☆ヒカリ☆BLです
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#501 [YOU]
凛の胸に顔をうずめた…ものすごく…気持ちいい…
『眠い…』
『ベッド行こ?風邪ひくよ!?』
『凛の部屋で眠っても構わない?』
『……うん』
:08/07/24 09:49
:F905i
:TTmnC9dQ
#502 [YOU]
頬を赤らめ嬉しそうに笑ってくれる。
ベッドへ入り、凛を抱き枕にすぐ眠りに就いてしまった。
―――凛side―――――
僕の部屋で眠るのは…今日で2回目だ…
ロクの甘いボディコロンかな?なんだか知らないけど…懐かしくて落ち着く…。
:08/07/24 09:52
:F905i
:TTmnC9dQ
#503 [YOU]
こんなに遅く帰ってきて、事故にでも遭ったのかと思った…
本人は全く悪気なんてない様子だったけど、どれだけ心配したことか…
いつもは遅くても3時位には帰って来てたし…
今日だけは色んな事を考えた…
声には出さないけど、ロクの寝顔を見ながら思っていた。
女の人の所にでも行ってるんじゃないかとか…
:08/07/24 10:18
:F905i
:TTmnC9dQ
#504 [YOU]
ロクは…格好いいから…色んな女性に声掛けられそうだし…
僕は…男で…僕には…ロクを縛ることなんて出来ない。
男同士だから…?
ロクの一言で…僕は、浮いたり沈んだりするんだもん…
それに…あの日以来…抱かれてない。
:08/07/24 10:22
:F905i
:TTmnC9dQ
#505 [YOU]
自分で思っておきながらカァーっと頬が熱くなった。
別に抱かれたいって思ってるわけじゃなくて!!
ヤバい…変な汗かいてきた!!
ロクだって色々忙しいんだし、今日だって顔色悪かった…疲れてるんだよ…
でも…やっぱり…体に触れて欲しい。
こんな事考える僕はおかしいのかな!?
:08/07/24 10:26
:F905i
:TTmnC9dQ
#506 [YOU]
もしかして!!!!!
一回抱いてくれた時…つまんなかったとか!?
『ンッ…んー』
ビクッと体が強張った。隣ではぐっすり眠ってるロクがいた。
ドキドキしながらもまた徐々に堕ちていく僕…
気持ちよくなかったのかな…
:08/07/24 10:29
:F905i
:TTmnC9dQ
#507 [YOU]
だから…ここ最近早く帰って来ないのかな…
部屋にも一度も入れてくれないし…
やっぱり…女の人と遊んでたりするのかも。
ヤバい…泣きそう…声だしたら起きるし…
静かにベッドを抜け出してリビングのソファに腰掛けた。
『ウッ……ヤダヨ…ツッ…』
涙が止まらない…絶対にそうだ。
いい人がいるに決まってる。
:08/07/24 10:33
:F905i
:TTmnC9dQ
#508 [如月隼人]
あげときます
:08/07/28 18:26
:W53T
:☆☆☆
#509 [YOU]
真っ暗なリビングに独り…更に感情が溢れ出してくる。
僕は…他の世界を知らない。
記憶が戻らない限り…
『ンッ…痛っ…』
目を覚ますと僕はリビングで寝ていた。
:08/07/29 23:55
:F905i
:1bKDnemo
#510 [YOU]
如月 隼人さん

感想板にてコメントしてます

―――――――――――
泣き疲れて…眠ったんだ。
時計を見ると午前6時を指していた。
変な寝方をしていたから体中が痛い。
着替えをしに部屋に戻った。
ベッドには…大好きなロクがいる。
しばらく見ていたら、また泣きそうになってきた。
:08/07/29 23:59
:F905i
:1bKDnemo
#511 [YOU]
静かに着替えを済ませて、朝食の準備を始めた。
なんか…気分が重い。今更だけど、一緒に住まない方が良かったのかな?
悪い方向にしか今は考えが働かない。
どうしよう…やっぱり…働きに出た方がいいよね。お金も貯めないと…
ロクに相談しても、また反対されるよな…
:08/07/30 00:01
:F905i
:Vwr6XfPw
#512 [YOU]
もう一度、相談してみよう。
『おはよー』
振り返ると雪ちゃんが大きく背伸びをしながら、こっちに向かってきた。
『おはよ、後少しで準備できるよ』
『……凛ちゃん?』
:08/07/30 00:04
:F905i
:Vwr6XfPw
#513 [YOU]
顔を目の前まで近づけてきて、マジマジと顔を見てくる。
何かついてるのかな??
『泣いた?』
『泣いてないよ!!さっき起きたから、むくんでるだけだよ!!』
雪ちゃんにバレたらロクにバレる。
必死に言い訳をするのは大変だった。
『そっ?ならいんだけどね』
:08/07/30 00:06
:F905i
:Vwr6XfPw
#514 [YOU]
ホッと胸を撫で下ろして料理作りに戻った。
『おはよう』
ロクが来た。神様…どうか普通に話せますようにと願ながら、挨拶を交わした。
みんながテーブルに揃い、雪ちゃんはコロンを膝に乗せて話していた。
ロクはいつものように新聞を読みながらコーヒーを飲む。
:08/07/30 00:09
:F905i
:Vwr6XfPw
#515 [YOU]
いたって変わりないいつもの光景…
いつ…仕事の事を切り出そう。
雪ちゃんが居てくれた方がいいよな…
『あっ…あの…』
2人して一斉に僕の方を見た。
見比べてみると、やっぱりこの2人は似ている。
いやっ!違う!!そんな事どうでもいんだよ。
:08/07/30 00:12
:F905i
:Vwr6XfPw
#516 [YOU]
『どうした?』
『…働きたいんですが』
あっ…ロクの眉間にシワが入った。
『どうしてそんなに働きたいんだ?』
『25にもなって、養って貰うのはどうかな?って思った…から』
『いんじゃない?別に働かなくったって』
雪ちゃん…今日はロクの味方かよ!!
:08/07/30 00:15
:F905i
:Vwr6XfPw
#517 [YOU]
『……でも』
『駄目だ…この話は終わる』
『ロク!!』
なんで駄目なんだよ!!僕にはそんな力も無いみたいに思われてるみたいでイヤだ!!
新聞をまた読み出した。雪ちゃんは目で合図を送ってくるし。
でも…やっぱり!!
:08/07/30 22:24
:F905i
:Vwr6XfPw
#518 [YOU]
『働きたい!!!!』
僕の訴えなんか完璧に無視し続ける。
新聞なんてよんでないくせに!!
―――…あったまきた!!
『なんでダメなんだよ!!』
:08/07/30 22:26
:F905i
:Vwr6XfPw
#519 [YOU]
新聞を手で思い切り払ってしまった。
やった後に後悔しても遅かった。
目が合った瞬間、思い切り睨まれたのは言うまでもなく…
『駄目なもんはダメだ!!』
ロクの怒鳴り声で話は終わった。
たまらず雪ちゃんが駆け寄って僕に声を掛けてきた。
『凛ちゃん…後で話し合おうよ?』
:08/07/30 22:33
:F905i
:Vwr6XfPw
#520 [YOU]
『やだ!!今がいんだ!!』
雪ちゃんが必死に僕をなだめてくれてるけど、引くに引けない!
ロクは席を立って、部屋に戻ろうとしていた。
『ロク!!』
名前を呼ばれて立ち止まり、こっちを向いて一言だけ…
:08/07/30 22:37
:F905i
:Vwr6XfPw
#521 [YOU]
『働きたいなら、ここから出ていけ!!』
『お兄ちゃん!』
こんな事言われるなんて…全く想像しなかった。
『わかったよ!!出て行ってやる!』
部屋に戻り、スーツケースをクローゼットから引き出した。
なんでこんなに腹がたつんだろう。
:08/07/30 22:39
:F905i
:Vwr6XfPw
#522 [YOU]
胸も苦しい…
『凛ちゃん!!何してんの!?』
『荷造りだよ』
雪ちゃんがおもむろにスーツケースの荷物を出しだした。
『何するんだよ!?』
必死の形相で訴えかけてくる。
:08/07/30 22:42
:F905i
:Vwr6XfPw
#523 [YOU]
『出て行くなんてダメ』
今度は雪ちゃんが怒っている。
どうして…この兄妹は…僕を縛るんだろう…
『ロクが出て行けって聞いただろ!?』
『あんなの…本心なわけないでしょ!?』
:08/07/30 22:45
:F905i
:Vwr6XfPw
#524 [YOU]
そんなに怒鳴らなくても…と言おうとしたけど、やめておいた。
『…………』
『凛ちゃん?…私達と居るの…嫌だった?』
違う…一度もそんな事考えたりした事ないよ…
『お兄ちゃんと私の事…迷惑だった?』
:08/07/30 22:52
:F905i
:Vwr6XfPw
#525 [YOU]
『違う…そんなんじゃなくて…』
これだけは雪ちゃんにも言えないよ…
下を向いて黙っていたら…雪ちゃんは立ち上がり…静かに部屋を出て行った。
―――ロクside――――
:08/07/30 22:54
:F905i
:Vwr6XfPw
#526 [YOU]
あいつ…いつからあんなに頑固になったんだ?
頭は痛いし…胃も重い…調子が悪いからって八つ当たりした俺も大人気ないが…
しかし…どうしてあんなに働きたがるんだ?
俺と一緒じゃ不満なんだろうか…
考え出したら頭痛がひどくなってきた。
:08/07/30 23:27
:F905i
:Vwr6XfPw
#527 [YOU]
『お兄ちゃん?』
ドアの向こうから雪の声がする。
『どうした?』
ドアを開けると雪が今にも泣きそうな表情で立っていた。
『凛ちゃん…しばらく徠おじさんの所に預けたら?』
:08/07/30 23:29
:F905i
:Vwr6XfPw
#528 [YOU]
家を出たいのは本当なんだな…
雪の表情で大体分かる。
『後で電話しておくよ』
それだけ伝えて背中を向けた。
内心は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
俺たちの事で…雪まで巻き込んでしまって…
しばらくして徠に連絡すると、あっさりOKだった。
:08/07/30 23:32
:F905i
:Vwr6XfPw
#529 [YOU]
凛の事は全て雪に任せて、俺は仕事に向かった。
『おはようございます』
野崎がいつものように予約表を見せてくれた。
なぜか…座っているだけなのに目が回る感覚を覚えた。
時々…頭を左右に振り、意識をはっきりさせながら話を続けた。
風邪か?今日は表に出ないといけない…
:08/07/30 23:35
:F905i
:Vwr6XfPw
#530 [YOU]
『大丈夫ですか?』
『……うん』
今日は早く店が閉まる事を願ながら、表に出た。
俺の願いが届いたのか、今日は早く帰れそうだ。
従業員に挨拶を済ませて、椅子に掛けて事務作業をしていると野崎が入ってきた。
:08/07/30 23:38
:F905i
:Vwr6XfPw
#531 [YOU]
『お疲れさまです、オーナー、ホールも全てOKです』
『お疲れ様…帰るか…』
立ち上がった瞬間に激しい目眩に襲われ、机に両手をついて踏ん張ったが、あえなく両膝をついて下に座り込んでしまった。
『オーナー!!』
『…大丈夫だ』
:08/08/02 03:09
:F905i
:brhgvl4k
#532 [YOU]
立ち上がろうとしたが、体が鉛のように重い…
野崎が俺の額に手を当ててきた。
『すごい熱ですよ…送ります』
『大丈夫、帰れるよ』
立ち上がってみたものの、今度は目が回りだした。
:08/08/02 03:11
:F905i
:brhgvl4k
#533 [YOU]
そこから先の記憶は全くない…
目を覚ますと…ベッドの上だった。
『目が覚めましたか?今点滴してるので、大人しくして下さい』
『……野崎?』
色々と話し掛けてくれるが、頭が痛いのと体中が暑くて聞ける状態ではなかった。
:08/08/02 03:14
:F905i
:brhgvl4k
#534 [YOU]
『お兄ちゃん!!』
この声は…雪だ…もう一人うるさい奴…
そうか…徠の所に行ってるんだった…
『大丈夫ですよ、ただの風邪です』
野崎が気を利かせてくれて雪をリビングに連れて行ってくれた。
:08/08/02 03:16
:F905i
:brhgvl4k
#535 [ピー]
一気に全部,読みました!!!!!すっごい面白いです!!!頑張れって下さいね('◇')ゞ
:08/08/04 08:14
:D905i
:wGBdxyBE
#536 [YOU]
ピーさん

感想板にてコメントしております

―――――――――――
日頃の疲れが出たのだろう…
また深い眠りについて次に目を覚ましたのはリビングから聞こえる異常な騒がしさだった。
喉も渇いた俺は…起きるのもままならない程体力が落ちていた。
壁に寄りかかりながら水を取りに向かった。
:08/08/05 02:47
:F905i
:cSzrGmS6
#537 [YOU]
『ロク!!』
凛…どうしてここに居るんだ…と聞こうとしたが、喉の激しい痛みでうまく話せない。
心配してこっちに近づいて俺の腕を取ってきたが、風邪がうつると大変だと思い、手を払いのけ追い払った。
『……ロク…』
キッチンまで行き、冷蔵庫からミネラルウォーターを取った。
:08/08/05 02:52
:F905i
:cSzrGmS6
#538 [YOU]
部屋に戻ろうとしたが、こんなに遠いのか!?って位体が思うように動かない…
意識朦朧の中…ソファに目をやると…
凛が静かに泣いている。
どうして泣いてるんだ!?駆け寄って行きたいが自由が効かない。
:08/08/05 02:55
:F905i
:cSzrGmS6
#539 [YOU]
『どうしたんですか?』
野崎、助かった…。
凛を心配そうに見ていたまでは良かった。
隣に腰掛け、涙をすくい髪を撫でだした。
今の俺に出来ることは、壁を強く殴って止めさせるぐらいだった。
―――ドンッ!!!!
『オーナー?』
:08/08/05 02:59
:F905i
:cSzrGmS6
#540 [YOU]
あからさまな俺の不機嫌モードに気づいたのだろう。
両手を挙げてソファから離れた。
その姿を見てようやく部屋に戻った。
それから…また何時間眠ったんだろう。
喉の渇きでまた目が覚めた。
ベッドサイドの時計は夕方を指していた。
仕事…行かないと…
:08/08/05 03:01
:F905i
:cSzrGmS6
#541 [YOU]
起き上がってみると、さっきよりは多少…楽だった…
これなら行ける。
スーツを着てリビングへ行くとまだ野崎がいた。
『お兄ちゃん!!何してんのよ!!』
『仕…事…』
『オーナー、今日は休んで下さい。私が全てやっておきますので』
:08/08/05 03:06
:F905i
:cSzrGmS6
#542 [YOU]
『大丈夫だっ…て…』
『声でてないじゃん!休みなって』
心配してくれるのはありがたいが…
仕事は休みたくない。
野崎が近寄ってきて小声で話しかけてきた。
『子犬ちゃんにこれ以上の心配かけないで下さい…また泣いちゃいますよ?』
:08/08/05 23:55
:F905i
:cSzrGmS6
#543 [YOU]
『お前…ッ』
完璧…馬鹿にしてる。
キッチンに立っている凛を見ると、心配そうに俺を見つめていた。
『私が奪ってもいんですか?』
『殺す』
野崎はまだ話続ける。
:08/08/05 23:58
:F905i
:cSzrGmS6
#544 [YOU]
『蚊の正体は彼ですか…』
目を合わせてニヤリと笑ってきた。
風邪なんて引いてなかったら、思い切り殴ってやるのに…
今は力が入らない。
頭に血が昇って一気に具合が悪くなった。
野崎は俺の肩を2回叩き、マンションを後にした。
『お兄ちゃん!!早くベッド行く!!』
:08/08/06 00:01
:F905i
:G5pk6XRY
#545 [YOU]
静かに雪の言う事を聞いて、ベッドに戻った。
それから何時間眠ったんだろう…
目を覚ましたら辺りは真っ暗だった。
今まで病気なんかほとんどした事ない。
しかも、こんなに眠ったのも初めてだろう…
しかし…腹が減ったな…ベッドサイドのランプに手を伸ばし電気を付けてみると…そこには驚きの光景があった。
:08/08/06 00:05
:F905i
:G5pk6XRY
#546 [YOU]
凛が部屋にいる…
椅子に座ったまま眠っていた。
焦った俺はデスクの上を見た!!写真立ての山がキレイになくなっている。
雪が隠してくれたのか…良かった…。
大きく安堵のため息をついた。
『ンッ…ロク…?』
:08/08/06 00:08
:F905i
:G5pk6XRY
#547 [YOU]
名前を呼ばれただけで…こんなに…胸が苦しい程…愛してる。
目を擦りながら…ベッドに来た。
『馬鹿…うつったらどうする!部屋に戻れ』
さっきよりは喉の痛みが和らいでいた…
凛は無言のままシーツを掴んで黙っている。
『凛?』
『ねえ…僕…ロクを諦めるよ』
:08/08/06 00:14
:F905i
:G5pk6XRY
#548 [YOU]
―――えっ…
『………』
せっかく…出逢えたのに…
確かに俺達は最近喧嘩ばかりしている。
昔なら有り得ない程…
だが、決して凛を傷つけたくてしている事ではない…
それに…まだ俺達は始まったばかりじゃないか。と伝えたい…
:08/08/06 23:19
:F905i
:G5pk6XRY
#549 [YOU]
昔の俺なら…簡単に伝える事ができただろう。
今は…プライドが邪魔をして上手く伝えられない。
『ロクは…僕じゃなくてもいんだよ…』
苦しそうに一言一言話す姿を見ているのは切なかった。
結局俺は…凛を幸せにしてやる事が出来ない。
今の凛が出した答えを受け止める事しか…。
:08/08/06 23:23
:F905i
:G5pk6XRY
#550 [YOU]
『何とか言えよ!!』
胸ぐらを掴まれ、必死に訴えてくる。
『すまない…』
手の力が弱まっていった。
『どうして…謝るの…?なんで謝るんだよ!!』
『………』
:08/08/06 23:25
:F905i
:G5pk6XRY
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