宝物。
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#64 [みぉり]
「はぁ〜・・・面倒くさいのにつかまった・・・」
「はっ?!ちょっと!!それ私の台詞なんですけど?!」
心底後悔したような口ぶりで言う言葉にカチンと私のスイッチが入る
「大体ねぇ〜先に話かけてきたのあなたの方でしょうが!!」
「あー・・・・あの一瞬は儚げっつーか寂しそうな感じしたからつい」
:08/06/30 01:23
:PC
:U0zxI.jA
#65 [みぉり]
「え・・・・」
思いもしなかった答えに言葉が詰まった
私・・・・寂しそうだった・・・?
「?なんか俺、変なこといった??」
急に勢いの失せた私を不思議そうを覗き込むように聞いてくる
:08/06/30 01:28
:PC
:U0zxI.jA
#66 [みぉり]
はっ
「あっ・・・ちがっ・・その・・・・なんかそう思って声かけてくれてたなんて思わなかったから」
慌てて取り繕う私に一瞬、目を丸くしたその子はふっと笑った
「いや、俺も・・・すげぇぶしつけだったし、舌打ちも・・・あんんたの言う通り失礼だったよな」
そう言ってぺこっと私に頭をさげて『ごめん』と呟く姿に拍子抜け
:08/06/30 01:34
:PC
:U0zxI.jA
#67 [みぉり]
なんだ・・・・思ったよりも素直じゃん
顔を上げたその子と目が合って思わず、笑うと
その子も私につられたようで一頻り、二人でくすくすと笑ってしまった
「っつーかさぁ、」
「ん?」
「なんであんなにため息ついてたわけ?」
:08/06/30 01:38
:PC
:U0zxI.jA
#68 [みぉり]
「・・・・・さぁ」
「なんだそりゃ、理由もなくため息でんのかよ」
私の首をすくめた姿にその子は、『変なの』とくっと笑ってからフェンスに寄りかかるように腰を下ろした
私もなんとなく、その隣に座り込む
:08/06/30 01:43
:PC
:U0zxI.jA
#69 [みぉり]
そこにすぅーっと心地いい風が吹いて思わず目を閉じた
あぁ、なんて気持ちがいい風
そんなことを思っていると
「あー・・・気持ちいい風だなぁ」
と、私の感じた事を全く同じ事が横から聞こえて思わず隣を見た
:08/06/30 01:47
:PC
:U0zxI.jA
#70 [みぉり]
「なんだよ」
「や・・・私も同じ事思ってたから・・・ちょっとびっくりして」
「あ?そーなんだ、俺達気が合うかもねー」
楽しそうに笑って私を見てそんな事を言う
・・・いや、絶対ないでしょそれ、しょっぱなからあんな険悪なムードだったのよ私ら?
何も応えずに私は乾いた笑いを浮かべてあははと返すのみ
:08/06/30 01:51
:PC
:U0zxI.jA
#71 [みぉり]
「あ」
「何よ??」
「っつーか、俺らってお互い名前知らない?」
はぁ?何を言い出すかと思えばそんなこと・・・
寧ろ、うちの高校内だと学年違うだけで遭遇率なんてほぼ0に近いから今後会うこともないと思うんけど・・・
そんな状況で自己紹介????
:08/06/30 02:10
:PC
:U0zxI.jA
#72 [みぉり]
「自己紹介しても意味ないと思うんだけど・・・」
素直に思ったままを口にすると、その子は目を丸くして
「え?なんでだよ・・・だってあんた2年でしょ?」
と訳のわからない答を返してくる
「は?いや、そりゃ2年だけど・・・なんでそれと自己紹介と何の関係が・・・」
:08/06/30 02:12
:PC
:U0zxI.jA
#73 [みぉり]
「3年なら今後、会うこともないだろうけど・・・2年はきっと会う事もあるだろうし」
「え?・・・どういうこと??」
ハテナが飛び交う頭を傾げながら、その子に尋ねる
「んー・・・何て言うか・・・俺ね、1年の勉強はほとんど終わっちゃってるからLHRとか、専門以外は基本2年で受けるんだよね」
:08/06/30 02:17
:PC
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