宝物。
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#835 [みぉり]
少しの沈黙


俺をじっと見つめる恭ちゃんの視線に耐えられなくて



口を開いた



「………見てたの?」

⏰:10/03/29 18:05 📱:N905i 🆔:HRA4Ur8A


#836 [みぉり]
「・・・・・何を?」


「いや・・・・なんでもない」



そのまま、ふぅっとため息をついて天井を仰ぐ


「・・・・・・園田さんと森のことか?」


がばっ

⏰:10/03/29 19:37 📱:PC 🆔:mHh3wW3w


#837 [みぉり]
恭ちゃんの言葉に、勢いよく身体を起こして見つめた


正面の恭ちゃんは、にやりと笑いを浮かべていた



「さっきの・・・・園田さんと一緒にいた男子の名前だよ」


・・・・ーー森


「・・・・・下の名前は?」


「なんだっけな・・・確か・・・陽臣(ハルオミ)だったかな」

⏰:10/03/29 19:43 📱:PC 🆔:mHh3wW3w


#838 [みぉり]
森・・・陽臣・・・・楓の言ってたのは

・・・・やっぱりあいつか



『ハルと付き合ってるのかな』



付き合ってる・・・・のか・・・?

⏰:10/03/29 20:00 📱:PC 🆔:mHh3wW3w


#839 [みぉり]
また、そこに意識がいってしまいそうになったが、頭を振り払って前を見据えた



「恭ちゃん、さっきのやっぱり見てたんだ?」



そう、今きちんと確認すべきはそこ

それからー・・・・



「森・・・のことも知ってるの?」

⏰:10/03/29 20:17 📱:PC 🆔:mHh3wW3w


#840 [みぉり]
森 陽臣が・・・どんな人間なのか、それを知りたい



「・・・・知ってるよ。英会話スクールで俺が中3まで一緒のクラスだったんだ」



「へぇ・・・・で・・・その・・・どんなやつ?」


少しぎこちなく、問いかけた俺にふっと笑う

⏰:10/03/29 20:36 📱:PC 🆔:mHh3wW3w


#841 [みぉり]
「森?んー・・・いい奴だよ。頭の回転が速くて、なんでもソツなくこなしてたな、と、言ってもスクールでのあいつしか知らないけど」


「ふぅ・・・ん・・・」


恭ちゃんの返答に、相槌をうつしかできなくてそのまま俯いてしまうと、

ぽんっ

恭ちゃんの手が俺の頭を軽く、叩いて上から声が聞こえた


「さて・・・着替えて帰るか」


そのまますぐに立ち上がり、

⏰:10/03/29 20:55 📱:PC 🆔:mHh3wW3w


#842 [みぉり]
黙々と着替える恭ちゃんの隣に立って、帰宅の準備を進めたー・・・



━━━―――……
有希side


「えっと、先に森くんの家に行こうよ」

「は?なんで?」


「だって、私を送ってからじゃ帰りが歩きで遅くなっちゃうよ、それに私は自転車だから大丈夫だし・・・・」

⏰:10/03/29 20:58 📱:PC 🆔:mHh3wW3w


#843 [みぉり]
塾からの帰り道


━送ってく

━え?大丈夫だよ!自転車だもの・・・

━女一人じゃ、自転車だって危ないだろ



・・・・・そんな森くんの提案で、今、私の赤い自転車を森くんが漕いで

その後ろに私がちょこんと、捕まって乗っている

⏰:10/03/29 21:20 📱:PC 🆔:mHh3wW3w


#844 [みぉり]
「俺は平気だってー・・・」

「だめっ!送ってもらってる上にそれはできません!それが無理なら・・・森くんが私の自転車に乗って帰って」


「・・・・・強情」


「・・・・何か言いました?」


見上げた森くんの後ろ頭は、ふるふると首を横に振って
はぁっとため息を吐いていた


もぉっ・・・いい奴なんだか、・・・訳わかんない

⏰:10/03/29 21:36 📱:PC 🆔:mHh3wW3w


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