宝物。
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#370 [みぉり]
「・・・・・・・あかりがね」



「あかり?」



俺が聞き返して、顔を上げると有希は今にも泣き出しそうな顔で頷く



あかりは俺の中学からの同級生、高校からは有希も一緒で有希とあかりはクラスが同じ

⏰:08/10/27 01:52 📱:PC 🆔:yXpYuQc2


#371 [みぉり]
元々、性格が似ていた二人はすぐに意気投合して、出会って間もないというのに互いに絶対的な信頼関係を持っているのを知っていた



そのあかりがどうしたというのだろう



ケンカでもしたのだろうか



想像もしていなかった『あかり』の言葉にカメラを置いて、有希をじっと見つめる

⏰:08/10/27 01:54 📱:PC 🆔:yXpYuQc2


#372 [みぉり]
何かあったのか、と尋ねた事を激しく後悔する話がこれから待っているというのに



この時の俺は、ただ単純に2人の間に何かあったんだろうと軽い気持ちで聞き始めたんだー・・・・・




━━━━ーーーーー…………
最後の写真からゆっくりと視線をはずして、大量に積み重なった写真達の上にそっと置く

⏰:08/10/27 01:58 📱:PC 🆔:yXpYuQc2


#373 [みぉり]
アンカー
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400


感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3579/

意見・感想等いただけましたら幸いです。

⏰:08/10/27 02:04 📱:N905i 🆔:LK9sczOM


#374 [みぉり]
>>372から


そのまま、ベットに倒れこんで天井を見上げた




…………あまりに軽率だった俺の発言が今もあかりを苦しめている



そしてそれは、あかりの近くにいる有希も悲しませた

⏰:08/11/01 11:58 📱:N905i 🆔:ia9jmoiE


#375 [みぉり]
それは、変えられない現実で恭ちゃんにもつらい想いをさせた



だけど俺はその全てを、誰にも打ち明けられていない




みんなから突き放されるのが怖くて、何も言えない臆病者なんだ

⏰:08/11/01 12:03 📱:N905i 🆔:ia9jmoiE


#376 [みぉり]
━━━━ーーーー…………
有希side



「…………落ち着いたか?」



「うん…………ありがとう」




静かな放課後の教室、壁の時計が示す時刻は19時すぎ



屋上で森くんに会って、泣きたいだけ泣かせてもらって今に至る

⏰:08/11/01 12:11 📱:N905i 🆔:ia9jmoiE


#377 [みぉり]
偶然、出会った屋上で泣き崩れたのに何も聞かずに傍にいてくれた



「………ごめん…ね」




ポツリ呟いた声は自分でも驚くほど、小さいもので視線は床を見つめたまま

⏰:08/11/08 12:40 📱:N905i 🆔:H7xqIuI2


#378 [みぉり]
「ん………」



多分、森くんは私を見てる
顔をあげれば真剣な面持ちでいるだろうことは予想出来ている


だから余計に顔をあげられない


昼間に言い合いにも似たやりとりの後にこんなカタチで、会うとは思いもしなかったし……

⏰:08/11/09 14:35 📱:N905i 🆔:gCJzhQEM


#379 [みぉり]
だけど、こんな時間まで付き合ってくれたし……なんと言ったらいいんだろう



「……………幼馴染みがいいって……」



「……………え」



言い訳を考える事に集中していた私は、突然の森くんの言葉に思わず顔をあげてしまった

⏰:08/11/09 14:46 📱:N905i 🆔:gCJzhQEM


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