・・悪魔なキミ・・
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#51 [みい]

俯き、ぐっと唇を噛み締めて涙を堪えていると、


「まあ…気分次第だな♪」


と悪魔の囁きが聞こえた…。



まじで…なんであんな素直に返事しちゃったんだろ(涙)最悪;;

すっかりこいつのペースにはまってしまった気がする。

「じゃ、また明日の朝、下でな」

⏰:08/05/06 23:35 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#52 [みい]

別れ際…つっても隣同士だから、お互いの家の玄関の前まで来た時、染谷蓮が言った言葉に、私は全力で反抗した。


「はあ!?もう道分かったでしょ!?なんで…」
「さーさーきーくんっ♪」


…まじでこいつ最悪だ。最低最悪男だ…。


私は反抗すら出来なくなって、逃げるように家に入った。

⏰:08/05/06 23:36 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#53 [みい]

これからこんな日々が続くと思うと背筋に悪寒が走る。


はあ……どうなっちゃうんだろ…私の青春……。


――*蓮Side*――


自分の部屋に入ると着替えもしないでベッドに横になった。


あー…やっぱあいつまじ面白い。なんつーの?ほら、イジメがいがあるっつーか…。

⏰:08/05/06 23:45 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#54 [みい]

にしても、柚が恋、ねえ…。


「生意気…」


天井を見つめながら呟く。

いつも俺にびーびー泣かされてたあのばかゆずが、一人前に恋ですか。


『うん//』


佐々木を好きなのかと聞いた時の柚の答えと恥ずかしそうな表情が瞳を閉じた瞼をよぎる。

⏰:08/05/06 23:46 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#55 [みい]

…なんかイライラする。


喉の奥がつっかえて、叫びたいのに叫べない、みたいな?


そうゆうもどかしいイライラ。



「……んだよ、これ…」


あー、意味わかんねっ!!考えるの止めた止めた!!
こんなしょうもないことより、柚をからかうネタ考えよ(笑)

⏰:08/05/06 23:47 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#56 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新stopします
よかったら感想等もら
えると嬉しいです
>>1の感想板にぜひお
願いいたします
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/05/06 23:50 📱:SH905i 🆔:3qoe3xq2


#57 [みい]








・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Story2〜悪魔VS悪魔
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/05/08 13:23 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#58 [みい]

『ばっかゆず〜!!ばかがうつるからちかよるなっ!!』





……………………………

…はっ!!ゆ、夢かあ…。


最悪な目覚めを迎えた私が、今噂の世にも不幸なJK2、早瀬柚稀です。

はあーあ…朝からテンション低すぎ…。

⏰:08/05/08 13:23 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#59 [みい]

こんなにまで私の心がどんよりなのは、


「おせーんだよ!!」


そう、マンションの下で壁にもたれて腕組みしながら私を睨みつける人間の姿をした悪魔、染谷蓮のせい。全ての諸悪の根源はこいつにある。


キレるくらいなら先行けっつーのっ!!


心ではそう思いつつも口では死んでも言えない。

⏰:08/05/08 13:24 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#60 [みい]

染谷蓮はそのまま歩き始めようとする私の腕を掴んで引き止める。


「その前に。『ごめんなさい』だろ…?」


たかがちょっと家出るのが遅くなったくらいで謝罪を強要するなんて、どれだけ器が小さい男なんだ。いや、そもそも悪魔に器なんて存在しないのかも。


それでも刃向かうことは許されない。

「…ごめんなさい」

⏰:08/05/08 13:25 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#61 [みい]

何てったって最大の弱みを握られてしまっているんだから。


「よろしい♪」


満足気にそう言うと、私の腕をぱっと解放して、口笛を吹きながら歩き始める。


…なんでもう道もわかるのに、私が一緒に行ってやんなきゃならないのよ!!


前を歩く背中を力いっぱい睨みながら通学路を急いだ。

⏰:08/05/08 13:26 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#62 [みい]

……………………………

登校してきた生徒で賑わう昇降口。


あっ!!あの後ろ姿は…佐々木君だあっ♪//


「さっ、佐々木君!!おはよっ//」


私は今世紀最大の勇気を振り絞って彼に声を掛けた。


「はよー早瀬……って…?」

⏰:08/05/08 13:27 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#63 [みい]

振り向いて返事をしてくれた佐々木君の視線が私の後ろに止まる。


ん?何?後ろ…?

ぎょえーーっ!!わ、忘れてた!!こいつの存在!!!

私のすぐ後ろにはにこにこ顔の悪魔が立っている。しかも何のつもりか私の肩に手なんか置いちゃって!!


「ちょっ、やめてよ!!」


私は奴の手を払うのにもう必死だ。

⏰:08/05/08 13:29 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#64 [みい]

「どーも♪俺、転校生の…」
「あ!!染谷だっけ?よろしくね♪俺同じクラスの…」


そんな私を完璧スルーしながら佐々木君に話し掛ける染谷蓮。佐々木君もこの状況見て、どうにかしてやろうとか思わないわけ〜!?;

佐々木君の言葉を遮るように、染谷蓮が信じられないことを口にした。


「知ってる、佐々木でしょ?こちらこそよろしく♪」


唖然とする私と佐々木君。

⏰:08/05/08 17:00 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#65 [みい]

唖然としたのは一緒だが、そのあとの反応は異なる。


「なんでもう俺の名前知ってんの!?」


とどことなく嬉しそうに奴に問う佐々木君。


そんな彼とは対照的に、


「お願いだから余計なこと言わないで!!」


必死に目で訴える私…。

⏰:08/05/08 17:01 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#66 [みい]

そんな私達を面白がるように笑ったあと、


「や、佐々木はいろいろと有名だからさ♪」


と意味深ともとれる発言をする染谷蓮…。


染谷蓮の言葉を聞いたあと、佐々木君は、


「なんだよそれーっ!!(笑)あ、そだそだ…」

⏰:08/05/08 17:02 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#67 [みい]

と鞄の中をごそごそとあさり始めた。

よかったあ…(涙)そんな気にしてないみたいだ。佐々木君ってのほほんとしてるもんなあ(笑)いろいろと鈍いのかも。


そんなことを考えながら安心していた私の目の前に、ぴっと2枚の紙切れが現れる。

「へ?………ぁあっ!!これっ…!!」


佐々木君が私の目の前に差し出したのは、以前から私が見たがっていた映画のチケットだった。

⏰:08/05/08 17:02 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#68 [みい]

「これ、前から早瀬見たがってたじゃん?だから、どうかなって…」


鼻の頭を掻きながら、語尾を小さくする佐々木君。


えっ?えっっ?つまりそれって……


デートのお誘い!?!?!?!?


「いっ、いいの!?」
「てゆーか、早瀬がよければ…」

⏰:08/05/08 21:50 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#69 [みい]

そんなのOKに決まってんじゃないすか!!!!//


「私でいいならぜひ//」


赤くなった顔を隠すように下を向きながら答えると、


「まじで!?よかったあ〜…。今週の土曜だから♪」


忘れないでね、と付け加えると佐々木君は友達と一緒に階段を上がっていった。

⏰:08/05/08 21:51 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#70 [みい]

佐々木君とっ……映画デート…//


「おい、早く教室行くぞ」


さっきからすっかり存在を忘れていた染谷蓮に頭を叩かれても全然腹が立たない。


けっ、つまんね〜…なんていう悪魔のぼやきもオールスルー。


土曜…早く来ないかなあ……♪//

⏰:08/05/08 21:52 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#71 [みい]

……………………………

「佐々木君と映画に!?」


お昼休み、屋上でさえちゃんとお弁当を食べながら今朝の出来事を説明した。


「うん…//」


タコさんウインナーを口に運びながら頷く、恋する乙女モード全開の私。


「そっかそっかー!!長年の片思いがやっと実るんだね!!」

⏰:08/05/08 21:53 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#72 [みい]

「そんなっ!!そうゆうわけじゃないよ!!//」


動揺して思わず箸を落としながらも否定する私を見て、さえちゃんははあーっと深く息を吐き、


「わかってないなあ…。これだから鈍感ちゃんは…」


やれやれ、とでも言いそうに首を横に振る。


「別に鈍感じゃないもん!!」

⏰:08/05/08 21:54 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#73 [みい]

反論した私の目の前に、さえちゃんがずいっと自分の顔を近付ける。


「いーい?私に言わせれば、男が女を映画に誘うだなんて、恋の匂いしかしないわよ」


こっ、恋ですとーっ!?//


「もし、何とも思ってない女を誘う男がいたら私はその面拝んでみたいね」
「そ、そうなの…?//」

⏰:08/05/08 21:55 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#74 [みい]

話に食いつき始めた私を見て、さえちゃんは気をよくしたのか、鼻でふふんと笑って更に続けた。


「そりゃそうよ。滅多にいないもの。天然記念物に認定してやりたいくらいね」


うへえー…ま、まじすか……//


「じゃ、佐々木君がその天然記念物って可能性は…」
「0に等しいわね」


ずばっと言い切るさえちゃん。

⏰:08/05/08 21:56 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#75 [みい]

「佐々木君なんてごくごく普通ーの男子じゃない!!絶対下心あるに決まってるよ!!」


下心ってあんた……;;//

「ま、よかったね♪片思い卒業、おめでとう★」
「だから!!そんなんじゃないってばー!!//」


さえちゃんをぽかぽかと叩きながら、否定したものの…

ほ、ほんとにそうなのかな…//そこまで言われると期待しちゃうじゃん//

⏰:08/05/08 21:57 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#76 [みい]

……………………………

――*蓮Side*――

今日の放課後は部活見学♪あいにく俺も柚にばっか構ってられるほど暇じゃねんだなあ〜。


さーてサッカーサッカー♪…って…


「やべ、教室にシューズ忘れた」


…Uターンで教室戻りまーす;;はあー、めんどくせっ!!

⏰:08/05/08 21:59 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#77 [みい]

てわけで戻ってきたんだけど。

「はあっ、ん……」


…ん!?ドアが閉まった教室から何やらいやらしい声…;;


えー、どうすっかなあ〜?;;お邪魔しちゃいたいとこだけど、さすがに…ねえ?

……待つか;;


………………………………

…つか長げえよっ!!どんだけヤれば気い済むわけ!?!?

⏰:08/05/08 22:01 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#78 [みい]

俺が待ち始めてからかれこれ40分くらい経っている。

あいにく盗み聞きとか趣味じゃねーから、仕方なく大音量で音楽聞いてたんだけど、そろそろアルバム一周しちまうぜ!?


あーもう!!部活終わっちゃったらどうしてくれんだよっ!!


そう思いながら両手で頭をぐしゃぐしゃってやったその時。


「まじよかったー♪またねん♪」

⏰:08/05/08 22:03 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#79 [みい]

という声と共に開くドア。


なーにが「まじよかった♪」だよ!!この尻軽女が!!


俺は女にばれないよう瞬時に身を隠した。覗きとか変な因縁つけられたらたまったもんじゃねーよ。


ふあー!!やーっと部活に行ける!!


っと、その前にシューズシューズ♪

⏰:08/05/08 22:54 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#80 [みい]

なんてうきうきしながら教室に入った俺の目に映ったのは、


「え!?お…まえ……?」


信じらんねえ、あろうことか上半身裸の……


「佐々木……?」


柚の想い人。


「…ああ、染谷か」

⏰:08/05/08 22:55 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#81 [みい]

思わず目を丸くしてたたずむ俺に、朝とは180度違う態度をとる佐々木。


「お前いつからいた?」


朝より数トーン低い声に、まさかのお前呼ばわり。

圧倒されちまって声も出ねえ。

「ま、どうでもいいや。分かったっしょ?俺の本性」


いやいや未だに理解に苦しんでますけど。

⏰:08/05/08 22:56 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#82 [みい]

「何お前、二重人格?」


やっと出たと思ったらくだらねえ質問だな、おい。


「…つーかみんなが俺を勘違いしてるだけ。天然系でおっとりした男子ってね」


くくっと可笑しそうに笑いながらシャツを羽織る佐々木。


「早瀬柚稀もそのうちの一人だろうね。本当の俺はこんなだっつーのに」

⏰:08/05/08 22:57 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#83 [みい]

「お前、柚のこと…」
「柚?随分親しげだな」


佐々木は再び渇いた声で笑う。


「何とも思ってねーよ、あんなガキ。」


奴が続けて放った一言に、俺は思わず絶句した。


「なんか俺のこと好きみたいだけどさ、はっきり言って迷惑なんだよね」

⏰:08/05/08 22:58 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#84 [みい]

朝とは打って変わって、人を馬鹿にするような笑みを浮かべる佐々木は更に続ける。


「ヤるにしてもガキ相手じゃねえ?つまんなそうだし」


ここで俺の頭に1つの疑問が生まれる。


「じゃあなんで朝あいつを…」


誘った?とまで言い切る前に、奴は質問に端的に答えて下さった。

⏰:08/05/08 23:00 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#85 [みい]

「からかうためだよ、暇つぶしの遊び」
「遊び?」

反射的に眉をひそめる。


「そ♪大好きな片思いの男にずたずたにフラれちゃうかわいそうな女の子。見てみたいんだよね〜…」


そんなことを呟き、舌なめずりしながらニヤつく佐々木を見て俺は全身に鳥肌が立ったのを感じた。


…なんだこいつ、ただの変態じゃねーか…気持ちわり…。

⏰:08/05/08 23:03 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#86 [みい]

「染谷も見てみたくない?」
「いや、別に」


佐々木は短く答えた俺の顔をじーっと見たあと、鼻で笑って、


「あ、そ」


と鞄を持って立ち上がった。


「あんた早瀬のこと好きなの?」


…んなわけねーじゃん。無礼も大概にしやがれ。

⏰:08/05/08 23:04 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#87 [みい]

「まさか」

俺が先程の佐々木と同様に鼻で笑うと、佐々木は、


「ふーん……。まあどっちでもいいけど…邪魔しないでね?」


と俺に近付きながら言う。


「つーか俺関係ねーから。勝手にやってろ」


こいつらがどうなろうと俺が知ったこっちゃねえ。

⏰:08/05/08 23:04 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#88 [みい]

「ならいいんだけど。じゃ」


最後にまた嫌な笑い声を上げると、奴は教室から出ていった。


取り残された俺。


なんだあいつ…てっきり柚のこと好きなのかと思ってた。
他校の女連れ込んで放課後学校でヤるなんて、たいしたタラシじゃねえか。


つーか…恐ろしい二重人格っぷり。

⏰:08/05/08 23:06 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#89 [みい]

ま、俺も人のこと言えねーけど。


佐々木は柚の前ではぶってて、放課後はタラシ。

俺は柚の前では性悪で、他の奴等相手には100匹くらい猫をかぶる。


…どっちもどっちだな(笑)


「…って、あー!!部活……!!;」


急いでグラウンドまで走ったけど、結局部活は終わっちまってた。

⏰:08/05/08 23:07 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#90 [みい]

………………………………

――*柚稀Side*――

いつもの帰り道。だけど今日は!!今日ばかりは!!!!なにもかもが…輝いて見える……♪


そう、時は流れて今日は金曜日。明日は…ずっと憧れだった佐々木君との……で、デートですっ//


「何うきうきしてんだよ;」


口角が緩みっぱなしの私の後ろから低い声が呟く。

⏰:08/05/08 23:08 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#91 [みい]

相変わらずなぜか一緒に登下校させられてる悪魔こと染谷蓮に呆れられても気にしない。てゆうか気にもならない。


「ああ、明日か。佐々木の」


思い出したように口を開く悪魔に、ふと我に返った。


「お願いっ!!明日だけは邪魔しないで!!」


奴のシャツの胸元を掴みながら必死に懇願する。

⏰:08/05/08 23:09 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#92 [みい]

「ずっと…ずっと好きだったの。明日は一世一代のチャンスなの!!だから…」

そう。私は明日、彼に告白するつもりでいるんです//こんな機会二度とないかもしれないし…!!!//

それを…それまでもをこんな奴に妨害されてたまるか!!


言葉に詰まって俯いた私の頭上から鼻で笑う音が聞こえたかと思うと、染谷蓮は自分の胸元を捕えている私の腕を少々乱暴に引きはがした。

⏰:08/05/08 23:12 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#93 [みい]

「知るかよ。勝手にやっとけ」


…これは良い意味に解釈するべきだろうか?

ややこしいんだよっ!!


今すぐに殴りかかりたいくらいだが、もちろんそんなの無理無謀。


「つーかさあ」


続けて奴が話し始める。

⏰:08/05/08 23:13 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#94 [みい]

「俺の邪魔がどーのこーのより、自分の心配したほうがいんじゃねえの?」
「は!?」


言ってる意味がさっぱりわかんない。私に悪魔語は通じません。


「お前にデートなんか務まんねえっつってんだよ。ガキはお家でままごとでもしてろ」

悪魔はそう囁き、冷ややかな目で私を見下す。


「…っ!!ガキじゃないもん!!」

⏰:08/05/08 23:14 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#95 [みい]

やっとの思いでそれだけ言い返すと、私は悪魔を残して家まで走った。


ムカつくムカつくムカつく…っ!!あたしがガキならあんたは赤ちゃんだよっ!!(怒)


――*蓮Side*――

あーあ…せっかく人が忠告してやったのに。

遠回しに「行くな」っつったつもりだけど…あの調子だと、明日あの男にまんまと騙されるはめになるな。

⏰:08/05/08 23:15 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#96 [みい]

「馬鹿じゃねーの」


やっぱ馬鹿はいつまで経っても馬鹿のままだな。いい男と悪い男の区別もつかねーなんて。



泣いてる柚が目に浮かぶ。佐々木に裏切られて、傷つく姿が。


「…馬鹿すぎんだよ」


なんか知んねえけど、めちゃくちゃ腹が立って足元の小石を思い切り蹴り上げた。

⏰:08/05/08 23:16 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#97 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新stopします

読者様がもしいら
っしゃいましたら、
>>1の感想板へ感想等
もらえるととても嬉
しいです(>Д<)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/05/08 23:22 📱:SH905i 🆔:3XMTJPj6


#98 [みい]

……………………………

――*柚稀Side*――

「変じゃないかなあ…;;」

ショーウインドウに映る自分を見て、軽くため息をついた。

さえちゃんに相談して、今日はワンピースにした。薄めの黄色で、春らしいかわいいワンピース。


……似合ってるかな?かわいいって思ってくれるかな?

さっきからそんな不安が頭にこびりついて離れない。

⏰:08/05/10 00:34 📱:SH905i 🆔:/P10HVKk


#99 [みい]

佐々木君とデートだなんて、未だに信じられなくて…なんだかかなり緊張。


「ごめん、待った?」

ふう、と息をついた瞬間、後ろから声がして勢いよく振り返る。

さっ、佐々木君だっ!!//

「あっ!!いや、全然!!」


声が上擦るのを必死に抑えて返事をすると、

「………」

⏰:08/05/10 00:35 📱:SH905i 🆔:/P10HVKk


#100 [みい]

なぜか無言の佐々木君。


「へ?あ、あの…」


不安になって彼の顔をちらっと見ると、佐々木君は、


「…あっ、ごめん…。私服着てる早瀬、初めて見たから…」


と語尾を濁す。


「あ、変…だった…?ごめんね?」

⏰:08/05/10 00:36 📱:SH905i 🆔:/P10HVKk


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