先生のいうとおりA
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#321 [あお☆まる]
【不協和音】
>>280-309の続き
先生は何を隠してるの?私は……
先生を信じていいの?
先生……教えてよ……
:08/07/26 04:30
:812SH
:aNaByPSM
#322 [あお☆まる]
…………………………………………………………
「えーん。えーん。」
女の子が…泣いてる……あれは…私……
「あいこちゃーん。泣かないで?
僕はずっと側にいるから」
あの男の子は…先生……
そうだ…これは…うちが離婚した時のことだ……
:08/07/26 04:33
:812SH
:aNaByPSM
#323 [あお☆まる]
それでも泣き止まない
私……
「愛子ちゃん…待ってて」
「そのまま…いなくなったりっ…しない?」
ぐずる女の子
:08/07/26 04:35
:812SH
:aNaByPSM
#324 [あお☆まる]
「大丈夫だよ。信じて」
そういうと男の子は
女の子を置いて走っていった…
それから少したって、腕いっぱいに
べっ甲飴を持ってきて
「愛子ちゃん、コレ食べて泣き止んで?」
って差し出す
:08/07/26 04:38
:812SH
:aNaByPSM
#325 [あお☆まる]
私はその不格好な手作りの飴がたまらなく好きだった
あの時…
「大丈夫。信じて」
の言葉を何の疑いもなく信じれた
けど……今は…
:08/07/26 04:43
:812SH
:aNaByPSM
#326 [あお☆まる]
……………………………………………
ハッ
と汗をかきながら体を起こす
愛子「私……あの後寝ちゃったんだ……」
額に汗が滲む
頬には昨日泣きながら寝た涙の跡
:08/07/26 04:45
:812SH
:aNaByPSM
#327 [あお☆まる]
愛子「……懐かしい夢」
私……このまま先生を信じれる………?
昔の様に…
昔と決定的に違う私…
それはこの心を支配している 【嫉妬】
この黒い感情が純粋に信用する心を汚す……
:08/07/26 04:48
:812SH
:aNaByPSM
#328 [あお☆まる]
先生が女の人と部屋で二人っきり…
そう思うだけで嫉妬で眩暈がする
コップに残ってた口紅と部屋に残されたバージニアの匂いが憎悪感を一層膨らませる
愛子「私……いつからこんな感情……」
枕に顔を埋める
:08/07/26 04:52
:812SH
:aNaByPSM
#329 [あお☆まる]
今日が休みで良かった
先生に会ってもどんな顔すればいいか分からない
先生に会えなくて
こんなにホッとしたのは初めてだった
:08/07/27 04:41
:812SH
:xIfODHBc
#330 [あお☆まる]
私は顔を枕に埋めるながらグルグルと考えていた
先生が私に隠している事はなに?
浮気………?
それとも違うなにか……
疑問は只只私の頭を忙しく回るだけで
いっこうに答えには辿り着かない
:08/07/27 04:45
:812SH
:xIfODHBc
#331 [あお☆まる]
考えれば考えるほど
心の靄は広がり
黒く…厚みをます…
ガチャ−
と扉が開く音がして
枕から顔を離すと
呆れた顔をした母親が
扉を開けた状態で立っていた
:08/07/27 04:49
:812SH
:xIfODHBc
#332 [あお☆まる]
体制を起こし
気迫のない声で母に「なに?」とだけ問い掛ける
母「なに…じゃないでしょ?いくら休みだって言っても寝過ぎ!
もう夕方だよ!」
時計に目をやると
母のいうとおり
時計の針は6時半を指している
:08/07/27 04:52
:812SH
:xIfODHBc
#333 [あお☆まる]
泣きすぎたせいなのか
寝過ぎたせいなのか
軽い頭痛が頭を襲い
ケダルさに一層輪をかける
母「悪いけどお母さん急に仕事になったから夕飯は自分で作って食べなさいね?」
そう言い残し母は仕事に向かった
:08/07/27 04:55
:812SH
:xIfODHBc
#334 [あお☆まる]
グゥ〜
朝も昼も食べずに寝ていたせいで
お腹は腹ぺこ…
愛子「……何か作ろう…」
:08/07/27 04:58
:812SH
:xIfODHBc
#335 [あお☆まる]
重たい体を起こしてベットから降りると
一階のキッチンに行き
冷蔵庫を開ける
愛子「………お母さんの馬鹿……
何も入ってないじゃんかぁ」
:08/07/27 05:00
:812SH
:xIfODHBc
#336 [あお☆まる]
パタン
と冷蔵庫を閉めると
買い物をするために服を着替え財布を持ち
外に出る
6時半を過ぎた外は
少し肌寒くうっすら暗くなりかけていた
なに作ろう……
:08/07/27 05:03
:812SH
:xIfODHBc
#337 [あお☆まる]
そういえば…
先生にハンバーグ作ったなぁ……
なんて少し前の
【幸せだけの日々】
を思い出したら
胸がチクリと痛くなった
あんな風に…
また笑い会いたいのに
:08/07/27 05:06
:812SH
:xIfODHBc
#338 [あお☆まる]
私があの事を
気にしないで普通に接したら
前みたいになるのかな?
そう思う自分と
隠し事をして欲しくない自分に
知らず知らず板挟みになる
:08/07/27 05:09
:812SH
:xIfODHBc
#339 [あお☆まる]
「はぁ……」とため息をはき、前を見ると
目の前はスーパーなんかじゃなかった
愛子「なっなんで…」
私は知らないうちに先生の家の近くまで来ていた
:08/07/27 05:16
:812SH
:xIfODHBc
#340 [あお☆まる]
いくら先生の事考えてたからって……
決して近いとは言えない先生の家と私の家
それなのに私の足は先生の家に向かっていた
愛子「会いたく…ないのに……なんで……」
:08/07/27 05:18
:812SH
:xIfODHBc
#341 [あお☆まる]
嘘…
私……きっと会いたくて仕方がないんだ
このまま一人で考えても仕方ない
私はそのまま先生の家に向かう事にした
:08/07/27 05:20
:812SH
:xIfODHBc
#342 [あお☆まる]
†‡†‡†‡†‡†‡†
とりあえず更新ストップ..._〆(゚∀゚*)
感想など頂けたら頑張れます!!
>>1お願いします(人μωμ)
†‡†‡†‡†‡†‡†
:08/07/27 05:31
:812SH
:xIfODHBc
#343 [あお☆まる]
:08/07/27 05:35
:812SH
:xIfODHBc
#344 [あお☆まる]
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 達也の元カノ麗子
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
:08/07/27 06:03
:812SH
:xIfODHBc
#345 [あお☆まる]
こやつです↓
大塚 麗子 [jpg/35KB]
:08/07/27 06:07
:812SH
:xIfODHBc
#346 [あお☆まる]
゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚愛子の親友【マナミ】
゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚゚
マナミ [jpg/30KB]
:08/07/27 06:09
:812SH
:xIfODHBc
#347 [☆]
:08/07/27 16:30
:W51CA
:SVYNXMhw
#348 [あお☆まる]
>>341 から
暫く歩くと
もう見慣れた先生の家
肩で息をして心を落ち着かせて
インターフォンに手をかけた時
中から女の人と言い合う先生の声が聞こえた
:08/07/27 16:39
:812SH
:xIfODHBc
#349 [あお☆まる]
私は、はやる気持ちを押さえられずに
家の扉を開き中に入る
すると目の前には
先生と見慣れた女の人が二人で深刻に話している
愛子「れ……麗子さん」
:08/07/27 16:41
:812SH
:xIfODHBc
#350 [あお☆まる]
麗子さん…
そう…先生の昔の恋人
【元カノ】だ。
でも…確か留学先に帰ったはず……
何でまた日本に……?
二人はまるっきり私の事には気付いていなく
話を続けた
:08/07/27 16:46
:812SH
:xIfODHBc
#351 [あお☆まる]
麗子「なんで断ろうとするの!!?
この上ない大チャンスじゃない!!!
あのパティシエの本場フランスで二年学校に通って卒業したら
三ツ星の店での修業が約束されてるのよ?!
夢が叶うのに…なんで」
え………意味が分からない……何の話し………?
:08/07/27 17:19
:812SH
:xIfODHBc
#352 [あお☆まる]
達也「…もし夢が叶うとしても……
行ったとしたら最低四年間は帰ってこれないだろ?」
四年間……フランスに?先生が?
いなく……なる……
:08/07/27 17:21
:812SH
:xIfODHBc
#353 [あお☆まる]
麗子「だとしてもよ!
迷う事なんかない!!貴方は行くべき……パティシエになるべき人なんだからっ」
達也「……でも…俺は」
先生が私の前からいなくなる……
…お父さん…みたい…に
:08/07/27 17:24
:812SH
:xIfODHBc
#354 [あお☆まる]
愛子「……ぃ…ゃ……
嫌……嫌…嫌嫌嫌嫌!!いやぁーーーーー」
気付いたらそう叫んでいた
その叫び声で
ようやく二人は愛子の存在に気付く
達也「アコ…」
:08/07/27 17:26
:812SH
:xIfODHBc
#355 [あお☆まる]
先生は発狂する私に近寄り私を抱きしめる
私は泣きじゃくりながら
更になりふり構わず叫ぶ
愛子「せっ先生の……
達也の嘘つき!!
一緒にっっ居るって…やく…そくっっヒック」
泣きじゃくり震える私を先生は
強く強く抱きしめる
:08/07/27 17:30
:812SH
:xIfODHBc
#356 [あお☆まる]
達也「…麗子帰れ」
いつもより低い声で言う達也にビクッとしながらも麗子も強気に言う
麗子「まだ話は−…」
:08/07/27 17:32
:812SH
:xIfODHBc
#357 [あお☆まる]
そう言い終わる前に達也が被せて言う
達也「頼むから…」
今度は弱々しく麗子に言った
そんな見たことのない達也に負け麗子は一言
【私は諦めない】
とだけ言い残し
部屋を出ていった
:08/07/27 17:35
:812SH
:xIfODHBc
#358 [あお☆まる]
麗子さんがいなくなっても私は泣き止まない
そうまでしてでも
先生を失いたくない
その時はそう思ってた
惨めだろうが
すがって、すがって…
自分から離れて欲しくなかった
:08/07/27 20:08
:812SH
:xIfODHBc
#359 [あお☆まる]
達也「アコ…」
先生は聞いたこともないくらい
優しい声で話かける
達也「…俺はアコの側にいる……
俺には将来の夢なんかアコを目の前にしたら
ちっぽけなものなんだ」
:08/07/27 20:14
:812SH
:xIfODHBc
#360 [あお☆まる]
そう言うと優しく抱きしめ続けてくれた
でも私はその時気付いていた……
先生が悲しい切ない顔を
してた事に
気付いていて気付かないフリをした
:08/07/27 20:18
:812SH
:xIfODHBc
#361 [あお☆まる]
本当は先生が
【フランスに行きたい】
と思っている気持ちに
私は自分の事しか考えられない子供で……
だから……見ぬフリした
:08/07/27 20:20
:812SH
:xIfODHBc
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