ギンリョウソウ
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#981 [○○&◆.x/9qDRof2]
その想いが一気に強くなり、私の小さな心はぎゅっと締め付けられた。
でも…
ご主人様を支えるには、どうしたらいい…?
:22/10/04 04:16
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#982 [○○&◆.x/9qDRof2]
あぁ、どうして自分は
猫なんだろう。
私は猫だから、ご主人様と話すことも、慰めることも出来ない。
自分は凄く無力で、何も出来ない。
:22/10/04 04:16
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#983 [○○&◆.x/9qDRof2]
ご主人様と話したい。
ご主人様を慰めたい。
ご主人様と笑いたい。
…………私も、ご主人様みたいになりたい。
ご主人様と同じ、
“人間”になりたい!!
:22/10/04 04:17
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#984 [○○&◆.x/9qDRof2]
その時、ブルーの瞳が一層に輝いた。
人間になれば、私でも出来ることがあるかもしれない…!!
1つの閃きで、リアの気持ちは一気に高まった。
:22/10/04 04:17
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#985 [○○&◆.x/9qDRof2]
ご主人様、もう少し待ってて下さい。
私絶対、絶対に人間になって、ご主人様に会いに行きます。
その想いを込めて、私は1つ「みゃー」と鳴いた
:22/10/04 04:17
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#986 [○○&◆.x/9qDRof2]
するとご主人様は少し微笑みながら「リアの鳴き声は可愛らしいね。」と私の頭を撫でた。
その笑顔を見て、少し安心しながら私はご主人様の部屋を後にした。
:22/10/04 04:18
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#987 [○○&◆.x/9qDRof2]
パチパチ、と音を立てながら燃える炎。
そんな炎、暖炉の目の前で私は体を丸めた。
窓に映るお月様におやすみなさい、と告げて。
神様に祈りを捧げるかのように空を見つめて。
:22/10/04 04:18
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#988 [○○&◆.x/9qDRof2]
――――神様、
どうか、どうか私を
人間にして下さい――
:22/10/04 04:18
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#989 [○○&◆.x/9qDRof2]
いつものように聞こえる鳥の鳴き声。
この街の朝が来た。
私は重たい身体を起こし、漆黒の長い髪を手で掻きあげた。
………………え?
:22/10/04 04:19
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#990 [○○&◆.x/9qDRof2]
長い髪……?
手で掻きあげた…?
:22/10/04 04:19
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