年下の彼
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#370 [新]
放置スミマセン。
そしてあげてくれた人
ありがとうございます!!!
:08/09/10 22:14
:F902i
:☆☆☆
#371 [新]
ヴヴヴ…ヴヴヴ…
デスクの上で振動する携帯を開く
律からのメールだ。
【今日仕事が終わったら駅前のファミレスに来てほしい。
大事な話があるから】
大事な話…?
:08/09/10 22:28
:F902i
:☆☆☆
#372 [新]
何だろ?
もしかして
別れ話…とか…?
まさか──……ね。
仕事を早く切り上げあたしは急いでファミレスへ向かった。
:08/09/10 22:36
:F902i
:☆☆☆
#373 [新]
ファミレスに入り辺りを見渡すけど律はまだついてないみたいだった。
あたしは適当に座りコーヒーを頼む
「お待たせいたしました」
店員が持ってきたコーヒーに口を付けようとした時
あたしの前にドサッと誰かが座った。
:08/09/10 22:46
:F902i
:☆☆☆
#374 [新]
あたしはコーヒーを手に持ったまま固まってしまった。
「………なんで?」
やっと出た言葉。
あたしの前に座ったのは律ではなく女子高生だった
あたしを「泥棒猫」と詰(なじ)った、あの女の子。
:08/09/10 22:48
:F902i
:☆☆☆
#375 [む・ω・]
おかえりなさい〜´`*
更新嬉しいです!!
お邪魔してすみませんでした

:08/09/10 22:50
:SH903i
:.a.cCtF2
#376 [新]
その子は笑顔でこんにちは、と言った。
あたしはゆっくりとコーヒーを置く。
「あの、どういうこと?」
あたしは冷静に問う。
だっておかしいよ。
律からメールがきたのに約束の場所にこの子が来るなんて…
:08/09/10 22:54
:F902i
:☆☆☆
#377 [新]
:08/09/10 22:55
:F902i
:☆☆☆
#378 [新]
「この間はごめんなさい…カッとなっちゃって…」
その子は潮らしく謝った。
「実は律に頼まれて…俺の代わりに伝えてほしい…って」
「何…を?」
ドクン・・・と胸騒ぎがした。
:08/09/10 22:58
:F902i
:☆☆☆
#379 [新]
「あなたとはもう付き合えないって…。」
ドクン・・・
鳴り止まない鼓動。
「こんなことまで言っていいかわからないんですけど、律、いつまでも家に転がり込まれてウザイって言ってましたぁ…」
:08/09/10 23:01
:F902i
:☆☆☆
#380 [新]
嘘・・・
そんなの…嘘に決まってる……
「あ、あたしもこの後律に呼び出されてるんです〜。それじゃあ、ちゃぁんと伝えましたからね?」
そう言ってその子は席を立った。
:08/09/10 23:06
:F902i
:☆☆☆
#381 [新]
そうだ…あたしはハメられたんだ。
あの子の言うことなんか信じちゃいけない……
立ち上がるとソファに落ちていた一枚の紙が目に入った。
『19時に
○○公園で待ってる。
律』
ここで…二人は会うんだ…
:08/09/10 23:11
:F902i
:☆☆☆
#382 [新]
それは律があの子宛に書いたメモだった。
気がついたらあたしは公園へと向かっていた。
時間は19時10分
公園に着いた。
:08/09/10 23:13
:F902i
:☆☆☆
#383 [新]
公園で遊ぶ子供の姿はなく
犬の散歩をしている人やカップルがちらほらいるだけだった
あたしは二人の姿を探す。
ふとベンチの方に目をやると二人が座って何やら話しをしているみたいだった。
:08/09/10 23:15
:F902i
:☆☆☆
#384 [新]
あたしは思わず陰に隠れた。
この年になって覗きみたいなことするなんて
悪趣味にも程がある
けど今はそんなこと言ってられなかった。
ドックンドックンと今にも飛び出しそうな心臓。
:08/09/10 23:17
:F902i
:☆☆☆
#385 [新]
しばらく何かを話していたかと思うと二人の距離がだんだんと縮まっていく。
そしてあたしの目の前で二人は唇を重ねた。
ガラガラとあたしの中で何かが音を立てて崩れた。
:08/09/10 23:21
:F902i
:☆☆☆
#386 [我輩は匿名である]
更新楽しみにしてました

頑張って下さい(^ω^)
:08/09/11 02:49
:D703i
:hif8xY9o
#387 [新]
>>386お待たせしました(>_<)
ありがとうございます♪、、
:08/09/11 03:06
:F902i
:☆☆☆
#388 [新]
目の前が真っ暗になったような気がした。
「っ……!」
激しい鼓動のせいか急に吐き気にみまわれ、あたしは口元を押さえながらその場を後にした。
壁を伝いよろけながら歩く。
:08/09/11 03:10
:F902i
:☆☆☆
#389 [新]
落ち着け…あたし……
とりあえず……
「水……」
ふらりと入ったコンビニでふとカミソリが目についた。
「お客様…!?」
店員の声が聞こえたような気がしたけど
そこから先は…あまり覚えていない。
:08/09/11 03:15
:F902i
:☆☆☆
#390 [新]
──────……
目を開けると、知らない天井があった。
「木下…!」
「あさ…の…さん…?」
隣には浅野さんが座っていて心配そうにあたしの顔をのぞき込んでいた。
「ここ…は?」
「病院や。何も心配ないで…」
:08/09/11 03:18
:F902i
:☆☆☆
#391 [新]
「あたし…」
どうしてこんなところに…
「会社に電話あった時はびっくりしたわ…傷が浅かったから良かったけど…」
ふと見ると手首に包帯が巻かれていた。
「あ…あたし…自分…で?」
:08/09/11 03:22
:F902i
:☆☆☆
#392 [新]
「……覚えてないんか…?」
聞くところによるとあたしは売場にあったカミソリの箱を開けその場で手首を切ったという。
店員がすぐに気づき、あたしは病院へ運ばれた…らしい。
:08/09/11 03:25
:F902i
:☆☆☆
#393 [新]
自分が怖くなった。
それと同時に、あたしは律に捨てられたんだと思い知った。
この傷がその証……
「今日中には退院できるらしいわ。ほな俺は帰るわな。」
あたしは立ち上がる浅野さんのスーツの裾をつかんだ。
:08/09/11 03:29
:F902i
:☆☆☆
#394 [新]
「あたしを…浅野さんのところに置いてください!」
こんなこと……
都合良いって思われるかもしれないけど……
「何言うてんねん、木下にはちゃんと彼氏がおるやろ?」
:08/09/11 03:31
:F902i
:☆☆☆
#395 [新]
あたしはふるふると首を振った。
「…あー、わかった。ほな後でもう一回来るから。」
察してくれたのか浅野さんはぽんぽんと頭をなでると病室を出ていった。
:08/09/11 03:35
:F902i
:☆☆☆
#396 [新]
一人になったあたしはただぼーっと外の景色を見ながら考えていた。
昨日のことが頭にこびりついて離れない…
夢なら……どんなにいいだろう
出会ったことも恋に落ちたことも
全て夢の中の話なら
:08/09/11 03:40
:F902i
:☆☆☆
#397 [新]
体と心についた傷も
なかったことにできるのに…
こんな自分知らなかった
好きになればなるほどどんどん欲張りになることも
少しのことに嫉妬してしまう気持ちも
:08/09/11 03:43
:F902i
:☆☆☆
#398 [新]
律に出逢って
律に教えられた
全部律が……
教えてくれた
なかったことになんて
できるはずないのにね…
:08/09/11 03:44
:F902i
:☆☆☆
#399 [新]
こぼれ落ちた涙がシーツにしみを作っていく。
ガラッ
急に扉が開いた。
あたしは急いで涙を拭う。
「京子さん!!!」
:08/09/11 03:50
:F902i
:☆☆☆
#400 [新]
顔を上げると息を切らした律が立っていた。
「今連絡あって…京子さん…何でっ」
「来ないで!!!」
あたしの張り上げた声に律はその場で立ち止まった。
:08/09/11 03:52
:F902i
:☆☆☆
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