☆ヒカリ☆BLです
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#391 [YOU]
『おはよう…』



俺の右腕…と言うか、俺よりこの店を知ってるかもしれない。


野崎 真━ノザキ マコト━

今日の予約表を持ってきた。予約はお陰様でびっしりだ。



今日は兄貴達も久々に来る。予約表に目を通していたら、頭上から声がした。



『首…蚊にでもかまれましたか?』

⏰:08/06/21 23:20 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#392 [YOU]
『えっ?どこ??』


鏡を渡されたので、首筋を見てみると…
キスマークがくっきりついている!!



俺は、余りの驚きで声が出なかった。
凛がつけたのか!?…凛しかいない…
動揺をさとられないように、静かに答えた。




『蚊だな…』



『大きな蚊なんでしょうね…失礼します』

⏰:08/06/21 23:26 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#393 [YOU]
『野崎!!』


ニコニコ涼しい顔して部屋を出て行った。



本当に野崎だけは未だにペースが全く掴めない。いつも冷静沈着…俺より年上だからか?



社長室の入り口近くにある姿見の鏡で、身だしなみを整え、もう一度キスマーク見てみた。


従業員にバレたら示しがつかない。
襟を整え、ネクタイをキツく締め直し、大きく深呼吸してフロアに向かった。

⏰:08/06/21 23:32 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#394 [我輩は匿名である]
あげ
頑張って(_´Д`)ノ~~

⏰:08/06/22 22:54 📱:P905i 🆔:PnmVXNUk


#395 [YOU]
我輩は匿名さん感想板にてコメントしてます

―――――――――――
従業員は大切にしている。
下が一生懸命働いてくれているお陰で今の俺がある。


フロアに集まり、挨拶をすませて今日も始まろうとしている。



兄貴達も開店と同時に来てくれた。
VIPルームに通し、少ししてから顔をだした。

⏰:08/06/22 23:35 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#396 [YOU]
『ロク、久しぶりだなぁ…坊ちゃんは元気か?』


『うん、お陰様で…』



『記憶、戻りそうか?』

『……大丈夫だよ』



俺の表情を見て察してくれたのかもしれない。
みんなが一斉に話題を変えだした。

⏰:08/06/22 23:38 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#397 [YOU]
『そう言えば、ロクが居なくなって、坊ちゃんやたら料理習ってたなぁ』


――――…えっ?


『そうそう!!厨房に入って頑張ってたし』


兄貴達がみんな笑い出した。


なんで?料理?

俺が不思議な顔をしていたのを察してくれたらしく、説明してくれた。

⏰:08/06/22 23:41 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#398 [YOU]
沖縄から帰って…一時凛は入院していた。


屋敷に戻っても、誰とも口を聞かず、1人でふさぎ込んでいたらしい。



戻ってきてから、みんなの知る所…全く泣いていないみたいだった。


大学もちゃんと卒業して、バイトにもチャレンジしたらしい。



俺の知らない凛が次々と出てくる。
何よりも一番驚いた事は、

⏰:08/06/22 23:44 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#399 [YOU]
あれだけべったりだった母とほとんど口をきかなかったらしい。


それから…俺を探し続けていてくれた。
何よりもそれが嬉しかった。



『まずい料理出てきた事もあったな』



またみんな大爆発だ…
あいつは、本当にみんなに可愛がられていたんだと感じた。


兄貴達も言葉には出さないが、凛に会えなくて寂しそうだ。

⏰:08/06/22 23:48 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#400 [YOU]
早く、みんなの為にも記憶が戻って欲しいと強く思う…。



結局、兄貴達は閉店まで居てくれた。
みんなを送り出して、マンションへ帰った。


玄関を開けると、いつもの日課のように、凛とコロンが待っていてくれる。



『ただいま』



『おかえり…』

⏰:08/06/22 23:51 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


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