ギンリョウソウ
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#911 [○○&◆.x/9qDRof2]
40 [イリア]



ビクッ


猫が腕の中で跳ねた。
ハッとする。

「…あ…起きた…?
こんにちはー…こんばんは?」
⏰:09/03/22 15:20 📱:W61P

⏰:22/10/04 03:31 📱:Android 🆔:☆☆☆


#912 [○○&◆.x/9qDRof2]
🆔:☆☆☆

#41 [イリア]

さっきの変な感じに
少し焦りながらも
私は目覚めた猫に話しかける。

⏰:22/10/04 03:31 📱:Android 🆔:☆☆☆


#913 [○○&◆.x/9qDRof2]
「…あ」

猫は私の腕から飛び出し、
洞穴の向こう側で私を見据えた。
⏰:09/03/22 15:20 📱:W61P 🆔:☆☆☆

#42 [イリア]


「…何よー
そんなに威嚇(イカク)しなくても…
私は一応、
あんたを助けたのにさーって
まぁ猫に言っても仕方ないか…」

⏰:22/10/04 03:31 📱:Android 🆔:☆☆☆


#914 [○○&◆.x/9qDRof2]
独り言。


そろそろ誰かと
会話がしたい頃だけど
生憎(アイニク)そんな相手はいない。

あ、でも猫に言ってるから
ふたりごと?
⏰:09/03/22 15:21 📱:W61P

⏰:22/10/04 03:31 📱:Android 🆔:☆☆☆


#915 [○○&◆.x/9qDRof2]
#43 [イリア]



ザ―…


「雨だねー…」

一応、少し遠くで私を威嚇する
黒猫さんに話しかけてみる。
⏰:09/03/22 15:23 📱:W61P 🆔

⏰:22/10/04 03:32 📱:Android 🆔:☆☆☆


#916 [○○&◆.x/9qDRof2]
#44 [イリア]



「私、雨は好きなんだ。
雨の音は嫌いだけど。」


⏰:09/03/22 15:23 📱:W61P 🆔:☆☆☆

#45 [イリア]



ピクッ


猫の私を見る瞳(メ)が変わる。

⏰:22/10/04 03:32 📱:Android 🆔:☆☆☆


#917 [○○&◆.x/9qDRof2]
何も映さなかった漆黒の瞳に、
私が映った。
⏰:09/03/22 15:24 📱:W61P 🆔:☆☆☆

#46 [イリア]

少し私を見つめたあと、
ゆっくりと一歩
猫は私のほうに足を進めた。

⏰:22/10/04 03:32 📱:Android 🆔:☆☆☆


#918 [○○&◆.x/9qDRof2]
「どうしたの…?」


その時


⏰:09/03/22 15:24 📱:W61P 🆔:☆☆☆

#47 [イリア]



ピカッ


「キャッ!」

雷が光った。
すぐに大きな音がする。

「…びっくりしたぁ…
落ちたよね、近そうだな…」
⏰:09/03/22 15:25 📱:W61P 🆔

⏰:22/10/04 03:32 📱:Android 🆔:☆☆☆


#919 [○○&◆.x/9qDRof2]
#48 [イリア]

すると猫は私からまた体を遠ざけ、
タッ と洞穴の外に駆け出す。


「…え?ちょっ!危ないよ!
雨降ってるから!雷も落ちたし!
戻りなよーッ!!」


すぐに猫の姿は視界から消え、
私の声だけ虚(ムナ)しく響いた。


数時間経っただろうか。

雨は上がり、
空は元の曇天に戻った。

⏰:22/10/04 03:33 📱:Android 🆔:☆☆☆


#920 [○○&◆.x/9qDRof2]
1

黒猫の詩


「リア、お前の瞳は本当に綺麗だね」

 ご主人様はいつも笑いながらわたしにそう言う。まるで口癖のように。


“ブルーの瞳が綺麗だ”と。

わたしはご主人様にそう言われるのが嬉しかった。


笑いながら、頭を撫でて貰うのが好きだった。ご主人様の手は、温かくて、大きくて。撫でて貰うと、なんだかとても安心するの。


わたしは。真っ黒な毛、真っ青な瞳が特徴のごく普通の黒猫。ご主人様に助けてもらう前は、その辺の道端で歩いている普通の野良猫だった。


「リア、ご飯だよ」


 そしていま、わたしの目の前に餌の入った皿を置いてくれたのが.......わたしの大好きな、大好きなご主人様。


名前は確か.......セツナ。

あまり覚えてないけど、ご主人様のお友達が「セツナ」と呼んでいた。




そしてご主人様の髪の毛はとても綺麗な蜂蜜色。

ふわふわ柔らかくて。
私はご主人様の髪の毛が大好きなんだ。

⏰:22/10/04 03:37 📱:Android 🆔:☆☆☆


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