☆ヒカリ☆BLです
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#481 [YOU]
マンションに戻るとリビングから騒がしい声が聞こえる。
本当…雪の前じゃリラックスしてるな。
『ただいま…』
2人揃って「おかえり」と言った。
なぜかその光景が妙におかしくて。
『お前達の方が兄妹みたいだな…』
:08/07/22 23:20
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#482 [YOU]
ただ、一言いっただけなのに…2人揃うと10以上も返ってくる。
手を洗いに行っている間にも2人は何かしら楽しそうだ。
3人で食事をするのは楽しい。
雪が一人で話し続けるだけだが、落ち着く…。
俺は夕方から仕事へ向かった。
:08/07/22 23:36
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#483 [YOU]
いつものように野崎と2人で今日の予約状況や打ち合わせをしていた。
ノック音がして、従業員が入ってきた。
『何?』
『小倉さん?て人がオーナーに会いたいって』
…小倉?あぁ、あいつか、中へ通してもらい、待ってもらった。
『大丈夫ですか?』
:08/07/22 23:40
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#484 [YOU]
何かを察知してくれたのだろう…
野崎が声を掛けてきた。
『大丈夫、後よろしく』
それだけ伝えて俺は2階の仕切られたBOX席へ向かった。
店は開店していて、ありがたいことに繁盛している。
『失礼します』
中に入ると緊張した面持ちで小倉 涼は座っていた。
:08/07/23 22:23
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#485 [YOU]
俺の姿を見て立ち上がり自己紹介をしてきた。
『どうも先日は、小倉です』
『そんなに固くならなくていいよ』
年は大して代わらないだろう、背は俺と同じぐらい。
自分で思うのは変かもしれないけど…似ている。
:08/07/23 22:26
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#486 [YOU]
凛も…多分こいつに少なからず惹かれていたんだと思う。
『何か飲む?』
『いえ、手短に済みますから』
とりあえずウーロン茶を差し出した。
喉が渇いていたんだろう、一気に飲み干した。
『何か聞きたい事あるから来たんだろ?』
:08/07/23 22:32
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#487 [YOU]
タバコに火をつけて一息はいた。
彼は拳を握り、背筋を伸ばして聞いてきた。
『海堂さんは…ヤクザなんですか?』
なにを聞いてくるかと思ったら…
あまりのベタな質問で笑いそうだった。
『だったらなに…?』
こいつ…いい眼してるな、思い切り睨みつけてきやがる。
:08/07/23 22:37
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#488 [YOU]
相当…惚れ込んでるんだろうと感じた。
『凛と付き合ってるんですか?』
こいつ…まだ諦めてないんだ。
真っ直ぐと凝視してくる。
『うん』
『遊びだったら別れて下さい』
:08/07/23 22:43
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#489 [YOU]
『何でそう思う?』
俺は表情を変えない…。凛以外の者にはいくらでも冷酷になれる。
ましてや凛に近づこうとする者なら尚更だ…。
さっきのしたたかさはどこえやらだ。
急に立ち上がり怒鳴りだした。
『凛を一人ぼっちにして、何年も音沙汰なして!!今更よりを戻すなんて…都合よすぎるだろ!!しかも…事故に遭ったのもあんたのせいだ!!』
:08/07/23 22:55
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#490 [YOU]
『何でそうなるんだ?』
『あの日…ツッ…カフェにあんたを捜しになんか…行かなければ!!』
吐き出すように訴えかけてくる。
分かってる…そんな事、俺が凛を傷つけたと…
『言いたい事はそれだけか?』
もう一度、小倉 涼は拳を握り返して言った。
:08/07/23 23:13
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