SOS
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#1 [カビチュー]
 
━━とある港町…


ザワザワ……


「D組、整列!
みんな揃ったなー!」

「…ほう、さすが井上先生のクラスは優秀ですなー」

「ハハッ、優秀だなんて…とんでもないですよ教頭!ワハハハッ」
.

⏰:08/06/07 20:46 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#2 [カビチュー]
 
「井上先生は謙虚だね〜」

「ハハ……」


(フッ……この調子で上司の信頼をえれば、給料アップ間違いナシ!謙虚作戦、効果テキメン、俺イケメンだ!!)

……━
「せんせぇ〜」

「!どうした伊藤っ」
.

⏰:08/06/07 21:11 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#3 [我輩は匿名である]
前のはどうしたの
いくつもたてるなよ

⏰:08/06/07 21:13 📱:N703iD 🆔:☆☆☆


#4 [我輩は匿名である]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/8295/

⏰:08/06/07 21:14 📱:N703iD 🆔:☆☆☆


#5 [我輩は匿名である]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/8256/

⏰:08/06/07 21:14 📱:N703iD 🆔:☆☆☆


#6 [カビチュー]
前のはやめたんです。
話が変になったんで

⏰:08/06/07 21:19 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#7 [カビチュー]
 
「ウチの班、
二人いませぇ〜ん」

「な!!なんだと〜?!!
だれだ、いないヤツは!?」

「ミカコ…と、班長」

「……は…班長……?」


タタタタッ

「やば!みんないんじゃんっ!!」

「わっホントだ!」
.

⏰:08/06/07 21:47 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#8 [カビチュー]
 
「あ…来た。」

ゴゴゴ・・・
「………………」


「先生すいません、遅れました。」

「同じく遅れましたあ♪」

ゴゴゴゴゴ・・・・
「班長は…」

「…ん?なんの音?」


ドッカ━━━ン!!!!

「お前か美月ィ〜!!!!!」

.

⏰:08/06/07 22:00 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#9 [カビチュー]
 
STORY1.

  ‐思わぬ悲劇‐
 
.

⏰:08/06/07 22:01 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#10 [カビチュー]
 
「だから反省してるってば!腹黒せんせ〜」

「嘘つけっ!その言い方からして反省してねーだろ!あと、腹黒ゆーな!!」

「だいたい、なんでアタシだけ説教なんですかぁ〜?ミカコだって遅刻したのに!」
.

⏰:08/06/07 23:27 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#11 [カビチュー]
 
「あのなァ、あいつはまだいいがお前は班長だろ?」
「あぁ!そういえば…」

「し・か・も・だ!お前はクラスの委員長なんだぞ!皆をまとめるハズのリーダーだろ?!」

テレッ
「いや〜♪リーダーだなんて、そんな大袈裟な〜」

…………イラッ
.

⏰:08/06/07 23:34 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#12 [カビチュー]
 
ゴツンッ!!



━━━…

「いったァ〜…」


アタシ、
美月 茜(みなづき あかね)

これでも一応、クラスの委員長やってます!

ウチの担任のイノッチにはよく説教されるけど…
.

⏰:08/06/08 01:33 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#13 [カビチュー]
 
「…ってゆうか、あそこまで怒るかねフツー」

「まぁ…井上は熱血教師だからねえ〜」


「!ミカコぉ」

「井上にゲンコツくらわされたってね、大丈夫?」


…この子は、
佐野 美可子(さの みかこ)

幼なじみで親友なんだ♪
.

⏰:08/06/08 01:46 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#14 [カビチュー]
 
「イノッチひどすぎ!!アタシが委員長だからって説教+ゲンコツだよッ?!」

「ゲンコツとか、今どきないよね」

「イノッチ、絶対カルシウム足りてないもん!」

「…あ、そーいやウチラもそろそろ乗らなきゃだよ?フェリー」
.

⏰:08/06/08 02:07 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#15 [カビチュー]
 
「もうそんな時間かぁ〜
そんじゃあ、行こっ♪」


…そう、

ウチラは今から修学旅行に行くんだっ!

場所は☆☆県なんだけど、飛行機が通ってないからフェリーで行くんだって。

できれば飛行機が良かったなあ〜…
.

⏰:08/06/08 02:14 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#16 [カビチュー]
 
ちなみにウチの学校は、
生徒がとても多い。

アタシ達の学年だけでも、500人くらいいるし。

てかウチのクラスのひと以外、知らないんだよねアタシ…


━━━…

「…わぁっ!広い!!」

「キレーだね!」
.

⏰:08/06/08 02:29 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#17 [カビチュー]
 
フェリーの中はかなり広く、シャンデリアや螺旋階段が高級感をひきたてている。

「すっごーい!天井たかーい!!お城みたーい!」

「茜、興奮しすぎだから…」

「じゃ…しばらく自由時間にするが、くれぐれも騒がないように!」
.

⏰:08/06/08 02:40 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#18 [カビチュー]
 
 \はーい!/

「やったぁ!美可子っ
自由時間だって♪♪」

「うん、どっか行く??」

「ね!外の景色みに行こぉーよっ♪」

「行くかぁ」

「あ、貴重品もってこ!」
修学旅行でサイフ盗まれたりしたらシャレになんないもんねっ

⏰:08/06/08 02:52 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#19 [カビチュー]
 
「茜〜早く行くよ!」

「あっ…うん!」

えぇーい!面倒くさいっ
ちょっとジャマなるけど、バッグごと持ってこ!!

ガバッ

アタシはバッグを担いで、美可子と外へ向かった。


この後、何が起こるか知らないまま……

.

⏰:08/06/08 02:59 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#20 [カビチュー]
 
キィ…

「わ!海だあ〜キレー」

室内から出ると、辺り一面は海だけが広がっていた。

向こうのほうではザッパーーン!と激しく波打っている。

「…なんか波荒くない?風もかなり強いし」

美可子はボソッと呟いた。
.

⏰:08/06/08 11:29 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#21 [カビチュー]
 
「え〜?そぉ??それよりカモメに餌あげよーよ♪」

「…小学生かよ(笑)」

「…あ!ほらッ、あっちの人も餌あげてるよ♪」

話かけてみよーとっ♪


たたたッ


「…やれやれ。」
.

⏰:08/06/08 11:40 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#22 [カビチュー]
 
カァーカァー


「…あのーぉ」

「……?」

その人は眉間にシワをよせてこちらを見た。

明るい髪の色に、整った顔、するどい目つき…

この人、同じ学校なんだ〜…初めて見たぁ。

「…なんだ」

.

⏰:08/06/08 11:52 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#23 [カビチュー]
 
「あ、そうそう!えーと…その餌、すこし分けてほしくて」

「嫌だ」

ガーン!!!
「え゙えっ」

そ…即答ですか?


「…餌ぐれ自分で買えば」

ムッ「〜〜…」

け、ケチんぼ〜!

いいもんいいもん!!
自分で買うもーんだっ

.

⏰:08/06/08 12:10 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#24 [カビチュー]
 
悔しくなったアタシは、餌が売られている下の階まで急いで買いに行った。

見てなさいよケチんぼ君め〜!アタシの餌のほうが絶対カモメは喜ぶんだから〜!

「茜のヤツ、さっきからなにやってんだか…」

その光景を見て美可子が呆れぎみに呟く。

⏰:08/06/08 12:52 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#25 [カビチュー]
 
カァー!!カァー!

「お♪♪たくさん来た」

「……」

餌を出した途端、アタシの周りには沢山のカモメ達が集まってきた。

フフン、どぉだッ!

…という顔で隣のケチんぼ君をチラッと見た。

「なに対抗してんだ‥」
.

⏰:08/06/08 12:59 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#26 [カビチュー]
 
その人は呆れた顔で言うとまた餌を取り出し始めた‥が、
餌がつきたらしく、最後の粕をポイッと投げた。

それを見たアタシは、

「た〜のしい♪」
と、イヤミを言ってみる。
「…」

すると、その人はスクッと立ち上がりこっちへ向かってきた。

⏰:08/06/08 13:35 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#27 [カビチュー]
 
「ん?」

「…餌、少しくれ」

「あれえ〜??餌くらい自分買えばぁ〜って、さっき言ったのは誰だっけ〜♪」

ギク「う…」

‥‥‥‥

「み‥醜い‥(みにく)」

その光景を見ていた美可子はボソッと呟いた。

.

⏰:08/06/08 14:49 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#28 [カビチュー]
 
クスッ
「なーんてね!嘘だよっ☆一緒に餌あげよっ」

「‥いいのか」

「うん、てかこれね〜高級な餌らしいから、カモメきっと喜んでるよ!」

「お前、いいヤツだな」


「…あの男も、なんかズレてないか…?」

‥美可子のボヤキは続く。

⏰:08/06/08 15:05 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#29 [カビチュー]
 
「茜〜!そろそろ
部屋もどろうよ〜!」

「えぇ〜!もう?」

「また井上に怒られても知らないよー?」

う、それは絶対ヤダ…

「じゃ、アタシ戻るね」

「…フーン」

「また機会があったら、カモメに餌あげよぉね!」
.

⏰:08/06/08 15:26 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#30 [カビチュー]
 
「‥‥」

「あ、その餌いらないから全部あげる!じゃねッ」

タタタッ…

「ほら早くー!」

「待ってよ美可子ぉ〜」


「…全部あげるって、
空(カラ)じゃねーかよ。」


フッ

「…変なヤツ…」

.

⏰:08/06/08 15:31 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#31 [カビチュー]
 
そのころ、船内では
大変な事態が起きていた―


ドンドンドンッ

「船長!船長!!」

「…何事だ?」


「大変です!嵐の影響で、前方に巨大な津波がひき起こっています!」

「なんだと…?」

.

⏰:08/06/08 15:48 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#32 [カビチュー]
 
「推定では、この船を雄に越える高さです!」

「…問題ない。そのまま進め!」

「!…船を一旦、港に戻さないのですか…?」

「…聞こえなかったか?
問題はないと言っている」

「ですが…、このまま船を前進させるのは危険かと……」
.

⏰:08/06/08 15:57 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#33 [カビチュー]
 
「なぁに、この巨大な船が沈むわけがなかろう?
船大工が手抜きでもしない限り‥な?ワハハッ」

「は、はぁ‥」

「分かったら言う通りにしろっ!!」

「は…ハッ!!!」


―――…

.

⏰:08/06/08 16:03 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#34 [カビチュー]
 
ザアァーーー…

「あーぁ、急に雨ふってきたね、美可子ぉ〜…」

「いや、雨っていうか…
嵐でしょ。この荒れ様は」

「ハァ…」

せっかくの修学旅行なのに…

こんな天気じゃ、
気分も台なしだよね……

アタシも、

⏰:08/06/08 16:20 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#35 [カビチュー]
 
みんなも………


「マヂなんなん!この天気さあ〜…」

「あーあ、こんなんなら来るんじゃなかったし!!」

「先生〜、
延期にしよ〜ぜ?」

ギャーギャー!!


「…ハァ」

思わずアタシもため息をついた。


―‥そのとき
.

⏰:08/06/08 16:26 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#36 [カビチュー]
 
グラッ‥!!


「わぁっ!何?!」

「船が傾いた…?!」

それは一瞬だったが、とても大きな揺れだった。

ザワザワ…

「オイみんな大丈夫か?!ケガはしてないか?!!」

イノッチが慌てて、生徒に呼びかける…

.

⏰:08/06/08 16:33 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#37 [カビチュー]
 
「こわー何?今の?!」

「一瞬、体浮いたよね!!」

生徒たちも、混乱しだんだんと騒ぎだした。

「先生!今のデカイ揺れはなんだよ?!」

「…俺にも分からんが、きっと大丈夫だろう!とりあえず、みんな落ち着け!!」

.

⏰:08/06/08 16:37 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#38 [カビチュー]
 
先生は冷静に、みんなを落ち着かせようと言葉をかけた。

――だが、
次の男子の一言でそこにいた誰もが凍りつく…。

「!おい、見ろよアレ!!なんだ?!!」

その声に、みな一斉に窓から外を見た。
もちろん、アタシも美可子も先生も…
.

⏰:08/06/08 16:41 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#39 [カビチュー]
 
「…なんだ…これは…っ」

最初に声を出したのは、担任のイノッチだった…。

なんと、いくつもの巨大な津波が前方から襲いかかってきていたのだ…

「マズイ!直撃する!!!」

「なぁ!この船、大丈夫かよ?!!沈まねぇのか?!」
.

⏰:08/06/08 17:00 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#40 [カビチュー]
 
「ねぇっ私達、まさか死んだりしないよね…?!」

「いや、でもこの船デカイし、そう簡単には沈むハズねぇだろっ……」

「でも、真っ正面はヤベーだろ!!船長は?!なにしてやがる!!!」


ゴオオォォオ……!!

.

⏰:08/06/08 17:07 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#41 [カビチュー]
 
みんなが混乱している間に、津波はすさまじい勢いで迫ってきていた。

そして…


「!!…まずい!!!みんなァ!!何かに掴まれーー!!流されるぞォーーー!!!」

…―――

ドッゴォ━━━━ン!!!!

.

⏰:08/06/08 17:13 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#42 [カビチュー]
 
ガシャアァーーン!!!!

「うわーッ!!!」

「キャアアアー」


波は窓やガラスを突き破り、滝のような勢いで船の中まで入ってきた。

「ッ…みんなァ!!!流されるんじゃないぞー!!」

ドドドドドッ…!!!
.

⏰:08/06/08 17:23 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#43 [カビチュー]
 
ドゴゴゴゴ……

「…茜ッ、大…丈夫?!」

「…んっ、なん、とか…」

ホッ…「良か、った…」


ザブザブッ
「佐野ッ!!美月…!!二人とも、大丈夫か…?!」

!その声は…

「イノッチ!!」

⏰:08/06/08 17:37 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#44 [カビチュー]
 
「無事か…!良か‥った
待ってろ!今そっちに…」

――ズルッ!!
「ひゃあッ‥」

「!佐野っっ…」

ハッ
「!?美可…」



ドドドドドドドッ…!!

「……っ―……」

.

⏰:08/06/08 17:42 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#45 [カビチュー]
 
…………………

…ウソ…で、しょ…?


━ドドドドッ…!!!


「み、かこ…??
…イノッチ…?……」


━ドドドドドドッ…!

「美可子っっ!!!イノッチっっ!!!返事してよぉっ‥!!!!!」

「……呼んだか?」


‥‥‥えっ?
.

⏰:08/06/08 17:50 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#46 [カビチュー]
 
バッ
「…っ?!」

アタシは声がしたほうに目を向けた。

‥‥あっ‥‥


そこには、美可子の腕をガッチリと掴んだ先生の姿があった。

二人とも…生きてた…


「せん‥せぇ‥」

「…ハァ、ハァ、
誰も、死なせるかよ‥」

.

⏰:08/06/08 17:59 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#47 [カビチュー]
 
‥よかっ‥た‥

「ほんとに…良かった…」


自分の顔がふにゃっと緩んでいくのが分かった。

「バカたれ!この俺が死ぬわけないだろが…」

クスッ「あ、かね…変なカオ」

「アハハッ」

もうなんだっていい、
みんなが無事ならそれで…

⏰:08/06/08 18:08 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#48 [カビチュー]
 
「波がひいている今の内に違う部屋に非難するぞ!」
「ハイ」

先生は美可子の腕をグイッと引き寄せて、自分の体にしっかりと抱き寄せた。

「…よし!美月もしっかり俺につかまれ!!」

そう言って先生は、精一杯アタシに手を伸ばす。
.

⏰:08/06/08 18:26 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#49 [カビチュー]
 
「んっ…!」

アタシも精一杯に
手を伸ばす…

「頑張って!茜っ
あと、もう少し!!」

「がんばれ!!美月っ」

「んーーーッ!」



…………ギュッ!!


「!!やったぁ…っ」


手が触れた…




そのときだった―――
.

⏰:08/06/08 18:32 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#50 [カビチュー]
 
━ドドドドドッ…!!!!


「うわぁっ…!!」

「!うう…ッ…」


またもや大きな波がアタシ達に襲いかかってきたのだ。

ゴボッ…!!

「んッ…くる…しッ…」

アタシは水を飲んでしまった。

だんだんと腕の力がなくなっていく‥

.

⏰:08/06/08 18:42 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#51 [カビチュー]
 
そして…………


スルッ―‥

「!!!」

アタシの手は先生から離れた……

━ザッパアァーーン!!!!

「きゃぁっ…!」


「アカネェーーっ!!!!」

「オイ!!!!美月っ!!!
美月イィーーー!!!!」
.

⏰:08/06/08 18:50 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#52 [カビチュー]
 

━━━ドドドドドドドドドドドドドド…ッ!!!!



 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥


アタシは、波に飲まれた―

.

⏰:08/06/08 18:55 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#53 [カビチュー]
チョット休憩します!
読んでるひといたらコメントください(>_<)

⏰:08/06/08 19:00 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#54 [Vampire-ヴァンパイア]
読んでます。
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/8332/

⏰:08/06/08 19:51 📱:P702i 🆔:☆☆☆


#55 [カビチュー]
ヴァンパイアさん、
ありがとうございます(^O^)ひまなとき小説よませていただきますね♪

⏰:08/06/08 20:29 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#56 [Vampire-ヴァンパイア]
どもすみません(苦笑)

⏰:08/06/08 21:55 📱:P702i 🆔:☆☆☆


#57 [カビチュー]
 
STORY.2

  ‐無人島‐

.

⏰:08/06/09 00:16 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#58 [カビチュー]
 
 
―ガラッ

「佐野?体調はどうだ?」

「…うん、だいぶ良くなってきたよ」


「そうか!良かった…
でもあまり無理はするなよ?」

「はぁい」


「じゃあまた明日、様子見に来るからな…」
.

⏰:08/06/15 13:35 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#59 [カビチュー]
 
ガタッ
「あ、先生…」

「ん?」


「……ううん、
やっぱなんでもない!」

「なんだそれ(笑)
…じゃあ、明日な!」


パタン、、

「‥‥‥」

.

⏰:08/06/15 13:38 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#60 [ハル]
頑張ってくらぱい

⏰:08/06/15 13:51 📱:911T 🆔:☆☆☆


#61 [カビチュー]
ハルさん

ありがとございます(。・ω・。)がんばります

⏰:08/06/15 15:00 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#62 [カビチュー]
 
‥‥‥‥

あの悪夢の日から、
今日で一週間が経つ‥


アタシは2日間気を失っていたらしく、目を覚ました時には既に病院にいた。


[―こちら、○○市から中継でお送りしています。]

‥病室にある小さなテレビにふと目をやる。
.

⏰:08/06/15 15:19 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#63 [カビチュー]
 
「…またか」

あるニュースの中継を見てアタシは呟いた。

画面に映っているのは、
海に浮かぶ船の残骸‥

救助隊を乗せた何台もの船‥
たくさんの報道陣‥



それは、まさしくアタシ達が事故に巻き込まれたあの場所‥

⏰:08/06/15 15:36 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#64 [カビチュー]
 
あの事故の報道だった…


あの日から、毎日テレビや新聞に大きく取り上げられるようになり、世間を大きく騒がせている。

「危険と分かっていながら指示しなかった」
という無責任な言葉を残し、船を指揮していた船長らが逮捕された。
.

⏰:08/06/15 16:12 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#65 [カビチュー]
 
[―現在、船にも異常がなかいかどうか検討中のもようです。]

キャスターの女性が淡々とした口調でリポートしている…

なんだか不思議だ…

まるで自分たちに起きた事故じゃないみたいな、フツーの感覚で見てる。

あの事がまだ信じられない…

⏰:08/06/17 22:06 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#66 [カビチュー]
 
―でも、

[―なお、今だ行方が分からなくなっている10名の方の捜索も続いているもようです。…以上、中継でした。]

「・・・」


いつも明るくて向日葵みたいな笑顔を向けてた子が、いなくなった……

それは現実。

⏰:08/06/17 22:19 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#67 [カビチュー]
 
あんたがいなくなってから、
毎日が変わっちゃったよ…


あたしたちはこれから先どうしたらいいの?

あたしはどうすればいい?

アカネ……

.

⏰:08/06/22 18:20 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#68 [カビチュー]
書き直します。

⏰:08/06/22 18:24 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#69 [架恋☆s.by冠那]
何でぇ―??
これイイと思うよ~
このまま書いて欲しいソ

⏰:08/06/22 19:05 📱:W42K 🆔:☆☆☆


#70 [カビチュー]
>>69
ありがとう(´;ω;`)ブワァ誰も見てないだろうと思っていたので……

文才なさすぎだし、設定がへんなのでもう一度書き直します。何度も書き直してて申し訳ないですが……

そこでも読んでもらえたらうれしいです。

⏰:08/06/22 19:32 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


#71 [我輩は匿名である]
「」の前に名前付けてくれると読みやすいかな


この小説に
ハマったよ∩^ω^∩

がんばれ★

⏰:08/06/22 20:26 📱:D705i 🆔:☆☆☆


#72 [カビチュー]
>>71

アドバイスありがとうございます。(>_<。)
とても嬉しいです!
次の新しいスレで改善していきますね(^0^)/

⏰:08/06/22 21:01 📱:SH903i 🆔:☆☆☆


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