・・悪魔なキミ・・
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#617 [みい]
「や、べ、別っ、に!?」
自分でもどんだけだよ、とツッコミたくなるほどのきょどりようだ。
「…こっち向いてみ」
何となく、勘だけど、蓮の声色がおもしろがっているようなものに思える。
…絶っっ対嫌だ!!こんな林檎みたいな顔、笑われるに決まってる!
:08/08/12 22:59
:SH905i
:F8dJwfHI
#618 [みい]
断固拒否、とでも言うように、私は蓮から素早く顔を背ける。
「柚、こっち向けって」
嫌だってば!あんたはそんなに私を笑い者にしたいのか!
無視を決め込む私に、蓮もいい加減苛立ったようだった。
無言で腕を引っ張られる。
「きゃっ…」
:08/08/12 23:01
:SH905i
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#619 [みい]
咄嗟の出来事に、とろい私はもちろんされるがままで。
思い切り蓮の胸に飛び込む形になってしまった。
本能的につぶった目を恐る恐る開くと、目の前に映るは包帯が巻かれた蓮の胸板。
「…いってえ……」
勢いよくぶつかってしまったせいか、蓮が微かに声を漏らした。
:08/08/12 23:02
:SH905i
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#620 [みい]
私はそれに反応し、慌てて顔を上げる。
「ご、ごめん!大丈夫!?」
……やられた。
真正面に蓮の意地悪な笑み。
:08/08/12 23:05
:SH905i
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#621 [みい]
こっ、この男…!騙しやがったな…!
「俺は平気だけど、お前は大丈夫か?」
「は!?」
蓮の言っている意味がわからなくて、少々強気に聞き返すと、
「…顔、真っ赤」
という声と同時に、私の頬が両手で包み込まれた。
…完敗、です…。
:08/08/12 23:08
:SH905i
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#622 [みい]
「何かあった?なんでそんな赤いわけ?」
明らかに面白がっている蓮の質問。
くそー…。答えるまい!てゆーか答えられません!
両頬を蓮の手に支配され、顔を動かすことができないので、かろうじて視線だけでも下に落とす。
「…さっきの、さ」
:08/08/12 23:09
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#623 [みい]
蓮はそこまで言うと、右手を私の頬から離す。
不思議に思ったが、視線を動かさないでいると、不意に唇に何かが触れて、思わずビクッとしてしまった。
「こっちの方がよかった?」
低く囁くような声と共に、蓮の指先が私の唇をなぞる。
「…っ!」
:08/08/12 23:12
:SH905i
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#624 [みい]
驚きに思わず顔を上げると、お馴染みの、あの嫌ーな微笑みを浮かべる悪魔。
「そ、んなこと、ない…」
強気に振り払いたかったが、正直言うと少々図星だった私は、再び俯き弱々しい否定をする。
「あ、そ。俺はこっちのがよかったんだけどな」
そんなことを言いながら私の唇をなぞり続ける蓮。
:08/08/12 23:14
:SH905i
:F8dJwfHI
#625 [みい]
私の顔は沸点に達したやかんのように、湯気までたってしまいそうな勢いだ。
「……っ!」
俯いた私の両頬が蓮の手の平によって再び包まれ、反射的に少しだけ顔を上げた瞬間だった。
間近に蓮の顔が見えた直後、軽く触れ合う自分達の唇。
間もなく入ってくる蓮の舌。
:08/08/12 23:15
:SH905i
:F8dJwfHI
#626 [みい]
まるで命を持っているように、自在に私の咥内を侵していく。
「ふ……あっ……」
思わず声が漏れる。何かに頼らなければ瞬時に倒れ込んでしまいそうな私は、蓮のパジャマの襟元を掴むのに精一杯だ。
…それなのに。私はこんなにもいっぱいいっぱいなのに、も関わらず。
「……っ!?」
:08/08/12 23:17
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