ギンリョウソウ
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#732 [○○&◆.x/9qDRof2]
14 [イリア]

「ふ…ん――ッ!!」

立ち上がり体を伸ばす。
うん、痛いし血は生臭いけど
まぁ歩けるくらいには健康。
⏰:09/03/22 12:21 📱:W61P 🆔:☆☆☆

#15 [イリア]

「てか臭いんだけど…
誰の血か知んないけどさ…」

そう言いながら川を探す。
こんだけ深そうな森(林?)なら
川の一本や二本
流れてそうなところ。

⏰:22/10/02 22:39 📱:Android 🆔:☆☆☆


#733 [○○&◆.x/9qDRof2]
早く、洗い流したい。
⏰:09/03/22 12:22 📱:W61P 🆔:☆☆☆

⏰:22/10/02 22:39 📱:Android 🆔:☆☆☆


#734 [○○&◆.x/9qDRof2]
#16 [イリア]

少し歩くと川があった。
曇天で光のない場所でも、
その水が透明だと分かる。

「ラッキー!
綺麗な水はっけーん!」

私は水に近づくと、
ボロボロの衣服を捲(メク)りながら
体から血を洗い流す。
⏰:09/03/22 12:22 📱:W61P 🆔:

⏰:22/10/02 22:39 📱:Android 🆔:☆☆☆


#735 [○○&◆.x/9qDRof2]
17 [イリア]

流石に全裸は嫌なので
胸などは洗えなかったが、
見えるところは大分綺麗になった。
⏰:09/03/22 12:23 📱:W61P 🆔

⏰:22/10/02 22:39 📱:Android 🆔:☆☆☆


#736 [○○&◆.x/9qDRof2]
18 [イリア]

「もうそろそろいいかな…
ほんじゃ行くかぁ」

誰かに言った訳じゃないけど、
まぁ気持ちを高めるために声を出す。
私は川を逆流するように歩き始めた。
⏰:09/03/22 12:23 📱:W61P 🆔:☆☆☆

#19 [イリア]

何分か歩くと、川から流れる水の色に
少し赤が混じっていた。

血かなー
今日は何か、血にご縁が…
⏰:09/03/22 12:24 📱:W61P 🆔:☆☆☆

#20 [イリア]

「―…て、何で冷静なの私!」

一人突っ込みを入れると走り出した。
体は痛かったが、川の赤色からして
川上に傷を持った人がいるのだろう。
⏰:09/03/22 12:24 📱:W61P 🆔:☆☆☆

#21 [イリア]

「ハァッ…ハァッ…誰かいますかー?」

―…


返事はない。
⏰:09/03/22 12:24 📱:W61P

⏰:22/10/02 22:40 📱:Android 🆔:☆☆☆


#737 [○○&◆.x/9qDRof2]

#588 [隠謀(2/2)◆vzApYZDoz6]
そう言って白衣の男はくぐもったように笑い、側にあったテーブルのマグカップを手に取った。
薄く湯気が立ち上る中身を一口啜り、再び口を開く。

「死人に口なしと言うだろう?」

「………」

自分の手のひらに視線を落とす。
既に血の通わないそれは青白く澱んでおり、軽く握ると冷ややかな感触が返ってきた。
手のひらを自身の胸に当てる。
柔らく弾力があり、それなりの大きさもあるが、しかし心臓の鼓動は微塵も感じてはくれなかった。

「……ふん」

「ま、働きには期待しているよ。その為に君達を直したのだから」

そう言いながら、白衣の男が顎先で部屋の中央を指す。
そこにはベッドが二つ。即ち自分が今いるベッドと、その隣。
自分が着ている物と同じような、簡素な白い患者衣を着た男が、先刻までの自分と同じように眠っている。

その横顔を眺めながら、私は無意識のうちに冷たい手を伸ばした。
男の頬に指先が触れる。と同時に男の眉間に皺が寄り、頬に僅かな力が入る。
驚いて反射的に手を引いた私と、その様子を無表情に眺めていた白衣の男の見守る中、もう一人の屍が目を覚まそうとしていた。

⏰:22/10/03 16:44 📱:Android 🆔:☆☆☆


#738 [○○&◆.x/9qDRof2]
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⏰:22/10/03 16:44 📱:Android 🆔:☆☆☆


#739 [○○&◆.x/9qDRof2]
#13 [[世界の真実]ふむ(1/2)◆s8/1o/v/Vc]
目が覚めた。
僅かに身震いするような肌寒さに瞼を開ければ、覚醒しきっていない頭で考える。
どうやら俺は寝てしまったらしい。
今は何時だろうか…。
カーテンが閉められていない窓から見える外は、既に日が没しており真っ暗な闇の世界を作り出していた。
室内も電気が就いておらず薄暗かった。
枕元の電子時計が緑色の字を発色させて12:37の文字を象っている。

⏰:22/10/03 16:53 📱:Android 🆔:☆☆☆


#740 [○○&◆.x/9qDRof2]
「夜中か…」

寝過ぎたと後悔しつつも、のろのろと起き上がれば室内を明るくしようと電灯の電源に手を伸ばす。
カチリ…、と短い音を立ててスイッチが入れ代わった。
しかし、電灯は光らない。
部屋は不気味な薄暗さを保っていた。

⏰:22/10/03 16:53 📱:Android 🆔:☆☆☆


#741 [○○&◆.x/9qDRof2]
「んだよ…電球切れてんのか?」

愚痴を零せば少しだけ苛々が込み上げてくる。
テレビに近付くとおもむろに手を伸ばし電源を入れる。
テレビは依然として真っ黒を画面に映し出している。

「何だよ…停電かよ…」

小さく舌打ちすれば一人納得し、暗いままの室内のベッドに腰を下ろした。
携帯を取り出すと無造作に開く。
僅かな携帯の眩しさに目を細めれば、待受画面には12:39の文字。
そして電話が一件来ていた。
それを確認しようと中身を開いた瞬間であった。
一瞬砂嵐になったかと思った矢先、画面は真っ黒になって電源が落ちた。

⏰:22/10/03 16:53 📱:Android 🆔:☆☆☆


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