年下の彼
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#625 [新]
ここに独りで帰ってくることにあたしはまだ慣れない。



ドアを開けてもおかえりの言葉はない



ベッドに入っても律の温もりはない……

⏰:08/10/10 02:38 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#626 [新]
「はぁ…」

小さくため息を吐き、一度止めた足を進めようとした時、マンションの横の石段に誰か座っていることに気がついた。


向こうもあたしに気づいたようだ。




言葉が、出なかった。

⏰:08/10/10 02:47 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#627 [新]
顔なんて見えなくたってシルエットでわかる。


だってその人はあたしがずっと待ちわびていた人だったから───



「京子さん!!!!」



「律────……!」

⏰:08/10/10 02:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#628 [新]
「何で…いつ帰ってきたのっ…」



会えた……


「今日帰ってきたんだ。驚かせてごめん…」



やっと会えた………!

⏰:08/10/10 02:52 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#629 [新]
人目もはばからずあたし達は抱き合った。


「連絡くらいっ…しなさいよぉっ……」


「ごめんな?でもちゃんと会いに来たろ…?」


律の温もりが染みわたる。

⏰:08/10/10 02:55 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#630 [新]
「うんっ……おかえり…っ」


「ただいま───。」



二年ぶりの口づけは、



涙で少ししょっぱかった。

⏰:08/10/10 02:58 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#631 [新]
「京子さん、あの日の“約束”覚えてる?」


「二年前に律が言ってくれたこと?」


「そ、空港で俺が言ったこと。」


「ふふっ、覚えてるよ。」

⏰:08/10/10 03:03 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#632 [新]
「二年間離れてても俺の気持ちは変わらない。

京子さん、俺と結婚してください────」


この日をどれだけ……


夢みてきただろう………


「はいっ……!!」

⏰:08/10/10 03:13 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#633 [新]
─────

あの日交わした“約束”。

『俺は、京子さんを愛してる。
だから、俺が日本に帰ってきたその時は…結婚しよう───。』


夢は現実になり


幸せは形になる。

⏰:08/10/10 03:17 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#634 [新]
あの日から止まっていた時計の針がゆっくりと動き出す。


ずっと二人でいよう。


季節が変わっても


世界が変わっても


ずっと変わらない二人でいよう。

⏰:08/10/10 03:23 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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