宝物。
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#952 [みぉり]
「・・・・なんでか、理由はわからないんだけど
ここ2年くらい、ハルに避けられてたの。。
始めは訳が分からなくて、イライラしたりしてー・・・
でも、別にいいやってそう思うことにして
ずっと過ごしてた。
そのうち、話しかけてくるだろうって・・・・
だけど、違った。
いつまでたっても、話すことはなくて
いつのまにか、姿を見ることさえ減ってきて・・・
そんな矢先に、偶然、ハルが告白されてるのを見かけたの」
:10/09/12 04:45
:PC
:1w3JlWZI
#953 [みぉり]
その時のことを思い出しているのか
楓は視線を落として、少しの沈黙・・・
「・・・・ビックリした。すごくすごく、ショックだった。
ただ告白されてるのを見ただけなのに・・・
・・・・・『いやだ、やめて』って、自分の中に一瞬で
そんな気持ちが芽生えたの」
:10/09/12 04:49
:PC
:1w3JlWZI
#954 [みぉり]
「怖かった、自分の気持ちが・・・・
今までの自分達が全部、崩れてしまう気がして・・・・
怖くて、怖くて・・・・
それからずっと、気持ちに蓋をしてきたの」
「・・・・楓・・・・」
かける言葉が見つからなくて、俺は、続きを待った
:10/09/12 04:59
:PC
:1w3JlWZI
#955 [みぉり]
「だけど、それは間違ってた。
今日、初めて間違いに気づいた
・・・・・・・・後悔したってやりきれないくらい
きっと、ずっと、この後悔は消えない
・・・・凪にも、同じ後悔はして欲しくないの」
:10/09/12 05:12
:PC
:1w3JlWZI
#956 [みぉり]
ドクン・・・ドクン・・・
「同じ・・・後悔・・って・・・」
喉が、渇く
楓の声に、これまでにないくらい焦りが広がる
「・・・・・凪、有希ちゃんを好きでしょう?」
:10/09/12 18:16
:PC
:1w3JlWZI
#957 [みぉり]
ドクンーッ・・・・・
「っは・・・何言って・・・」
笑って話そうとするけれど、言葉が、続かない
『有希を好き』だなんて・・・そんなこと
「そんなこと・・・あるわけな「凪ッ」
:10/09/12 18:23
:PC
:1w3JlWZI
#958 [みぉり]
俺の声を掻き消すような楓の声に
「・・・ーッ」
思わず、口をつぐんだ
「凪、ちゃんと向き合って
本当に・・・・『手遅れ』になるよ・・・?」
・・・そんなこと言ったって
「・・・・・・俺は、有希のことを好きだ、、
と、思ったことは・・・・・・・・ねぇよ」
:10/09/12 18:29
:PC
:1w3JlWZI
#959 [みぉり]
そんなことは、あるはずないんだ
あいつは『家族』でしか、ないんだ
「・・・・・・そう、本当にそれでいいの」
ため息交じりの声で、呟く楓
「・・・・いいも何も・・・」
そのまま、目線を下に下ろした
:10/09/12 18:36
:PC
:1w3JlWZI
#960 [みぉり]
と、同時に聞こえた声に
「・・・・・・・・・ハルが、有希ちゃんを好きでもいいのね」
「・・・・ーーッ?!」
ザァッっと、強い風が吹き抜ける
:10/09/12 18:53
:PC
:1w3JlWZI
#961 [みぉり]
「ハルは、有希ちゃんが好きよ。
間違いなく、本人も、それを自覚してる
きっと、有希ちゃんに向き合って、伝えるよ?」
・・・ッ・・そんなの
「俺は・・・・関係ない・・・だろ
森と、有希の思うようにしたらいい・・・・」
そう言って、楓の横を通り過ぎる
:10/09/12 19:10
:PC
:1w3JlWZI
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