年下の彼
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#563 [新]
「側にいても…いいの…?」


「当たり前だろっ…!」


「…律…っ!!」



あたしは律の胸に飛び込んだ。

⏰:08/10/07 02:39 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#564 [新]
律の心臓の音が聞こえる。


二人の間にあった溝が今ゆっくりと埋まっていく。


しばらく律の腕の中で静かな時を過ごす。


「あたし浅野さんの家に行ってくるね」

⏰:08/10/07 02:42 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#565 [新]
あたしが立ち上がると、

「一緒に行く。大丈夫、俺は外で待ってるから。」


そう言って律も立ち上がった。


「─うん、わかった。」

二人で浅野さん宅へ向かった。

⏰:08/10/07 02:45 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#566 [新]
律は少し離れた所で待っててもらいあたし一人でインターホンを押す。


「京っ……どこ行ってたんや?!遅いから今から探しに行こ思て…」



あたしの顔を見てほっと安堵の表情を見せた。

⏰:08/10/07 02:47 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#567 [新]
「心配かけてごめんなさい…」


「とりあえず入り。」


パタンとドアが閉まると同時に浅野さんに抱きしめられた。



「何ともなくて本間によかった…」

⏰:08/10/07 02:50 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#568 [新]
「ごめんなさい…」


「ええねん、無事に帰ってきてくれたんやったら…」


違う


違うの


そうじゃないの…


「ごめんなさいっ……」

⏰:08/10/07 02:51 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#569 [新]
強く抱きしめる浅野さんの広い背中に、腕を回すことができなかった。



浅野さんを抱きしめることができなかった。



気持ちに応えることができなかった……。

⏰:08/10/07 02:55 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#570 [新]
「…っ…て…くれ……」



「え…?」



「行かんといてくれっ……」


抱きしめる、腕の強さとは裏腹に


泣いてしまいそうな、切ない声。

⏰:08/10/07 02:57 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#571 [新]
「頼むから…!俺の側におってくれ…」


「浅野さんっ……」



浅野さんはあたしから体を離すと少し悲しそうに笑った。

⏰:08/10/07 03:20 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#572 [新]
「…って、男のくせにみじめやな。今のは忘れてくれ…」


「ごめんなさい…あたし…っ」

何て言ったらいいのか…


謝ることしかできない…

⏰:08/10/07 03:21 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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