☆ヒカリ☆BLです
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#301 [YOU]
『凛!?こんな時間に何してる』



『………帰りを…待ってた』


スーツ姿のロクさんは格好良かった。
でも、すごく疲れた顔をしている。

僕のせいだよな…


『あの…』



『何だ?』

⏰:08/06/04 23:51 📱:F905i 🆔:CplLCr/s


#302 [YOU]
『僕、働きたいです』


『なんで?』


ため息混じりに聞かれた。
リビングに向かうロクさんの背中を見つめながら話した。


ネクタイを緩めながらタバコをくわえ、思い切り眉間に皺を寄せている。


『住ませてもらってるし、これ以上甘えられないよ』

⏰:08/06/04 23:54 📱:F905i 🆔:CplLCr/s


#303 [YOU]
顔が…コワイ…。
なんでそんなに怒るんだろう。
顔色を伺っていたら、ハァーっとため息をつかれた。


『ダメ、働かなくていい』


『何で!?それじゃ、僕が困るよ』


『何でもだ、早く眠れよ』

僕の頭をポンポンと2回叩いてロクさんはバスルームへ向かった。


やっぱり…嫌われてる。

⏰:08/06/04 23:57 📱:F905i 🆔:CplLCr/s


#304 [YOU]
――――ロクside―――
一体、何を言い出すかと思ったら…
働きたい?頼むから俺の悩みを増やさないで欲しい。


シャワーを浴びてまた重いため息がこぼれた。

リビングへ行くと、凛の姿はなかった。
扉から覗いて見ると、コロンと眠っていた。



テレビを観ながらソファで酒を飲んでいると、電話がかかってきた。

『もしもし』


【お兄ちゃん?凛ちゃん大丈夫?】

⏰:08/06/05 23:17 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#305 [YOU]
『何で?何かあったのか?』


【ううん…なんか凄くナイーブになってるから、気をつけてあげて】


『分かった』


電話を切ったあと、しばらく考えていた。
なんでナイーブになるんだ?

退院して、普通の生活に戻れて…落ち着くだろ?


なんで??俺の頭の中は?がいっぱいだった。

⏰:08/06/05 23:20 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#306 [YOU]
――ん…ん?重い、コロン?


体にかかる重さが苦しくて目を開けてみると、俺はいつの間にかソファで眠っていたらしい。


いや、それは別にいい…俺の上に…凛がいる。
しかも、重い。


ゆっくり体を移動させようと試みたが、動けない。

なんで!?いつの間に!?俺にブランケットをかけるぐらいなら、自分にかけろよ。

⏰:08/06/05 23:25 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#307 [YOU]
『んん〜ロクゥ…』


ドキッとした…

お前の夢の中で記憶は戻ってるのか?
夢の中で俺を覚えてくれているなら…それでいい。



『こら、起きろ』


いつまでも寝顔を見ていたいが、そうはいかない。


『んー…ヤダ』

そう言って俺に巻きつく。

⏰:08/06/05 23:28 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#308 [YOU]
こいつ…完璧に寝ぼけてるし、しかも、誘ってるよ!!


『凛!!』


『………』

大きな声で呼んだらようやく起きてくれた。
ようやく状況を把握した凛は飛び起きてパニックをおこしていた。


『ごめんなさい!!昨日また目が覚めて、リビングに行ったらロクさんがいて、ただ…ブランケット掛けにきて』

⏰:08/06/05 23:33 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#309 [YOU]
『おい…』



『寝顔が見てたらいつの間にか寝ちゃって!本当にごめんなさい!!』


俺の寝顔?



あぁ…もうダメだ。
凛をぐちゃぐちゃにしたい。


『んー!!』



凛に覆いかぶさり、キスをした。
今回は誘ってきたこいつが悪い。

⏰:08/06/05 23:35 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#310 [YOU]
『ハッ…ロク!!』


名前を呼ばれただけで、こんなに感情が高ぶる自分がいる。

パジャマを胸まで一気に押し上げ、白く露わになった、乳首を舐めた。



『いっ…ヤッ…』

両手を片手で押さえつけ、下着の中に手を伸ばした。


『ロク!ヤダッ…ンッ…』

『煽ってきたのは凛だろ?』

⏰:08/06/05 23:40 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#311 [YOU]
耳元でささやくと、体をブルッと震わせ、目に涙を溜めている。


そう…俺は、凛の泣く表情が好きだ。


『待って!!ロクさん』

急に大きな声を出されて、ついつい手を止めてしまった。


『何、どうした?』


荒く肩で呼吸しながら、俺の目を真っ直ぐ見つめてきた。

⏰:08/06/05 23:44 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#312 [YOU]
『僕は…誰かの代わり…ですか?』



――――えっ!?


この台詞…そう忘れもしない、俺達がやっと一つになる時に言われた。



『………』


記憶をなくして、新しく出逢ってまで俺は凛に、不安な気持ちを与えている。


『ロクさん…?』

⏰:08/06/05 23:47 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#313 [YOU]
『ごめん』

体を起こし、立ち上がった。
ソファに座っている凛の真っ直ぐな瞳を見るのが辛い。



『どうして謝るの?』


『………ごめん』


顔を見なくても、どんな表情かわかる。


俺は…2度も傷つけてしまった。

⏰:08/06/05 23:50 📱:F905i 🆔:QnIn1cAA


#314 [YOU]
#293で訂正です

離していた×
話していた○です

すみません

⏰:08/06/06 15:33 📱:F905i 🆔:YojdNe/A


#315 [YOU]
泣いている凛を抱きしめる事も、慰める事もできない俺は、部屋に戻って鍵をしめた。



『ロク…さん、ごめんね、変な事聞いて』


何で凛が謝るんだ?

『お前は悪くない、俺が悪いんだ』


ドアの前に立ち、手を当てた。
きっと、凛も同じ事をしていると思う。



『嫌わないで…』

⏰:08/06/07 01:12 📱:F905i 🆔:f43EEwsk


#316 [YOU]
『どうして?嫌うわけないだろ』



ドアを開けて抱き締めたかった。
1人で泣かせたくなかった。


『命より…大切な人には僕は負けるけど…ロクさんを好きでいてもいい?』



今何て言った?ついついドアを開けてしまった。

『凛!!命より大切な人って誰だ!?』

⏰:08/06/07 01:15 📱:F905i 🆔:f43EEwsk


#317 [YOU]
『…ヒッ…ク…だって…雪ちゃん…が』


『相手が誰か聞いたのか!?』


左右に首を振る。
凛の両肩を掴みため息をついた。

言ってもいいのか?俺の大切な人の名を…。


泣きながら震えてる凛をそって抱き締めた。



『それは、お前だよ…凛』

⏰:08/06/07 01:19 📱:F905i 🆔:f43EEwsk


#318 [我輩は匿名である]
きた〜\(^o^)/

⏰:08/06/07 08:14 📱:D705i 🆔:sBOvBV82


#319 [YOU]
我輩は匿名さん感想板にてコメントしてます
━━━━━━━━━━━
『…………』


一瞬、動きが止まった。顔をゆっくり上にあげ、大きな灰色の瞳と目が合った。



『嘘だ…』


さっきまでの可愛い泣き顔はどこへやら…
一気に睨みをきかせて目をそらす。



『どうして嘘だと思うんだ?』

⏰:08/06/08 00:52 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#320 [YOU]
『だって!!僕とロクさんはまだ出会ったばかりじゃん!』


全てを話してしまいたい。
でも、リスクが多すぎる。

『………』

『すぐそうやって黙る!僕はちゃんと気持ちを伝えてるのに!!』



『そうだよな…信じるわけないよな』


そうだよ、もし俺が逆の立場であっても…

⏰:08/06/08 00:56 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#321 [YOU]
信じられるわけない。
言い聞かせたとしても…虚しくなるだけだ。

自然と諦めの笑いが出てきた。



『……ロクさん?』



『今言った事、全部忘れろ、もう何もしない』


俺は…自分の心を封印する。凛が思い出してくれるまで待つ。

でも…その前に俺にも我慢の限界と言う物が。

⏰:08/06/08 00:59 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#322 [YOU]
徠のマンションに泊まらせてもらおうかな…。



――――凛side――――
どうしよう!!絶対ロクさんに嫌われたよ。
あんな怒鳴って酷い事も言ったし…


僕は…なぜあんなにムキになったんだ?
命より大切な人が僕??それが本当なら嬉しいけど…


雪ちゃん、早く帰って来ないかな。これから気まずくてどうにかなりそうだよ!!

⏰:08/06/08 01:05 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#323 [YOU]
考えていると、急に頭痛がした。
それと同時に何かが頭の中で駆け巡る…




―ロク!!なんで逃げるんだよ!!―


――――えっ…?



―愛してる、凛―



『何?今の…?』

ロクの声がした。一生懸命考えてみた。

⏰:08/06/08 01:13 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#324 [YOU]
思いだそうとすればするほど、どんどん遠ざかっていく…


思い出したい、過去を取り戻したい。

僕はどんな人間だった?友達はいた?



愛してる人は…いた?


いつになったら僕は元の自分に戻れるのだろう…

『ロクさん?もしかして…僕たち、昔から知り合いだった?』

⏰:08/06/08 01:17 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#325 [YOU]
『何か思い出したか?』

『よく…分かんないけど』



もしかして、ロクさんも雪ちゃんも僕に優しいのは、本当は昔から知っているからなのかな?

だから僕を住ませてくれたりしてくれてるのかな?



一刻も早く思い出したい。


『おい!!何してんだ!』

⏰:08/06/08 01:20 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#326 [YOU]
#317訂正です
そっと抱き締めた○
そって抱き締めた×
ですミスばかりですみません

⏰:08/06/08 10:26 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#327 [YOU]
『思い出したいんだよ!!』



――――ロクside―――

何を始めるかと思ったら、頭を思い切り柱にぶつけだした。



『凛!!やめろ!!』



『イヤだ!絶対思い出してやる!!』



『凛!!』

⏰:08/06/08 23:52 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#328 [YOU]
『…早く…元に戻りたいんだ』



『バカ…』


こいつだけは本当に何を考えてるんだ、こんな事したって、思い出せるわけないのに…



『痛い…』



『当たり前だ』


額を真っ赤にしてソファに横になって涙ぐんでいる。

⏰:08/06/08 23:55 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#329 [YOU]
バカすぎて笑いが止まらない。
頭を抱えて痛がる姿はなんだか昔を思い出して、懐かしい…。


『笑えばいーよ!!』


大声で怒り泣きしだした。
昔からこんな調子だ。頭に冷えピタを貼ってやると大人しくなった。



『本当に…お前は子供だな』

⏰:08/06/08 23:58 📱:F905i 🆔:6FKeeqy2


#330 [YOU]
『うるさい!ロクさんが大人すぎるんだよ!』


ヤバい…本気でウケる。
その時インターホンが鳴った。
誰かと思えば、宅配便だった。ブレスレットがやっと戻ってきた。



見事に元の形に戻って嬉しかった。
左手首に通してブレスレットにキスをした。



『おかえり』

⏰:08/06/09 00:01 📱:F905i 🆔:.A6qZdX.


#331 [YOU]
リビングへ戻ると、まだ頭を抱えてうなっている。
あれだけ柱と遊べば腫れるだろう…
思い出すだけで、また笑いが出てくる。



『大丈夫か?』



『……うん』


体が弱いくせにやる事全てにおいて、体育会系なんだよな…。


『部屋に戻るね』


弱々しく自分の部屋に戻っていった。

⏰:08/06/09 00:05 📱:F905i 🆔:.A6qZdX.


#332 [い]
早く更新してーフフフ

⏰:08/06/09 00:07 📱:W52CA 🆔:CPy9rxok


#333 [YOU]
さん感想板にてコメントしてます(・∀・)ありがとうございます☆
━━━━━━━━━━━

夕方になったので、俺は仕事に向かった。

エレベーターをからエントランスを抜ける。
マンションの外にて駐車場へ向かう…


空が紅く染まって肌寒い。


でも今は凛がいる…
心は満たされているので寒さもそこまで感じないくらいだ…

⏰:08/06/09 23:24 📱:F905i 🆔:.A6qZdX.


#334 [YOU]
俺は…今幸せだ。

でも、やはり理性が保ちそうにない。


やっぱり徠に電話してみるか、でも…いい大人が2人きりになりたくないからだなんて、笑われる。


ため息をつきながらも、温かい気持ちを抱いて職場へ急いだ。





仕事をいつものように終わらせ、帰路につこうとしていた。

⏰:08/06/09 23:30 📱:F905i 🆔:.A6qZdX.


#335 [YOU]
凛はちゃんと眠ってるだろうか…

雪は彼の家に泊まりに行ってる。


鍵を静かに回して中へ入ると玄関には有り得ない光景があった。



ブランケットにくるまった凛とコロンが座っていた。


『凛、起きろ、こんな所で寝たら風邪引くぞ?』


『ンン…おかえり』


眠い目を擦り、コロンを抱き立ち上がる。

⏰:08/06/09 23:53 📱:F905i 🆔:.A6qZdX.


#336 [YOU]
『ただいま』


何年ぶりだろう、こうやって出迎えてもらうのなんて…

リビングへ行くと、夜食まで用意してくれていた。

いつの間に料理なんて覚えたんだろう。


『これぐらいしか出来なくてゴメン』



『ありがとう』

⏰:08/06/09 23:56 📱:F905i 🆔:.A6qZdX.


#337 [YOU]
おむすびに肉じゃがと味噌汁…
料理、出来るようになったんだ。


見た目は完璧だ、味はどうかと恐る恐る口に料理を運んだ。



『んっ!!うまい』


『本当!?嘘ついてない?』



テーブルの向かい合わせに座り、肘をついて前のめりに話してくる。

⏰:08/06/10 00:00 📱:F905i 🆔:YCSwabB2


#338 [YOU]
やばい…すごく幸せかも…。


『ねぇ、また作ってほしい?』


こんな所が最高に可愛い。でも、我慢だ…手をだしてしまったら、また泣かせてしまう。



『そうだな、こんな旨いメシ毎日食べられたら幸せだろうな…』


『んふふ…』


満面の笑みで嬉しそうに笑ってる。

⏰:08/06/10 00:49 📱:F905i 🆔:YCSwabB2


#339 [YOU]
料理がこんなに上達したって事は…
他の誰かにも作ってやった事があるのかもしれない。


えらく、料理の腕が成長した気がする。



『ニヤニヤして、どうしたんだ?』


さっきから食事してる俺を、凝視してくる。
食べずらくて仕方がない。


『ロクさんて、本当に格好いいなぁーと思って』

⏰:08/06/10 00:53 📱:F905i 🆔:YCSwabB2


#340 [YOU]
自分の頬が熱くなる感覚を覚えた。

こいつは何を言ってるんだ?

頭を柱にぶつけすぎておかしくなってしまったんじゃないんだろうか…



『かっこよくないよ』


『こんな男前で、優しくて…本当に付き合ってる人いないの?』



『いない』


『…………』

⏰:08/06/10 00:56 📱:F905i 🆔:YCSwabB2


#341 [YOU]
どうしてこんな事を聞いてくるんだ?
何か思い出してくれたんだろうか…。



『もしかして…僕が住み着いて、彼女を呼ぶに呼べないとか!?』


『だから、彼女はいない』



ため息混じりに言った、一体どうしたって言うんだよ。




『本当…?』

⏰:08/06/10 00:59 📱:F905i 🆔:YCSwabB2


#342 [YOU]
『本当だ、早く寝ろよ?明日もメシよろしく』



『わかった、おやすみなさい』


嬉しそうに返事をして、部屋に戻っていった。

変な奴…急に明るくなったり、暗くなったりして。



6年も離れていると、こんなに凛の事がわからなくなる物なのか?



何も変わらないと思っていたのは、俺だけか?

⏰:08/06/10 01:06 📱:F905i 🆔:YCSwabB2


#343 [YOU]
あれだけ愛していたのに。


自室へ入り、デスクの上の写真立てを一つ手に取った。

そう、俺が凛に部屋に入るなと言った理由…。



俺の部屋には凛が溢れている。
6年前の凛が…。


こんなの、あいつが見たら100%驚くに決まっている。


しかも、確実に問い詰められる…

⏰:08/06/10 01:11 📱:F905i 🆔:YCSwabB2


#344 [さき]
頑張って

咲はずっと待ってます

⏰:08/06/13 22:20 📱:SH902iS 🆔:CRGU4Azs


#345 [YOU]
さきさん感想板にてコメントしてます

━━━━━━━━━━━
いつの間にか眠っていた。目を覚ますと、時計の針は昼を指していた。



こんなに眠ったのは久々だ…結構疲れてるのかな。
着替えを済ませリビングへ向かったら人の気配を全く感じなかった。



凛の姿がない、部屋をノックしても返答がない。
周りを見渡すとベランダのカーテンがなびいていた。

⏰:08/06/14 23:22 📱:F905i 🆔:G6IWfFRA


#346 [YOU]
まさか!!走ってベランダへ出てみた。



『おそよう』


『凛、驚かせるなよ』



安堵のため息をついた。最悪のパターンを考えてしまっていたから、良かった。

今の凛なら何をしでかすか分かったものじゃない。

『疲れてたんだろうね、一応ノックしたんだけど、返事なくて』

⏰:08/06/14 23:27 📱:F905i 🆔:G6IWfFRA


#347 [YOU]
何をしているかと思ったら、洗濯してくれている。


楽しそうな横顔を見ていた。
まるで夢を見ているみたいだった。




一度は失ってしまった宝物が今、俺の側で笑っている。


しばらく、横顔に見とれていた。



『お腹空いたでしょ?お昼にしよっか!?』

⏰:08/06/14 23:32 📱:F905i 🆔:G6IWfFRA


#348 [YOU]
『そうだな…』




やばい…やはり、気持ちが抑えられそうにない。

キッチンで手際よく料理をし始めた。
最近は当たり前になってきてるが、エプロン姿…かなり板についてきたな。



こんな姿にまで見とれてしまう俺は、確実にどこかおかしくなってるみたいだ。

⏰:08/06/14 23:38 📱:F905i 🆔:G6IWfFRA


#349 [YOU]
『凛…?』



『んー?何?』


名前を呼んで返事をくれるが、料理を続けている。
ソファから立ち上がり、静かに背後に立った。




『どうしたの!?びっくりするじゃん!!』


かなりびっくりしたらしく、顔を真っ赤にして何か言ってる。

そんな凛を無視して、後ろから抱きしめてみた。

⏰:08/06/14 23:44 📱:F905i 🆔:G6IWfFRA


#350 [YOU]
それから首筋に顔をうずめた…。



『ロクさん!?』



『ねぇ…俺達付き合わない?』





『………えっ?』



固まってしまった。首筋に軽くキスを落とす。

⏰:08/06/14 23:48 📱:F905i 🆔:G6IWfFRA


#351 [YOU]
きっと…凛が今まで俺を好きな気持ちより、何倍も俺の方が惚れてる。


6年前、必死に俺を追いかけてくれた。



今度は俺がお前を追いかける番かもしれないな…



『……で…の?』


『んっ?』





『僕でいいの…?』

⏰:08/06/14 23:50 📱:F905i 🆔:G6IWfFRA


#352 [YOU]
何を言ってるんだ?と言おうかと思った。



どう考えても…俺の方が惚れてるのに。


『凛は俺でいいのか?』



こんなに綺麗で、まぁ、本人は全く気付いていないだろうが。
後ろからで顔がみえないけど、耳が真っ赤だ。



『ロク…さんじゃないと…イヤかも』

⏰:08/06/14 23:54 📱:F905i 🆔:G6IWfFRA


#353 [YOU]
正直、嬉しかった。
回していた腕を凛が掴んできた。



―――…チュ



『ひっ…ア…』


『メシも食べたいけど、その前に凛を食べたいんだけど』


首筋にいくつかのキスをしていたら、フリーズ状態になっていた凛がやっと言葉を発した。

⏰:08/06/14 23:59 📱:F905i 🆔:G6IWfFRA


#354 [YOU]
それでも俺は耳朶をかんだりを止めなかった。



『アッ…あの…』



『んー?』


俺は凛の腰に自分の腰を密着させもう1人の俺がしっかり熱を帯びていくのを伝えた。



『あた…ってる…』

⏰:08/06/15 00:02 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#355 [YOU]
『聞こえないな…』



凛を正面に向かせた。
顔を見ると…いつも通りに赤い。

最近、肩まで伸びた髪を一つに結んだせいか?
なんか…気のせいかもしれないが、妙に色っぽい。




『キス…してい?』



『…………』

⏰:08/06/15 23:22 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#356 [YOU]
無言で頷く…



俺達は今から…静かに…そっと…




一つになろうとしている。



『…ンッ…フ…』


小さな体をそっと抱きしめ、何度も名前を呼んだ。



『凛…凛…』

⏰:08/06/15 23:24 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#357 [YOU]
――――凛side――――

こうやって…ロクさんに名前を呼ばれると…

切なくて、懐かしい…そんな感じになる。



どう言葉で表したらいいかわからないけど。

とにかく、ロクさんの腕の中は落ち着く。




好き…だよ、ロクさん。

『好き』

⏰:08/06/15 23:28 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#358 [YOU]
『…凛?』



『ロクさんが…大好き』

『俺は、愛してる』



―――愛してる


どうして…まだ知り合って間もない僕にここまで優しくしてくれるんだろう。



声に出して言いたいよ。でも、分からない。

⏰:08/06/15 23:30 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#359 [YOU]
男の僕をロクさんは本当に好きなんだろうか…


女の人の代わりなのかな?

でも…今は僕を見てくれている。
ロクさんの瞳には…僕が写っている。


その時!!体中に甘い痺れが走った。



『ひっ…アァ…』


声が…変な声がでる!!どうしよう!!

⏰:08/06/15 23:33 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#360 [YOU]
『もっと、声聞かせて?』


ロクさんは、僕の至る所にキスを落としていった。
全身がロクさんの毒で支配されていく…



『ロクっ…アッ…ア』


胸に顔を埋め、突起を手と口でせめてくる。
たったそれだけなのに、

下半身は熱を持ち、腰がうずいてくる。

⏰:08/06/15 23:39 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#361 [YOU]
『ハッ…アァ…んっ!!』


右手は胸を触り続け、左手がズボンの中に入って僕の分身に触れてきた。



『ヤダ!!やめて』


『やだ、やめないよ…』


思い切り睨みをきかせてみたが、悪戯そうに笑い、首筋に噛みついてきた。


『いたっ!!』

⏰:08/06/15 23:43 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#362 [YOU]
『こんなにパンパンなのに…自分でするよりされた方がいいだろ?』



こめかみの辺りが一気に熱くなる感覚がした。

いくら睨んでも全く効果がない。



ムカつく!!僕はロクさんの首に腕を回して、顔を無理矢理近づけた。


『んっ…!?』

⏰:08/06/15 23:46 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#363 [YOU]
そう…思い切り唇を噛んでやった。
さっきから散々至る所を噛まれてる。


お返しだ!!



と笑ってやろうと思った矢先…口に目をやると、血がでていた。


『いっ…てぇ…』



『…………』



どうしよう!やりすぎた。

⏰:08/06/15 23:50 📱:F905i 🆔:MD1nUd3Q


#364 [YOU]
一気に血の気が引いていく感じがした。


やばいよ…口の端に血が滲んでる。
こんな時に思うのはいけない事と分かっているけど…


血を舐めているロクさんが、すごくやらしくみえた。



『この…悪ガキ!!』



『んっ!!ンッ…』


いきなりキスをされた。

⏰:08/06/17 23:17 📱:F905i 🆔:Fw9xuMYg


#365 [YOU]
血の味がする…そっと頬を撫でて、僕は傷口を舐めた。


これって…確実に僕から誘ってる。
クチュクチュと部屋中にいやらしい音が響いている。



『凛…入れてもいい?』



『フッ…ン…無理だよ』



僕の言葉を無視して続ける。

⏰:08/06/17 23:23 📱:F905i 🆔:Fw9xuMYg


#366 [YOU]
お尻の辺りがさっきから熱い…指が何本か入ってきて、僕をかき回す。


こんな感覚…どう表現したらいいかわからないけど、体が自然と動いている。


意識が薄れそうな中…急に指を抜かれて違和感がなくなった。




『ひゃ…アァ…』


四つん這いの体勢をとらされ、お尻を思い切り突き出した形になった。

⏰:08/06/17 23:28 📱:F905i 🆔:Fw9xuMYg


#367 [YOU]
猛烈な恥ずかしさが襲ってきた。



『ヤダッ…恥ずかしい』

足をばたつかせて逃げようとしても、腰をしっかり掴まれていて、逃げる事なんて出来ない!!



上から覆い被さってきて、耳朶を舐めてきた。



『何も考えられないぐらいにしてやるよ…』

⏰:08/06/17 23:32 📱:F905i 🆔:Fw9xuMYg


#368 [YOU]
『えっ??』



息をつく間もなく、下半身に熱と激痛が襲った。

『イッ!!痛い…ロク…』



顔が見えないのと、お尻の痛みで涙が滲んできた。


『大丈夫、大丈夫だ』


すっかり萎えてしまった分身を掴んで上下に動かしたり、背中にキスを落としてくるけど、痛みが和らがない!!

⏰:08/06/17 23:35 📱:F905i 🆔:Fw9xuMYg


#369 [YOU]
『全部入ったよ?』


そう言ってくるけど…違和感がありすぎて、気持ちいいとは言えない!



少しずつロクさんが腰を動かし出した。

ゆっくり…ゆっくりと。


動きが早くなると同時に乳首と分身を器用に手で転がされ、少しずつ熱を持ち出した。

⏰:08/06/17 23:40 📱:F905i 🆔:Fw9xuMYg


#370 [YOU]
『乳首…弱いんだね』



クスッと笑って、首筋を噛んだり吸ったりして…なんて…僕は淫乱なんだろう。


さっきまで萎えていたのに、完璧に熱を持った体が、自分の考えとはよそにどんどん淫らに反応していく…



『アッ…ロク!!…アァン…』

もっと…奥まで突いてほしい。
この体が壊れるほど抱いて欲しい。

⏰:08/06/17 23:49 📱:F905i 🆔:Fw9xuMYg


#371 [YOU]
急に動きが止まり、お預けを食らった僕は、恥ずかしながらも腰がヒクついて動いていた。



四つん這いから解放され、今度はお互いが向き合う形になった。


頬を形のいい長い指で包み込まれ、優しくキスしてきた。

キスも好きだけど、下半身が…疼いて…キスだけで、分身からは密が出てくるのが分かった。



もっと…ロクさんを欲しがっている。

⏰:08/06/17 23:53 📱:F905i 🆔:Fw9xuMYg


#372 [YOU]
『顔見せて?』



『…………』


恥ずかしくて見れないよ、絶対に顔赤いし。


『凛、俺を見ろ』


『……恥ずか…しい』



下を向いていたら、顎を掴まれて、無理矢理顔を上げられた。


目が合って、ロクさんの瞳に吸い込まれそうになった。

⏰:08/06/17 23:57 📱:F905i 🆔:Fw9xuMYg


#373 [YOU]
『ずっと…俺と一緒に居てくれ』



『………ふぇ?』


自分の目から涙が自然と溢れ出してきたのは言うまでもない。



気づけば、僕はロクさんの首にしがみついて泣いていた。




フワッと体が浮いたと思ったら、僕はロクさんの上に股がされる形になっていた。

⏰:08/06/18 00:01 📱:F905i 🆔:e9PIm9P.


#374 [YOU]
腰を掴まれ、少し浮かせてロクさんが僕の中に入ろうとしていた。


お尻の間にヌルヌルする感覚があった。



『冷たい!!』


『ゆっくり、腰下ろして?』



耳元で囁かれて背中がゾクッとした。
言われた通りにゆっくりと腰を下げていく。

⏰:08/06/18 00:08 📱:F905i 🆔:e9PIm9P.


#375 [YOU]
『フッ…んッ…アッ!!』


胸に吸い付いて舌で乳首ばかりを攻めてくる…



『ヤッ!!ロク…ヤダァ』


ロクを全部飲み込んだ時には僕の息が上がっていた。


『よくできました』



片手で髪を撫でて、お互いの瞳には最愛の人が映っている…

優しく下唇を噛んできた。

⏰:08/06/18 23:30 📱:F905i 🆔:e9PIm9P.


#376 [YOU]
僕も負けずに噛み直す…
腰を掴まれ、何が始まるかと思ったら。



『失神するなよ?』


『えっ…?』


いきなり一番感じる場所を突きだした。



『待って…ヤッ…』

自分の喘ぎ声がどんどん大きくなっていくのが分かった。

⏰:08/06/18 23:34 📱:F905i 🆔:e9PIm9P.


#377 [YOU]
恥ずかしいけど、我慢できない!

奥までロクさんにかき回されて…気持ちいい。



『こっ…壊れる!!』


『まだイクなよ?』



分身をしっかり握って離してくれない…
動きは早くなる一方で、僕はありえない声で鳴いてる。


『もぉ…無理!お願いぃ…ロク!!』

⏰:08/06/18 23:39 📱:F905i 🆔:e9PIm9P.


#378 [YOU]
ぐちゃぐちゃの顔だったと思う…


それでもいいから早くイカせて欲しかった。


『ロク!!』



目の前の愛しい人はニヤリと悪戯そうに笑っていた。


『イキたい?』



頷く事しかできない僕は、必死に訴えた。

⏰:08/06/18 23:41 📱:F905i 🆔:e9PIm9P.


#379 [YOU]
『じゃあ、キスして』



『アァ…ンッ!!…フゥ…』


夢中でキスをしたのは覚えている。



『おりこーさん』


軽いキスをもらった瞬間、ラストスパートをかけ、僕らは同時にイッた。


『凛!!』


ロクさんの言った通り、気を失ってしまったらしい。

⏰:08/06/18 23:45 📱:F905i 🆔:e9PIm9P.


#380 [YOU]
『んンー…イダイ…』



体中に激痛が走る。
どうしてだ?必死に動こうとするが、体が思うように動かない。


諦めて少し起こした体をもう一度ベッドにうずめた。



あぁ…そっか、昨日あんなに激しく抱かれたんだった。


ロクさんは?一体今何時?
体を少しずつ移動させながら時計を見た。

⏰:08/06/18 23:49 📱:F905i 🆔:e9PIm9P.


#381 [YOU]
10時かぁ…意外と早く目が覚めたな。


とりあえず、喉渇いたからリビング行こ。
重い体を起こして着替えを済ませリビングへ向かった。



『おはよう』


―――…ドキッ!!



『おはようございます』

やばい!!まともに顔が見れないし。

⏰:08/06/18 23:53 📱:F905i 🆔:e9PIm9P.


#382 [YOU]
昨日と違って見える…なんで!?


1人でパニクっていたら声が掛かった。



『何してる、座れよ』


『…うん』



『どうした?』



言えない…言える訳ない!!ロクさんが違ってみえるなんて。
僕だけ?こんなパニクってるのは??

⏰:08/06/21 22:32 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#383 [YOU]
ロクさんは何とも思ってないのかな?
雪ちゃん、今日は何で帰って来ないんだろ…。



2人きりなんて気まず過ぎる。
とりあえず、自分を落ち着かせるためにキッチンへ行き、コーヒーを持ってテーブルに座った。



『大丈夫か?』


『なっ…何が!?大丈夫!!平気』



昨日の事が思い出されて、顔が熱くなるし、目を見れないし、やばい。

⏰:08/06/21 22:37 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#384 [YOU]
『どうした、おかしいぞお前?』



我慢できない僕はこの場から逃げる決断をした。



『暑い!!この部屋暑くない?コロン散歩行こ!?』

ワン!と嬉しそうにリードを持ってきた。
コロンを抱え、ダッシュで玄関を飛び出した。



エレベーターの扉がしまり、大きな溜め息をついた。

⏰:08/06/21 22:42 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#385 [YOU]
『心臓破裂しそう…』




――――ロクside―――

『どうしたんだよ…』



1人問いかけるように呟いて、新聞を開きコーヒーを一口飲んだ。




さっきの凛の光景を思い出したら、おかしくて笑いが出てきた。

⏰:08/06/21 22:47 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#386 [YOU]
『何笑ってんの?』




『……ッ!雪』



『ただいま、お兄ちゃん大丈夫?』


『…すまん』



雪が戻って来た事に俺はまたしても気づかなかった。
凛の事を考えると…周りが見えなくなる。

⏰:08/06/21 22:53 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#387 [YOU]
凛と再会して…俺は確実に変わっていってる。


雪と話をしていたら、凛が帰ってきた。



『雪ちゃん!!』


雪を見るやいなや、一目散に抱きついた。
俺が少し苛ついたのは言うまでもない。


そんな俺の考えをよそに、2人はカップルの用にいちゃついている。


『私居なくて寂しかったでしょ?』

⏰:08/06/21 22:59 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#388 [YOU]
凛と雪は向かい合い、手を繋いでいる…



『うん…本当に寂しかったよ』



『お兄ちゃんに何もされてないよね?』



『………!!』


あからさまに2人共動揺してしまった。
凛は黙ってるし、俺は新聞で顔を隠して読むふりをしていた。

⏰:08/06/21 23:04 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#389 [YOU]
『あるわけないだろ?変な事聞くな雪』



『はぁーい』


ニヤニヤしながら俺の妹は凛を引っ張って部屋に連れて行った。


危ない、もう少しでバレる所だった。
でも、結局はバレる事になる…今頃雪に話しているだろう。



夕方になり、俺は着替えて仕事場へ向かった。

⏰:08/06/21 23:10 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#390 [YOU]
あれからあの2人は部屋から出てくる事なく、話し込んでるらしい…


本当に、あいつらの方が兄弟みたいだ。







社長室へ入り、椅子に座りタバコに火をつけたと同時にノック音がした。



『おはようございます』

⏰:08/06/21 23:14 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#391 [YOU]
『おはよう…』



俺の右腕…と言うか、俺よりこの店を知ってるかもしれない。


野崎 真━ノザキ マコト━

今日の予約表を持ってきた。予約はお陰様でびっしりだ。



今日は兄貴達も久々に来る。予約表に目を通していたら、頭上から声がした。



『首…蚊にでもかまれましたか?』

⏰:08/06/21 23:20 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#392 [YOU]
『えっ?どこ??』


鏡を渡されたので、首筋を見てみると…
キスマークがくっきりついている!!



俺は、余りの驚きで声が出なかった。
凛がつけたのか!?…凛しかいない…
動揺をさとられないように、静かに答えた。




『蚊だな…』



『大きな蚊なんでしょうね…失礼します』

⏰:08/06/21 23:26 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#393 [YOU]
『野崎!!』


ニコニコ涼しい顔して部屋を出て行った。



本当に野崎だけは未だにペースが全く掴めない。いつも冷静沈着…俺より年上だからか?



社長室の入り口近くにある姿見の鏡で、身だしなみを整え、もう一度キスマーク見てみた。


従業員にバレたら示しがつかない。
襟を整え、ネクタイをキツく締め直し、大きく深呼吸してフロアに向かった。

⏰:08/06/21 23:32 📱:F905i 🆔:N6kLwXhg


#394 [我輩は匿名である]
あげ
頑張って(_´Д`)ノ~~

⏰:08/06/22 22:54 📱:P905i 🆔:PnmVXNUk


#395 [YOU]
我輩は匿名さん感想板にてコメントしてます

―――――――――――
従業員は大切にしている。
下が一生懸命働いてくれているお陰で今の俺がある。


フロアに集まり、挨拶をすませて今日も始まろうとしている。



兄貴達も開店と同時に来てくれた。
VIPルームに通し、少ししてから顔をだした。

⏰:08/06/22 23:35 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#396 [YOU]
『ロク、久しぶりだなぁ…坊ちゃんは元気か?』


『うん、お陰様で…』



『記憶、戻りそうか?』

『……大丈夫だよ』



俺の表情を見て察してくれたのかもしれない。
みんなが一斉に話題を変えだした。

⏰:08/06/22 23:38 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#397 [YOU]
『そう言えば、ロクが居なくなって、坊ちゃんやたら料理習ってたなぁ』


――――…えっ?


『そうそう!!厨房に入って頑張ってたし』


兄貴達がみんな笑い出した。


なんで?料理?

俺が不思議な顔をしていたのを察してくれたらしく、説明してくれた。

⏰:08/06/22 23:41 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#398 [YOU]
沖縄から帰って…一時凛は入院していた。


屋敷に戻っても、誰とも口を聞かず、1人でふさぎ込んでいたらしい。



戻ってきてから、みんなの知る所…全く泣いていないみたいだった。


大学もちゃんと卒業して、バイトにもチャレンジしたらしい。



俺の知らない凛が次々と出てくる。
何よりも一番驚いた事は、

⏰:08/06/22 23:44 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#399 [YOU]
あれだけべったりだった母とほとんど口をきかなかったらしい。


それから…俺を探し続けていてくれた。
何よりもそれが嬉しかった。



『まずい料理出てきた事もあったな』



またみんな大爆発だ…
あいつは、本当にみんなに可愛がられていたんだと感じた。


兄貴達も言葉には出さないが、凛に会えなくて寂しそうだ。

⏰:08/06/22 23:48 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#400 [YOU]
早く、みんなの為にも記憶が戻って欲しいと強く思う…。



結局、兄貴達は閉店まで居てくれた。
みんなを送り出して、マンションへ帰った。


玄関を開けると、いつもの日課のように、凛とコロンが待っていてくれる。



『ただいま』



『おかえり…』

⏰:08/06/22 23:51 📱:F905i 🆔:QEZst9ak


#401 [YOU]
午前中のぎこちなさが嘘のように普通に戻っていたので、かなり安心した。



『お腹空いたでしょ?』

帰ってきて、温かい食事をとるなんて…これほどの幸せはない。
ここ最近は毎日のように夜食を作って待っていてくれる。


ここへ越してきて、外出してないな…
明日は休みだし、どこか連れて行ってやるか。



ずっとマンションに閉じ込めるのも可哀想だ。

⏰:08/06/24 01:16 📱:F905i 🆔:sZk9zmso


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