年下の彼
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#97 [新]
部屋の中がひどく荒らされていた。
箪笥は所々開けられ服が散乱している。
状況が掴めなくてその場に座り込む。
「…っ…警察…呼ばなきゃっ…」
:08/07/10 01:08
:F902i
:☆☆☆
#98 [新]
震える手で鞄から携帯を取り出した。
RRRRR......
早く…誰か─────
R..
『もしもし?』
:08/07/10 01:10
:F902i
:☆☆☆
#99 [新]
───え?
あたし……なんで……
『…もしもし?』
無意識のうちに………
『京子さん…?』
律の番号にっ…………
:08/07/10 01:12
:F902i
:☆☆☆
#100 [新]
「助けてっ……」
『京子さん?!今、どこ?!』
───………
バンッ!
大きな音と共にドアが開いた。
:08/07/10 01:15
:F902i
:☆☆☆
#101 [新]
「京子さん!」
座り込んだままのあたしに律がかけよる。
「律っ……!」
あたしは律の胸に飛び込んだ。
そんなあたしを優しく抱きしめる律。
:08/07/10 01:17
:F902i
:☆☆☆
#102 [新]
「帰ってきたら…鍵…開いててっ…あたしっ…」
「大丈夫…もう大丈夫だから…」
「…う…ひっ…く」
あたしは律の胸で子供みたいに泣いた。
:08/07/10 01:19
:F902i
:☆☆☆
#103 [新]
律は優しくあたしの涙を拭う。
「京子さんは?」
「え…?」
「京子さんはどこも怪我してない?」
温かい掌があたしの頬を撫でる。
:08/07/10 01:21
:F902i
:☆☆☆
#104 [新]
「あたしは大丈夫…」
「よかった─………」
律はまるで壊れものを扱うみたいにあたしを抱きすくめた。
「とりあえず警察呼ぼう。」
:08/07/10 01:24
:F902i
:☆☆☆
#105 [新]
律が電話を手に取る。
それから警察が来て、
どういう状況だったかとか、
軽い事情聴取を受けた。
「引っ越ししよ…」
:08/07/10 01:26
:F902i
:☆☆☆
#106 [新]
一段落ついてあたしはぽつりと呟いた。
「次の家が決まるまで俺ん家に来る?」
「うーん………って、え?」
何、一瞬迷ってんの、あたし。
:08/07/10 01:28
:F902i
:☆☆☆
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