☆ヒカリ☆BLです
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#501 [YOU]
凛の胸に顔をうずめた…ものすごく…気持ちいい…
『眠い…』
『ベッド行こ?風邪ひくよ!?』
『凛の部屋で眠っても構わない?』
『……うん』
:08/07/24 09:49
:F905i
:TTmnC9dQ
#502 [YOU]
頬を赤らめ嬉しそうに笑ってくれる。
ベッドへ入り、凛を抱き枕にすぐ眠りに就いてしまった。
―――凛side―――――
僕の部屋で眠るのは…今日で2回目だ…
ロクの甘いボディコロンかな?なんだか知らないけど…懐かしくて落ち着く…。
:08/07/24 09:52
:F905i
:TTmnC9dQ
#503 [YOU]
こんなに遅く帰ってきて、事故にでも遭ったのかと思った…
本人は全く悪気なんてない様子だったけど、どれだけ心配したことか…
いつもは遅くても3時位には帰って来てたし…
今日だけは色んな事を考えた…
声には出さないけど、ロクの寝顔を見ながら思っていた。
女の人の所にでも行ってるんじゃないかとか…
:08/07/24 10:18
:F905i
:TTmnC9dQ
#504 [YOU]
ロクは…格好いいから…色んな女性に声掛けられそうだし…
僕は…男で…僕には…ロクを縛ることなんて出来ない。
男同士だから…?
ロクの一言で…僕は、浮いたり沈んだりするんだもん…
それに…あの日以来…抱かれてない。
:08/07/24 10:22
:F905i
:TTmnC9dQ
#505 [YOU]
自分で思っておきながらカァーっと頬が熱くなった。
別に抱かれたいって思ってるわけじゃなくて!!
ヤバい…変な汗かいてきた!!
ロクだって色々忙しいんだし、今日だって顔色悪かった…疲れてるんだよ…
でも…やっぱり…体に触れて欲しい。
こんな事考える僕はおかしいのかな!?
:08/07/24 10:26
:F905i
:TTmnC9dQ
#506 [YOU]
もしかして!!!!!
一回抱いてくれた時…つまんなかったとか!?
『ンッ…んー』
ビクッと体が強張った。隣ではぐっすり眠ってるロクがいた。
ドキドキしながらもまた徐々に堕ちていく僕…
気持ちよくなかったのかな…
:08/07/24 10:29
:F905i
:TTmnC9dQ
#507 [YOU]
だから…ここ最近早く帰って来ないのかな…
部屋にも一度も入れてくれないし…
やっぱり…女の人と遊んでたりするのかも。
ヤバい…泣きそう…声だしたら起きるし…
静かにベッドを抜け出してリビングのソファに腰掛けた。
『ウッ……ヤダヨ…ツッ…』
涙が止まらない…絶対にそうだ。
いい人がいるに決まってる。
:08/07/24 10:33
:F905i
:TTmnC9dQ
#508 [如月隼人]
あげときます
:08/07/28 18:26
:W53T
:☆☆☆
#509 [YOU]
真っ暗なリビングに独り…更に感情が溢れ出してくる。
僕は…他の世界を知らない。
記憶が戻らない限り…
『ンッ…痛っ…』
目を覚ますと僕はリビングで寝ていた。
:08/07/29 23:55
:F905i
:1bKDnemo
#510 [YOU]
如月 隼人さん

感想板にてコメントしてます

―――――――――――
泣き疲れて…眠ったんだ。
時計を見ると午前6時を指していた。
変な寝方をしていたから体中が痛い。
着替えをしに部屋に戻った。
ベッドには…大好きなロクがいる。
しばらく見ていたら、また泣きそうになってきた。
:08/07/29 23:59
:F905i
:1bKDnemo
#511 [YOU]
静かに着替えを済ませて、朝食の準備を始めた。
なんか…気分が重い。今更だけど、一緒に住まない方が良かったのかな?
悪い方向にしか今は考えが働かない。
どうしよう…やっぱり…働きに出た方がいいよね。お金も貯めないと…
ロクに相談しても、また反対されるよな…
:08/07/30 00:01
:F905i
:Vwr6XfPw
#512 [YOU]
もう一度、相談してみよう。
『おはよー』
振り返ると雪ちゃんが大きく背伸びをしながら、こっちに向かってきた。
『おはよ、後少しで準備できるよ』
『……凛ちゃん?』
:08/07/30 00:04
:F905i
:Vwr6XfPw
#513 [YOU]
顔を目の前まで近づけてきて、マジマジと顔を見てくる。
何かついてるのかな??
『泣いた?』
『泣いてないよ!!さっき起きたから、むくんでるだけだよ!!』
雪ちゃんにバレたらロクにバレる。
必死に言い訳をするのは大変だった。
『そっ?ならいんだけどね』
:08/07/30 00:06
:F905i
:Vwr6XfPw
#514 [YOU]
ホッと胸を撫で下ろして料理作りに戻った。
『おはよう』
ロクが来た。神様…どうか普通に話せますようにと願ながら、挨拶を交わした。
みんながテーブルに揃い、雪ちゃんはコロンを膝に乗せて話していた。
ロクはいつものように新聞を読みながらコーヒーを飲む。
:08/07/30 00:09
:F905i
:Vwr6XfPw
#515 [YOU]
いたって変わりないいつもの光景…
いつ…仕事の事を切り出そう。
雪ちゃんが居てくれた方がいいよな…
『あっ…あの…』
2人して一斉に僕の方を見た。
見比べてみると、やっぱりこの2人は似ている。
いやっ!違う!!そんな事どうでもいんだよ。
:08/07/30 00:12
:F905i
:Vwr6XfPw
#516 [YOU]
『どうした?』
『…働きたいんですが』
あっ…ロクの眉間にシワが入った。
『どうしてそんなに働きたいんだ?』
『25にもなって、養って貰うのはどうかな?って思った…から』
『いんじゃない?別に働かなくったって』
雪ちゃん…今日はロクの味方かよ!!
:08/07/30 00:15
:F905i
:Vwr6XfPw
#517 [YOU]
『……でも』
『駄目だ…この話は終わる』
『ロク!!』
なんで駄目なんだよ!!僕にはそんな力も無いみたいに思われてるみたいでイヤだ!!
新聞をまた読み出した。雪ちゃんは目で合図を送ってくるし。
でも…やっぱり!!
:08/07/30 22:24
:F905i
:Vwr6XfPw
#518 [YOU]
『働きたい!!!!』
僕の訴えなんか完璧に無視し続ける。
新聞なんてよんでないくせに!!
―――…あったまきた!!
『なんでダメなんだよ!!』
:08/07/30 22:26
:F905i
:Vwr6XfPw
#519 [YOU]
新聞を手で思い切り払ってしまった。
やった後に後悔しても遅かった。
目が合った瞬間、思い切り睨まれたのは言うまでもなく…
『駄目なもんはダメだ!!』
ロクの怒鳴り声で話は終わった。
たまらず雪ちゃんが駆け寄って僕に声を掛けてきた。
『凛ちゃん…後で話し合おうよ?』
:08/07/30 22:33
:F905i
:Vwr6XfPw
#520 [YOU]
『やだ!!今がいんだ!!』
雪ちゃんが必死に僕をなだめてくれてるけど、引くに引けない!
ロクは席を立って、部屋に戻ろうとしていた。
『ロク!!』
名前を呼ばれて立ち止まり、こっちを向いて一言だけ…
:08/07/30 22:37
:F905i
:Vwr6XfPw
#521 [YOU]
『働きたいなら、ここから出ていけ!!』
『お兄ちゃん!』
こんな事言われるなんて…全く想像しなかった。
『わかったよ!!出て行ってやる!』
部屋に戻り、スーツケースをクローゼットから引き出した。
なんでこんなに腹がたつんだろう。
:08/07/30 22:39
:F905i
:Vwr6XfPw
#522 [YOU]
胸も苦しい…
『凛ちゃん!!何してんの!?』
『荷造りだよ』
雪ちゃんがおもむろにスーツケースの荷物を出しだした。
『何するんだよ!?』
必死の形相で訴えかけてくる。
:08/07/30 22:42
:F905i
:Vwr6XfPw
#523 [YOU]
『出て行くなんてダメ』
今度は雪ちゃんが怒っている。
どうして…この兄妹は…僕を縛るんだろう…
『ロクが出て行けって聞いただろ!?』
『あんなの…本心なわけないでしょ!?』
:08/07/30 22:45
:F905i
:Vwr6XfPw
#524 [YOU]
そんなに怒鳴らなくても…と言おうとしたけど、やめておいた。
『…………』
『凛ちゃん?…私達と居るの…嫌だった?』
違う…一度もそんな事考えたりした事ないよ…
『お兄ちゃんと私の事…迷惑だった?』
:08/07/30 22:52
:F905i
:Vwr6XfPw
#525 [YOU]
『違う…そんなんじゃなくて…』
これだけは雪ちゃんにも言えないよ…
下を向いて黙っていたら…雪ちゃんは立ち上がり…静かに部屋を出て行った。
―――ロクside――――
:08/07/30 22:54
:F905i
:Vwr6XfPw
#526 [YOU]
あいつ…いつからあんなに頑固になったんだ?
頭は痛いし…胃も重い…調子が悪いからって八つ当たりした俺も大人気ないが…
しかし…どうしてあんなに働きたがるんだ?
俺と一緒じゃ不満なんだろうか…
考え出したら頭痛がひどくなってきた。
:08/07/30 23:27
:F905i
:Vwr6XfPw
#527 [YOU]
『お兄ちゃん?』
ドアの向こうから雪の声がする。
『どうした?』
ドアを開けると雪が今にも泣きそうな表情で立っていた。
『凛ちゃん…しばらく徠おじさんの所に預けたら?』
:08/07/30 23:29
:F905i
:Vwr6XfPw
#528 [YOU]
家を出たいのは本当なんだな…
雪の表情で大体分かる。
『後で電話しておくよ』
それだけ伝えて背中を向けた。
内心は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
俺たちの事で…雪まで巻き込んでしまって…
しばらくして徠に連絡すると、あっさりOKだった。
:08/07/30 23:32
:F905i
:Vwr6XfPw
#529 [YOU]
凛の事は全て雪に任せて、俺は仕事に向かった。
『おはようございます』
野崎がいつものように予約表を見せてくれた。
なぜか…座っているだけなのに目が回る感覚を覚えた。
時々…頭を左右に振り、意識をはっきりさせながら話を続けた。
風邪か?今日は表に出ないといけない…
:08/07/30 23:35
:F905i
:Vwr6XfPw
#530 [YOU]
『大丈夫ですか?』
『……うん』
今日は早く店が閉まる事を願ながら、表に出た。
俺の願いが届いたのか、今日は早く帰れそうだ。
従業員に挨拶を済ませて、椅子に掛けて事務作業をしていると野崎が入ってきた。
:08/07/30 23:38
:F905i
:Vwr6XfPw
#531 [YOU]
『お疲れさまです、オーナー、ホールも全てOKです』
『お疲れ様…帰るか…』
立ち上がった瞬間に激しい目眩に襲われ、机に両手をついて踏ん張ったが、あえなく両膝をついて下に座り込んでしまった。
『オーナー!!』
『…大丈夫だ』
:08/08/02 03:09
:F905i
:brhgvl4k
#532 [YOU]
立ち上がろうとしたが、体が鉛のように重い…
野崎が俺の額に手を当ててきた。
『すごい熱ですよ…送ります』
『大丈夫、帰れるよ』
立ち上がってみたものの、今度は目が回りだした。
:08/08/02 03:11
:F905i
:brhgvl4k
#533 [YOU]
そこから先の記憶は全くない…
目を覚ますと…ベッドの上だった。
『目が覚めましたか?今点滴してるので、大人しくして下さい』
『……野崎?』
色々と話し掛けてくれるが、頭が痛いのと体中が暑くて聞ける状態ではなかった。
:08/08/02 03:14
:F905i
:brhgvl4k
#534 [YOU]
『お兄ちゃん!!』
この声は…雪だ…もう一人うるさい奴…
そうか…徠の所に行ってるんだった…
『大丈夫ですよ、ただの風邪です』
野崎が気を利かせてくれて雪をリビングに連れて行ってくれた。
:08/08/02 03:16
:F905i
:brhgvl4k
#535 [ピー]
一気に全部,読みました!!!!!すっごい面白いです!!!頑張れって下さいね('◇')ゞ
:08/08/04 08:14
:D905i
:wGBdxyBE
#536 [YOU]
ピーさん

感想板にてコメントしております

―――――――――――
日頃の疲れが出たのだろう…
また深い眠りについて次に目を覚ましたのはリビングから聞こえる異常な騒がしさだった。
喉も渇いた俺は…起きるのもままならない程体力が落ちていた。
壁に寄りかかりながら水を取りに向かった。
:08/08/05 02:47
:F905i
:cSzrGmS6
#537 [YOU]
『ロク!!』
凛…どうしてここに居るんだ…と聞こうとしたが、喉の激しい痛みでうまく話せない。
心配してこっちに近づいて俺の腕を取ってきたが、風邪がうつると大変だと思い、手を払いのけ追い払った。
『……ロク…』
キッチンまで行き、冷蔵庫からミネラルウォーターを取った。
:08/08/05 02:52
:F905i
:cSzrGmS6
#538 [YOU]
部屋に戻ろうとしたが、こんなに遠いのか!?って位体が思うように動かない…
意識朦朧の中…ソファに目をやると…
凛が静かに泣いている。
どうして泣いてるんだ!?駆け寄って行きたいが自由が効かない。
:08/08/05 02:55
:F905i
:cSzrGmS6
#539 [YOU]
『どうしたんですか?』
野崎、助かった…。
凛を心配そうに見ていたまでは良かった。
隣に腰掛け、涙をすくい髪を撫でだした。
今の俺に出来ることは、壁を強く殴って止めさせるぐらいだった。
―――ドンッ!!!!
『オーナー?』
:08/08/05 02:59
:F905i
:cSzrGmS6
#540 [YOU]
あからさまな俺の不機嫌モードに気づいたのだろう。
両手を挙げてソファから離れた。
その姿を見てようやく部屋に戻った。
それから…また何時間眠ったんだろう。
喉の渇きでまた目が覚めた。
ベッドサイドの時計は夕方を指していた。
仕事…行かないと…
:08/08/05 03:01
:F905i
:cSzrGmS6
#541 [YOU]
起き上がってみると、さっきよりは多少…楽だった…
これなら行ける。
スーツを着てリビングへ行くとまだ野崎がいた。
『お兄ちゃん!!何してんのよ!!』
『仕…事…』
『オーナー、今日は休んで下さい。私が全てやっておきますので』
:08/08/05 03:06
:F905i
:cSzrGmS6
#542 [YOU]
『大丈夫だっ…て…』
『声でてないじゃん!休みなって』
心配してくれるのはありがたいが…
仕事は休みたくない。
野崎が近寄ってきて小声で話しかけてきた。
『子犬ちゃんにこれ以上の心配かけないで下さい…また泣いちゃいますよ?』
:08/08/05 23:55
:F905i
:cSzrGmS6
#543 [YOU]
『お前…ッ』
完璧…馬鹿にしてる。
キッチンに立っている凛を見ると、心配そうに俺を見つめていた。
『私が奪ってもいんですか?』
『殺す』
野崎はまだ話続ける。
:08/08/05 23:58
:F905i
:cSzrGmS6
#544 [YOU]
『蚊の正体は彼ですか…』
目を合わせてニヤリと笑ってきた。
風邪なんて引いてなかったら、思い切り殴ってやるのに…
今は力が入らない。
頭に血が昇って一気に具合が悪くなった。
野崎は俺の肩を2回叩き、マンションを後にした。
『お兄ちゃん!!早くベッド行く!!』
:08/08/06 00:01
:F905i
:G5pk6XRY
#545 [YOU]
静かに雪の言う事を聞いて、ベッドに戻った。
それから何時間眠ったんだろう…
目を覚ましたら辺りは真っ暗だった。
今まで病気なんかほとんどした事ない。
しかも、こんなに眠ったのも初めてだろう…
しかし…腹が減ったな…ベッドサイドのランプに手を伸ばし電気を付けてみると…そこには驚きの光景があった。
:08/08/06 00:05
:F905i
:G5pk6XRY
#546 [YOU]
凛が部屋にいる…
椅子に座ったまま眠っていた。
焦った俺はデスクの上を見た!!写真立ての山がキレイになくなっている。
雪が隠してくれたのか…良かった…。
大きく安堵のため息をついた。
『ンッ…ロク…?』
:08/08/06 00:08
:F905i
:G5pk6XRY
#547 [YOU]
名前を呼ばれただけで…こんなに…胸が苦しい程…愛してる。
目を擦りながら…ベッドに来た。
『馬鹿…うつったらどうする!部屋に戻れ』
さっきよりは喉の痛みが和らいでいた…
凛は無言のままシーツを掴んで黙っている。
『凛?』
『ねえ…僕…ロクを諦めるよ』
:08/08/06 00:14
:F905i
:G5pk6XRY
#548 [YOU]
―――えっ…
『………』
せっかく…出逢えたのに…
確かに俺達は最近喧嘩ばかりしている。
昔なら有り得ない程…
だが、決して凛を傷つけたくてしている事ではない…
それに…まだ俺達は始まったばかりじゃないか。と伝えたい…
:08/08/06 23:19
:F905i
:G5pk6XRY
#549 [YOU]
昔の俺なら…簡単に伝える事ができただろう。
今は…プライドが邪魔をして上手く伝えられない。
『ロクは…僕じゃなくてもいんだよ…』
苦しそうに一言一言話す姿を見ているのは切なかった。
結局俺は…凛を幸せにしてやる事が出来ない。
今の凛が出した答えを受け止める事しか…。
:08/08/06 23:23
:F905i
:G5pk6XRY
#550 [YOU]
『何とか言えよ!!』
胸ぐらを掴まれ、必死に訴えてくる。
『すまない…』
手の力が弱まっていった。
『どうして…謝るの…?なんで謝るんだよ!!』
『………』
:08/08/06 23:25
:F905i
:G5pk6XRY
#551 [YOU]
目の前で泣いている凛を抱き締める事も出来なかった。
一体、いつから俺はこんな最低の人間になってしまったんだろう。
俺は…また自らこの手で宝物を手放してしまった。
静まり返ったこの部屋は、今までに感じた事ない程広く感じた…。
凛の部屋はそのままにしてある…
:08/08/06 23:28
:F905i
:G5pk6XRY
#552 [YOU]
携帯とブランケットだけ持って行ったらしい。
ベッドに横たわり、枕に頭を置くと…残り香がまだあった。
俺は…この先、思い出だけで生きて行けるだろうか…
凛は…小倉 涼の元へ行くだろう。
短い間だったが…凛との生活は、本当に楽しかった。
あいつが毎日待っていてくれる。
この上ない幸せな時だったのは確かだ。
:08/08/06 23:32
:F905i
:G5pk6XRY
#553 [YOU]
幸せすぎて夢じゃないかと思ったぐらいだ。
玄関を開けてあいつが居るか心配になったことが何度もある。
こんな事…情けなくて言えなかったが…
今…この家には雪もコロンも居ない。
凛が出て行った日、初めての兄妹喧嘩をしてしまった。
雪は結婚前提の男の家で同棲をしている。
:08/08/06 23:36
:F905i
:G5pk6XRY
#554 [YOU]
全て…俺が悪い…2人を傷つけてしまった。
凛も雪も失った今、俺は独りで居る…
一人で居る事は特に苦痛ではない。
でも…この時は気づかなかった。
もう、一人では生きられなくなっていたなんて…
――――凛side――――
:08/08/06 23:39
:F905i
:G5pk6XRY
#555 [YOU]
ロクと別れて…かなりの日数がたったけど…
一度も連絡がない。
僕は…今初めての孤独感を感じている。
あれから…小倉 涼って人と会ってる。
―――独りは嫌だ…
:08/08/09 03:26
:F905i
:RE2GuuW2
#556 [YOU]
小倉 涼と会ったのは…ロクのマンションを飛び出して行った時だ。
徠おじさんの所しか僕には行く宛がなくて…
電話したけど出なかったから歩きながら行っていた。
どれぐらい歩いただろうか…
街は人で溢れていた。ロクと買い物に来た所だ…
独り思い出しながら左手の指輪を見ていた時
:08/08/09 03:31
:F905i
:RE2GuuW2
#557 [YOU]
『凛?』
振り返ると見覚えのある顔があった。
この人…嫌いな奴だ…
無視してまた歩き出したら、腕を掴まれ止められた。
なんだ?こいつ…
イライラしているのが相手にも伝わったのだろう。
:08/08/09 03:36
:F905i
:RE2GuuW2
#558 [YOU]
『そんなに怖い顔しないで下さいよ…何もしませんから』
じゃあ、手を離せよ!と言いたかった。
なんで、こんな嬉しそうな顔して笑ってるんだ?やっぱり…付き合ってたのは本当なのか?
『もし…暇だったら、そこのカフェ入りません?立ち話もあれなんで…』
『お金ないよ』
:08/08/09 03:39
:F905i
:RE2GuuW2
#559 [YOU]
口を手で押さえて必死に笑いを堪えてる。
『ナッ!!何がおかしいんだよ!』
やっぱりこいつ嫌いだ!!なんで笑われないといけないんだ!?
『そんなの、奢りますよ』
返事も聞かずにグイグイと腕を引っ張られてカフェのテーブルに座らされた。
『………』
:08/08/09 03:43
:F905i
:RE2GuuW2
#560 [YOU]
どうして付いてきたんだろう…
ボォーっとしていたら目の前に飲み物が置かれた。
『………』
目の前でニコニコしながら僕を見ている。
不思議と不快感はなかった…
この人…良い人なのかも
『今日は一人で買い物ですか?』
:08/08/09 13:26
:F905i
:RE2GuuW2
#561 [YOU]
『いや…違うよ…ただの散歩』
ロクと喧嘩別れしたなんて言えなかった…と言うか言いたくなかった。
『散歩!?相変わらず嘘が下手ですね』
こいつは…僕の事どれ位知ってるんだろう。
てか、嘘って普通にばれてるし!!
携帯とブランケットしか持ってないので気付いたのかも…
:08/08/09 13:31
:F905i
:RE2GuuW2
#562 [YOU]
『喧嘩でもしたんですか?そんな顔して…』
『してないよ…』
どんな顔してんだろう…泣いたから目とか腫れてるかもだし。
今出来る事は崩れ出しそうな自分に「頑張れ!!泣くな!!」と言い聞かせる事しかできない…
『お前…仕事は?』
話題を変えるために自分から話しかけてみた。
:08/08/09 13:39
:F905i
:RE2GuuW2
#563 [YOU]
『今日は直帰です、だから大丈夫ですよ?心配してくれてるんですか?優しいなぁ』
『してないし…』
こいつ…凄いポジティブな奴。
嬉しそうにずっと微笑んでいる。
そう言えば…ロクの笑顔…見たことない?…かも。
やっぱり僕と居るのは楽しくなかったのかな。
:08/08/09 14:46
:F905i
:RE2GuuW2
#564 [YOU]
『ねぇ…お前は俺の事どれぐらい知ってるの?僕が、どんな奴だったか』
『知ってますよ?とりあえずは出ますか!!ドライブしながら行きましょう』
なんか…すっごく嬉しそうにテーブルの上を片付けだした。
ドライブか…悪くないな、気分転換に丁度いいかもしれない。
俺達はカフェを後にして車に乗り込み走り出した。
:08/08/09 14:51
:F905i
:RE2GuuW2
#565 [YOU]
一つ一つを運転しながら話てくれた。
自己紹介から…働いて行る場所も車から見せてくれた。
僕もここで働いていたらしい…けど、全く何も思い出せなかった。
なんか…ホッとした。
自分がちゃんと働いていたから、それすら今までは知らなかった。
こいつに感謝だな…
:08/08/09 17:02
:F905i
:RE2GuuW2
#566 [YOU]
車が泊まり、外へ出てみた。
『思い出せますか?ここに前2人で来たんですよ?』
『ここへ…きた?』
はい。と笑い背中を押して景色の綺麗な場所に連れて行ってくれた。
『もう少し早かったら前みたいな綺麗な夕日見れたんですけどね…残念』
:08/08/09 17:06
:F905i
:RE2GuuW2
#567 [YOU]
『ここで…どんな話をした?僕は楽しそうな顔してた?』
『勿論!!楽しく話してましたよ、夕日に向かって好きな人の名前を囁いていました』
―――好きな人の名前
『誰!?なんて名前!?教えろ!!』
涼は切なそうな顔で僕をしばらく見つめていた。一体誰なんだ!?僕が好きな人って…
:08/08/10 00:58
:F905i
:IQlSbvFQ
#568 [YOU]
『小倉 涼って…言ってましたよ』
『………』
涼から目を話す事が出来なかった。
本当に僕は…涼と付き合っていたのか?
―――凛、愛してる。
突然何かが聞こえた!!誰?聞き覚えのある声…でも誰だか分からない。
違う、涼じゃない…僕が好きだった人…そんな気がした…
:08/08/10 01:03
:F905i
:IQlSbvFQ
#569 [YOU]
『嘘だ…お前は嘘ついてる!』
あからさまに涼の顔が焦っていた。
やっぱりこいつ好きになれない!!
『本当ですよー!信じてくださいよ!!』
僕に泣きついてきた!
『嘘つきは本気で嫌いだ!!』
早く帰りたい衝動に駆られて車に早足で向かっていたら、背後から情けない声で僕を呼んでいる涼がいた。
:08/08/10 01:08
:F905i
:IQlSbvFQ
#570 [YOU]
立ち止まって振り返り、その姿を見てみると…余りにも格好悪くて笑えた。
身長も高い、顔も悪くない…甘いマスクでモテそうなのに。僕と付き合ってるとか言って…馬鹿な奴。
『帰るぞ!!早くこっちこいよ』
『ふぁーい…』
友達としては仲良く出来そうな気がこの時はした。
:08/08/10 01:13
:F905i
:IQlSbvFQ
#571 [YOU]
帰りの車中、他愛ない話をした。
初めて…こんな自然にはなした気がする…
ロクと話す時…いつも顔色や言動を気にしながら話していた気がする。
涼とは…こんなに自然と話ができるのに…
楽しそうに話す横顔を見つめながら色んな事を考えた。
『何か付いてますか!?』
『いや…お前って本当に楽しそうに話すよね』
:08/08/11 00:20
:F905i
:EsKQhSKo
#572 [YOU]
運転しながらも目を見開いて驚いた表情をしている。
何かおかしな事言ったかな?
『当たり前じゃないですか…』
『なにが?』
『俺の好きな人と今、一緒にいるんですよ?楽しくないわけないでしょ?』
あまりの突然の告白に返す言葉がなくて、顔が一気に熱くなった。
:08/08/11 00:23
:F905i
:EsKQhSKo
#573 [YOU]
こいつ!!何を言ってるか分かってるのか!?
顔が赤くなっているのを見られたくなくて外を眺めるふりをしていた。
『照れてるんですか?』
『なんで照れるんだよ!!気持ち悪い!!』
『…………』
ヤバい…言い過ぎたかもしれない。
ゆっくりと運転席に目を向けてみたら…
:08/08/11 00:26
:F905i
:EsKQhSKo
#574 [YOU]
こっちを見てる!!
赤信号で停まってる事をいいことに…
『なっ…!!』
『好きですよ…凛』
何言ってるんだ!!なんでこんな直球なんだよ!!
やばい…絶対に顔が赤くなってバレてるよ。
車が発車して涼を見ていると何も言わずに微笑んでいる。
:08/08/12 12:17
:F905i
:jl/EDExM
#575 [YOU]
自分を落ち着かせる為に窓を開けて、大きく深呼吸した。
気づけば…もう空は暗くなっていた。
どれくらいの時間…涼と一緒にいただろう。
流れるネオンを見つめながら、しばらくボォーっとしていた。
『そろそろ送りましょうか?疲れたでしょう』
『そうだね…ありがとう』
:08/08/12 12:23
:F905i
:jl/EDExM
#576 [YOU]
徠おじさんのマンションへ送ってもらい、サヨナラをした。
別れ際に名刺を貰った。
いつでも連絡してくれって言われたけど…
もうする事ないよな…と思いながらも名刺をテーブルの上に置いた。
横になり色んな事を考えた。
涼と居る時でもロクが気になって仕方ないのは本当だ。
でも……
:08/08/12 12:29
:F905i
:jl/EDExM
#577 [YOU]
僕はずるい人間なんだろうか…
涼と居ると…楽だ…あの優しい雰囲気が嫌いじゃない。
ロクは…荒々しくて…いつも緊張している様なきがする。でも…ロクが…いい。
どうして…連絡してくれないんだろう…
ここに居るって分かってるのに。
独りは嫌だ…ダメ…涼に温もりを求めようとしている自分がいる…
抱きしめて欲しい時にロクは側にいてくれない…
:08/08/12 12:54
:F905i
:jl/EDExM
#578 [YOU]
起き上がりテーブルの上の名刺を手に取った…
携帯のフリップを開き、番号を押す。
―――プルルルル、プルルルル
急いでボタンを押して携帯を閉じた…
今…何したんだ??涼に電話してた…
『何やってんだ僕は』
その時だった!僕の携帯に着信があった。
:08/08/12 22:46
:F905i
:jl/EDExM
#579 [YOU]
番号を見ると…涼だ…
自分から掛けておいて、無視するのは…でも、僕って分からないよな…
鳴り続ける電話…こんな夜中に掛けたからもしかしたら起こしたかな?
恐る恐る…通話ボタンを押した。
「もしもし…?」
僕は何も言えずにひたすら黙っていた。
今は涼の声が僕の胸に染み渡る…
:08/08/12 22:55
:F905i
:jl/EDExM
#580 [YOU]
『………』
このまま切ろうとした時に…
「………凛ですか?」
『…ッ…ごめんなさい!!』
切った…一方的に切ってしまった。
どうしよう!!今ので絶対バレたよ!?明日謝ろうか!?
ダメだ…考えすぎて頭痛くなってきた。
:08/08/12 23:32
:F905i
:jl/EDExM
#581 [YOU]
ベッドに転がり込み、ブランケットにくるまった。
ため息しか出てこない…目を閉じてもいい考えが浮かんでこない。
涼に悪い事しちゃったなぁ…
またいつか会う事があれば謝ろう。
やっと、眠りに入ろうとした時に意識のなかでコール音が聞こえてきた。
誰だよ?やっと眠れそうなのに!!
:08/08/12 23:39
:F905i
:jl/EDExM
#582 [YOU]
独り言をブツブツ言いながら、眠っていた体を起こした。
『……はい…』
「凛!?何かあったんですか!?」
『…誰?』
寝ぼけ半分で誰か分からない。
「涼ですよ!!今マンションの下まで来てます」
:08/08/12 23:42
:F905i
:jl/EDExM
#583 [YOU]
『えっ!!』
この言葉で体が飛び起きてしまった。
こうなったらパニックだ!!とりあえず着の身着のまま外へ出た。
エントランスを出ると涼が立っていた。
『凛!!大丈夫ですか!?何かあったんですか?』
涼も見事にパニックだ…僕の腕をしっかり掴んで本気で心配してくれている。
:08/08/12 23:47
:F905i
:jl/EDExM
#584 [YOU]
深夜に会いに来てくれるなんて…
髪もボサボサ…何やってんだ。
こんな些細な事でも嬉しい。
胸が…熱くなって…我慢していたものがこみ上げてしまった…
泣かないって決めてたのに…
でも…今だけならいいよね?僕は…弱い人間なんだよ。
『凛…泣かないで』
:08/08/12 23:51
:F905i
:jl/EDExM
#585 [YOU]
『……ごめっ…ん…』
腫れ物に触るかの様に涼は僕の肩を撫でてきた。
『やっと…泣けましたか…』
気づいたら優しく抱き締められていた。
涙が止まる気配は全くなかった。
『意地っ張りは相変わらずですね…』
頭上でクスッと笑いながら話しかけてくる。
:08/08/13 00:00
:F905i
:6t6iolOU
#586 [YOU]
『…グズッ…うるせぇーな』
『やっぱり凛はそうでなくちゃ!!車の中で話しましょ?』
やっぱりこいつ嫌いだ…全てをお見通しみたいな目で見やがって!!
でも…今回は感謝だ…
『ありがとう』
『いーえ…俺は凛に会えて嬉しいですから、気にしないで下さい』
:08/08/13 00:08
:F905i
:6t6iolOU
#587 [YOU]
涼の素直な言葉は僕の心を惑わす…
涼なら…と変な考えまで浮かんできてしまう。
ロク?僕はここにいるよ…ロク……ロク…
『着きましたよ?降りましょう』
ここは何処だ?場所もわからず涼の後についていった。
『僕のアパートです』
:08/08/13 10:46
:F905i
:6t6iolOU
#588 [YOU]
#587にて訂正です

『僕のアパートです』×『俺のアパートです』○スミマセンm(_ _)m
:08/08/13 21:59
:F905i
:6t6iolOU
#589 [YOU]
玄関に入りしばらく立ち尽くしていた…入っちゃっていんだろうか…
涼は…何を考えてるんだろう。
僕は…何を期待してるんだろう…
『狭いですけど、上がって下さい』
『お邪魔…してみます』
部屋は一人暮らしには十分な大きさだ。
綺麗に片付いてる…男なのに偉いな。
:08/08/13 22:11
:F905i
:6t6iolOU
#590 [YOU]
飲み物を口にしながら部屋を眺めていた。
『お前、明日仕事じゃないの?』
『仕事ですよ?あっ、また…心配してくれてるんですか?嬉しい』
『…バカだな』
『凛は眠たくないですか?電話した時眠ってたでしょ?』
テーブルに肘を付いて涼特有の柔らかい笑顔を向けてくる。
:08/08/13 22:21
:F905i
:6t6iolOU
#591 [YOU]
なんか…この笑顔を向けられた瞬間…
一気に眠気が襲ってきた。
『眠い…かな?』
『んじゃ、隣が寝室なんで寝ちゃってください』
『涼は??』
『俺はどこでも眠れますから大丈夫ですよ』
:08/08/13 22:31
:F905i
:6t6iolOU
#592 [YOU]
それは気まずい…明日の仕事に支障がでたりしたら僕のせいになるし。
『涼はベッドで寝てよ、僕はここで寝るから!!大丈夫!!』
『いや、お客様ですから寝て下さい』
『いーや…大丈夫だから、寝てよ!!』
2人で押し問答していてもらちがあかない…
こんなのしてたら朝になっちゃうよ。
:08/08/13 22:50
:F905i
:6t6iolOU
#593 [YOU]
『わかった!!僕…帰ります!だから涼は普通に寝てよ、分かった?』
『じゃあ、送りますよ…』
『それじゃ…意味ないよ!!帰れるから大丈夫!』
一体…いつになったらこのくだらない会話は終わるんだろう。
少し頭も痛いし…早く眠りたいのは本当だ。
『分かりました、一緒に寝ましょう、幸いベッドだけはデカいですから』
:08/08/13 22:55
:F905i
:6t6iolOU
#594 [YOU]
ベッドは本当にデカかった…
男2人が余裕で寝返りをうてる、忘年会のビンゴ大会で当たったらしい。
2人で横になりしばらく話をしていた…
お互い少し距離をとって話している。
あれ…?この感覚…なんだろう…懐かしい感じがする。
広いベッド…向かい合って僕は…楽しそうに誰かと話していた…
:08/08/13 23:03
:F905i
:6t6iolOU
#595 [YOU]
『凛?』
誰だ?向かいで話してくれてる人は…
目を閉じて思い出そうとするけど、靄がかかって誰が居るか分からない…
涼が居るのも忘れて、僕はそのまま眠りについてしまった。
頭の中で…誰かの声がする。
『……ン?凛!?』
:08/08/13 23:07
:F905i
:6t6iolOU
#596 [YOU]
なんだよ…まだ眠っていたい…温かくて…心臓の音が聞こえて…
落ち着くんだ…お願いだからもう少し寝かせて…
『起きて下さい!!遅刻しちゃいます!』
―――遅刻…?
目を開けてみると、僕は涼の胸に顔を埋めて巻き付いていた。
『おはようございます…このままでいたいのは山々なんですが…』
:08/08/13 23:11
:F905i
:6t6iolOU
#597 [YOU]
カァーっと顔が熱くなってきた。
『ごめん!!』
すぐに起き上がると、見事に立ち眩みを起こしてしまった。
またベッドにへたり込み、時計に目をやった。
まだ…朝の6時じゃん、少ししか眠ってないし…
『仕事…何時から?』
『今日は10時からですね』
:08/08/13 23:15
:F905i
:6t6iolOU
#598 [YOU]
『なんで?こんなに早くいつも起きるの?』
『いえ…凛が俺の胸に入ってきてびっくりしてしまって…寝顔見つめていたかったんですが、我慢の限界になったんで、すみません』
朝からこんな恥ずかしいセリフよく言えるよ!!
顔は熱いし…頭はボォーっとするしで、パニックだ。
『全く…寝てないの?』
『はい』
:08/08/13 23:21
:F905i
:6t6iolOU
#599 [YOU]
眠いだろうに…こんな時でも笑顔を崩さない。
目の下…気のせいかもしれないけど、クマできてるし…
『凛の寝顔…次はいつ見れるか分からないから、勿体なくて眠れませんでした』
どうして…こんなに素直に涼の前ではなれるんだろう。
ロクの前では素直に泣く事も出来ないのに…
俯いていると頬に温かい手が触れてきた。
:08/08/13 23:37
:F905i
:6t6iolOU
#600 [YOU]
親指で涙を拭ってくれた…
自然と目が合い涼の顔が近づいてきた…
『凛…大好きです…』
でも…初めてみる涼の辛そうな顔を見たら逃げる事が出来ない…
そっと…唇が触れてきて…僕は、目を閉じた。
さっきより強く抱きしめられて何度も名前を呼ばれた…顔は見えなかったけど、泣いているように聞こえた…
:08/08/15 16:10
:F905i
:s0oaAnas
#601 [夜華]
:08/08/15 16:21
:D704i
:NashYOAk
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