!!(怒)


……………………………

「あっち職員室だから。じゃ、さよなら!!」


校門に着くなり逃げるように染谷蓮を残して一目散に駆け出した。


「どーもね〜♪」

⏰:08/05/06 22:22 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#30 [みい]

どーいたしましてっ!!!!


心の中で嫌味ったらしく返事をしながら教室へと向かった。




ああ、神様…なんであいつをまたこっちへ戻って来させたの?
あいつのせいでこれからの高校生活お先真っ暗だよ…(涙)


はっ!!でも、もうあいつを学校に連れてくっていう任務は果たしたし!!もうあいつとあたしは無関係…!!

⏰:08/05/06 23:13 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


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