愛の在り処
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#24 [果樹]
私は躊躇いもせずそれを口に含んで唾液をたっぷり絡めてしごく。
「ン・・・・っ!」
ゴクン
ドピュッと勢いよく口の中に放たれた白濁を私は身体に流し込む。
「おいしい?」
「まぁ・・・」
:08/06/12 00:50
:P902iS
:☆☆☆
#25 [果樹]
私の頬に触れながら聞く一哉にまずいと言うわけにもいかないので、口を手の甲で拭いながら適当に答える。
それから一哉は部屋でだらだらして8時くらいに帰っていった。
――――――――・・・・
お風呂から上がって10時くらいに私はコンビニに向かった。
:08/06/12 00:51
:P902iS
:☆☆☆
#26 [果樹]
:08/06/12 00:53
:P902iS
:☆☆☆
#27 [果樹]
コンビニで適当にお菓子や飲み物を買って、私は真っ直ぐ家へと続く道を歩く。
すると途中、男が二人乗った原付が私の横に止まる。
「お姉さん。一人?」
ヘルメットを被った前の男がにやにや笑いながら話しかけてきた。
私が足を止めないので、ゆっくりと原付も動きだし、私の速度に合わせる。
:08/06/12 16:11
:P902iS
:☆☆☆
#28 [果樹]
「遊び行かない?」
「行きません」
後ろに座っている男がにたにたと嫌な笑い方で言う。
私はそれを断り、さらに歩く速度を速め家に帰る。
男たちは諦めたようで、Uターンをして、私とは逆の方向に走っていった。
ばっかみたい。
:08/06/12 16:12
:P902iS
:☆☆☆
#29 [果樹]
心の中で悪態をついて私は家路に急いだ。
――――――――・・・・
「ただいまー」
シーンと静まり帰る家の中で私の声だけが響く。
“おかえり”の声なんて聞こえないのに、何故か私は家に帰ると必ず言ってしまう。
:08/06/12 16:13
:P902iS
:☆☆☆
#30 [果樹]
はぁと溜め息をつき、靴を脱いでキッチンにある冷蔵庫の中に買ってきたデザートやジュースを入れ、部屋に行く。
パタンとドアを閉めて向かうところは一つ。
「お父さんお母さんただいま」
写真に写る父と母に笑いかけてから私はベッドに寝転ぶ。
この家に暮らし始めてからもうすぐ2年か。
早いなぁ・・・。
:08/06/12 16:13
:P902iS
:☆☆☆
#31 [果樹]
私は武藤(むとう)愛実(まなみ)
高校2年生。
中3の冬にここに住み始めてもうすぐ2年が経つ。
この3LDKのマンションは私一人で住むにはやっぱり広すぎる。
そう思いながらも暮らしてはいるけれど。
父と母は私が小1の時に離婚した。
:08/06/12 16:14
:P902iS
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#32 [果樹]
原因はなんだったか忘れてしまった。
離婚後、私は父に引き取られた。
離婚後も月1で母には会っていたが、それも私が中1になったのを期になくなった。
母に恋人が出来たからだ。
その人と再婚するから私とはもう会えない。
それが私に向けた母の言葉だった。
:08/06/12 16:15
:P902iS
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#33 [果樹]
それからは、父と普通に暮らしていたが中3の秋、父が女を連れて家に帰ってきた。
「結婚したいんだ」
そう言った父の相手は、10も年の離れた父の秘書をしている女だった。
社長という肩書きを持つ父といつも一緒にいたせいで情でも移ったのか、はたまた財産目当てか。
どっちにしても、私には気に食わないことだった。
:08/06/12 16:16
:P902iS
:☆☆☆
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