☆ヒカリ☆BLです
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#430 [YOU]
『んン…ァ…ロク』
お互いに目が合って笑う。もう一度唇に軽くキスをした…
『食事どうする?』
『帰って作るよ、だって今日は記念日だよ!』
左手をゆっくり挙げて指輪を見せてくる。
その凛の幸せそうな表情…俺は一生忘れない。
:08/07/02 23:21
:F905i
:xuTwWo0s
#431 [YOU]
『こんな路地裏で結婚式か?』
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
もっと、雰囲気のある場所で指輪を渡したかった。
『ロクとなら…ドブの中でもいいよ』
俺の胸は締め付けられた。愛しくて…愛しくて…切ない。
荷物を持って路地裏から表通りに出て歩き始めた。
:08/07/02 23:36
:F905i
:xuTwWo0s
#432 [さび]
:08/07/02 23:48
:SH903i
:☆☆☆
#433 [YOU]
『凛!!』
2人して振り返ると、全く知らない男が息を切らせて立っていた。
しかも…馴れ馴れしく呼び捨てなんかしやがって誰だこいつ。
『えっと…すみませんが、どちら様ですか?』
『何言ってるんですか!?涼ですよ!!小倉 涼!!』
:08/07/03 22:42
:F905i
:0fSmPjXE
#434 [YOU]
――小倉 涼?
考え込んでいると、隣で小倉とか言う男が凛に必死の形相で訴えかけていた。
『おい、こいつ記憶なくして本当に分からないんだ』
立ち話もなんだから3人で近くのカフェに入った。
:08/07/03 22:55
:F905i
:0fSmPjXE
#435 [YOU]
凛の表情は曇っていた…テーブルのしたから弱々しく手を握ってきたので、強く握り返した。
お互いに目が合って、俺は頷き微笑んだ。
前に座っている男は、俺の知らない凛を知っている。
呼び捨てにするぐらいだ、親しかったのは間違いないだろう…
:08/07/03 22:58
:F905i
:0fSmPjXE
#436 [YOU]
話を聞くとこの男は凛の会社の同期で親しかったらしい。
こいつがヤクザの息子と知っていても普通に接していたと…
そこまでは良かった…
『小倉君だっけ?凛とはどういった関係だったんだ?』
大人気なく俺はこの事が聞きたくて仕方なかった。もし、凛がこの男を愛していたら…
俺より…この男を…
:08/07/04 23:52
:F905i
:oksEoiBs
#437 [YOU]
『付き合ってました』
真っ直ぐな瞳で俺の目を見てきた。
嘘だろ…?この男と凛が付き合ってたとでも言うのか!?
確かに、姿をくらませた俺が100%悪いのは分かる、正面切って言われてみるとショックは大きい。
『嘘だ!!』
:08/07/04 23:55
:F905i
:oksEoiBs
#438 [YOU]
『凛?』
『凛!!本当です!!信じてください、嘘なんかじゃない!』
男も必死に訴えてる。こいつも…凛に相当惚れ込んでいたんだと…
『この人、絶対嘘ついてるよ!ロクもう帰ろう』
突然立ち上がり荷物をまとめて逃げ出すように歩き出した。
何か思い出したのか?その質問をする間もないぐらいの急ぎようだ。
:08/07/05 00:00
:F905i
:Ci7xlcfE
#439 [YOU]
俺も立ち上がり、急いで後を追いかけようとしたが、目の前には絶望感を漂わせた男がいる。
こいつには改めて話を聞かなくては…
名刺を一枚取りだし、テーブルの上に置いた。
『小倉君、これ俺の連絡先だ、また連絡してくれ話を聞きたい』
それだけ言って、凛を追いかけた。
:08/07/05 00:04
:F905i
:Ci7xlcfE
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