宝物。
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#161 [みぉり]
すぐ近くから声を掛けられた方に視線を移すと、
修さんがカウンターから物凄い睨みを利かせている姿が入ってきた
「・・・・うぃっす」
力なく返事をして、カウンター横の従業員部屋に入った
:08/08/18 02:43
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#162 [みぉり]
その様子をカウンターに居た常連達が心配そうに見つめる
店のオーナーである修さんは、俺を睨んだまま常連達に”すいません”と挨拶をして
俺の後を追うように部屋に入ってきた
バタンッー・・・・
:08/08/18 02:50
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#163 [みぉり]
「お前、いつからそんな軽い男になったわけ?」
扉を閉めて早々、修さんが厳しい口調で問う
「・・・すいません」
「店の雰囲気に関わる事なんだ、あんな真似お前らしくない」
:08/08/18 02:52
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#164 [みぉり]
「・・・・・」
「それに・・・・俺はいつからあの子の恋人になったんだ?」
「・・・すいませんっ」
俯いたまま謝るだけの俺に、修さんは続ける
「・・ったく、何なんだよ?悠里のあの態度も意味わかんねぇし」
:08/08/18 02:57
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#165 [みぉり]
じろっと視線を部屋のソファに向けて、、、そこに座っている悠里を睨んだ
「ちょっとね・・・凪に仕返し?(笑)」
悠里は、扉の前に突っ立っている俺と修さんに手を合せて”ごめんね”と笑う
っていうか、この場合謝るべきは俺の方だ
:08/08/18 03:06
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#166 [みぉり]
「すいません、悠里のあの態度は俺のせいっす」
謝って、顔を上げると”訳がわからねぇ”と修さんはため息をついて悠里の隣に腰を下ろした
「修ちゃん、妬いた?笑」
「誰が妬くかっ・・・っつーか、凪にキスしてんじゃねぇよっ」
:08/08/18 03:10
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#167 [みぉり]
「だって、つい癖でー・・・・」
「いつまでも留学してた時の癖だすなっ、ここは日本なんだよっ」
修さんと悠里が、俺がいるのもお構いなしに痴話げんかを始めてしまった
これも全部、さっきの俺の言動が招いたことだけど・・・
:08/08/18 03:13
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#168 [みぉり]
言い合いをしている二人に気づかれない様にそっと部屋を出て、店内へと戻った
「若菜くん、大丈夫?」
カウンターからさっきの様子を見ていた常連の一人に声をかけられて
俺はにっこり笑いながら”大丈夫です”と応え、カウンター内へ入った
:08/08/18 03:18
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#169 [みぉり]
「ばか凪」
カウンターの最奥からそんな声が聞こえて、嫌な予感を覚えながら見ると、そこには石田先生が呆れ顔で座っていた
思わず苦笑いを浮かべながら、石田先生の前にいつものお酒をそっと差し出す
先生はふっと笑って受け取ると、一口飲んで俺に話しかけてきた
:08/08/18 03:22
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#170 [みぉり]
「お前なぁ、悠里の前で園田を”修の恋人です”なんて言ったら、冗談とはいえあいつが来るのわかってただろ」
再び呆れ顔で呟かれた言葉に、思わず”はい”と応えてしまった
悠里は俺の彼女でも、ましてやセフレでもない・・・
この店のオーナーである修さんのれっきとした恋人
:08/08/18 03:25
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