☆ヒカリ☆BLです
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#861 [YOU]
店を閉めた後、またいつものbarに飲みに行った。



野崎も父や母の事を知っている。
だから、わりかし話はスムーズに出来た。



そこまで悩む必要はないと言ってくれたが、わだかまりはそう簡単には取れない。

⏰:08/09/30 17:00 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#862 [YOU]
『ロク…?』




名前を呼ばれて顔を上げると凛が不安そうな面持ちで見つめていた。


『すまない…聞いてなかった』



母の存在が未だこんな俺を追い詰めているだなんて…



『…そんなに屋敷に行くのがイヤ?』

⏰:08/09/30 17:09 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#863 [YOU]
『…いやッ、そんなんじゃない、気を使わせてすまない…』



最近、凛とまともに会話をしていないような気がする。
ナイーブになっていると、ついつい独りの世界に入ってしまう。


かと言って明るく会話出来るタイプでもない…。


『大丈夫…大丈夫だから…』

⏰:08/09/30 17:13 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#864 [YOU]
また独り考え込んでしまっていたら、凛が俺を抱きしめていた。



『今度は僕がロクを守から…絶対に側にいるから…独りで悩まないで…大丈夫だから…』




そっと細い腰に腕を回した。
凛の香りを思い切り吸い込んで落ち着く自分が恥ずかしい。


その夜は凛を抱き締めて眠りについた。

⏰:08/09/30 17:18 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#865 [YOU]
―――――――――――――――――――…



いよいよやってきてしまった。


鏡の前でネクタイを締め直した。
大きく深呼吸して、目の前の自分に喝を入れる。


『お兄ちゃん?決まってるじゃん』



雪が呼びに来てくれた。

⏰:08/09/30 17:29 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#866 [YOU]
リビングに出ると凛と目があった。



『おはよう…』



ん?目をそらされた…どうしてだ?


凛の格好は白いシャツに薄いラベンダー色のニット、黒のパンツで…色白の良さがよくでている。


それは良しとして、どうして目をそらす?
雪に気づかれないように何度か目線を合わせようとするが、全部スルーされてしまう。

⏰:08/09/30 17:47 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#867 [YOU]
まさか!!少し顔も赤いし、ダルそうだ…熱でもあるんじゃないのか?



心配になった俺は凛を部屋に呼び、理由を聞く事にした。




『どうした、調子悪いなら言えよ…熱あるんじゃないのか?』



『うぅん…大丈夫…元気だよ』


俯いたまま返事をする。一体どうしたって言うんだよ、軽くパニックをおこしそうな自分がいる。

⏰:08/09/30 17:52 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#868 [YOU]
その気持ちがとうとう表に出てしまった。
苛ついていた俺は少し強い口調で凛に接した。


『いい加減に目を合わせろよ、あと、ちゃんと言ってくれ…心配するだろ?』



ビクッと凛の肩が揺れた。


『……ツッ…あの……』



俺の両手を握る力が強くなってきた。

⏰:08/09/30 17:58 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#869 [YOU]
『……素敵…だなぁ…ッて…思っただけ…スーツ姿が…』



『…!!!』



そんな事…!?



ゆっくりと視線が上がってやっと目があった。
なんか、久々にマジマジと顔をみたら…



ヤバイッ!!思い切り泣かせたくなってきてしまった。

⏰:08/09/30 18:05 📱:F905i 🆔:☆☆☆


#870 [YOU]
『…ンッ……フッ…アッ!!』



思い切り抱き寄せて深いキスをした。



『……ゴメン…』



『お前が謝るな…続きは帰ってきてからだ、行くぞ』



『……ハイ』


車に乗り込み俺達は屋敷へ向かった。

⏰:08/09/30 18:18 📱:F905i 🆔:☆☆☆


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