宝物。
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#959 [みぉり]
そんなことは、あるはずないんだ


あいつは『家族』でしか、ないんだ


「・・・・・・そう、本当にそれでいいの」


ため息交じりの声で、呟く楓


「・・・・いいも何も・・・」


そのまま、目線を下に下ろした

⏰:10/09/12 18:36 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#960 [みぉり]
と、同時に聞こえた声に



「・・・・・・・・・ハルが、有希ちゃんを好きでもいいのね」

「・・・・ーーッ?!」


ザァッっと、強い風が吹き抜ける

⏰:10/09/12 18:53 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#961 [みぉり]
「ハルは、有希ちゃんが好きよ。
間違いなく、本人も、それを自覚してる



きっと、有希ちゃんに向き合って、伝えるよ?」



・・・ッ・・そんなの



「俺は・・・・関係ない・・・だろ
森と、有希の思うようにしたらいい・・・・」



そう言って、楓の横を通り過ぎる

⏰:10/09/12 19:10 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#962 [みぉり]
俺に、関係ない


俺は有希のことなんて、なんとも思っていないんだから



そう言い聞かせて、楓のバイクに乗ると


後ろから歩いてきた楓は何も言わず、俺を家まで送って帰っていった。

⏰:10/09/12 19:17 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#963 [みぉり]
ーーーー・・・・
翌日



ガヤガヤ・・・
生徒で溢れる玄関、朝の当たり前の光景に
そぐわない表情の、自分



「・・・・眠ぃ」

⏰:10/09/12 20:53 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#964 [みぉり]
あの後、家に戻ってから一睡もできなかった。


目を閉じても、モヤモヤと、霧がかって

眠いんだけど、眠れない



気づけば、朝で、そのまま登校してしまった

⏰:10/09/12 21:04 📱:PC 🆔:1w3JlWZI


#965 [みぉり]
「何よ、その顔」



はっ、と気づくと

いつのまにか、楓が隣で歩いていた



「………こんな顔で、すいませんね」

「うわ、感じ悪ぅ」

⏰:10/09/17 11:52 📱:N05B 🆔:9.Jh4VXU


#966 [みぉり]
やや大袈裟に、肩をすくめて


「あ、」


正面にある姿を見つけると、そのまま駆け出していく


「ハルーッ」


高く結った髪をなびかせて

⏰:10/09/18 18:28 📱:N05B 🆔:V9p9qffQ


#967 [みぉり]
その先で、振り向いたのは

「朝から元気だなぁ、楓は」


呆れ顔で、笑いながらを待つ



森の姿

⏰:10/09/18 18:53 📱:N05B 🆔:V9p9qffQ


#968 [みぉり]
━━−−−……
有希side


その二人を見て


足が止まった



私の先にいるのは、楓ちゃんと森くん

⏰:10/09/18 20:49 📱:N05B 🆔:V9p9qffQ


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