月の裏側
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#451 [我輩は匿名である]
コンビニ弁当で我慢してもらった夕食。

洗濯機の使い方もわからない。

たまに一緒に入っていたので、お風呂だけはなんとかクリアー。

でもさ、家事も育児も大変なんだよな。

まじで奥さんには感謝するべきだよ。

⏰:08/09/23 17:20 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#452 [我輩は匿名である]
翌日から3日間。

俺が仕事中だと真子が美優の面倒を見てくれていた。

仕事から帰れば真子がご飯を作り、家事を全て終えてくれていた。

真子のご飯は美味しかったけど、百合の味とは全然別物。

みそ汁をすすりながら、寂しい気持ちになった。

⏰:08/09/23 17:58 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#453 [我輩は匿名である]
さて、真子は明日から仕事だ。

どうする。

百合からは連絡が来ないし、俺だって明日も仕事。

さすがに俺もストレスが溜まる。

思い切ってお義母さんに電話をかけた。

⏰:08/09/23 17:59 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#454 [我輩は匿名である]
「百合の様子、どうですか」

「元気にしてるけど、全然笑わないの。ミナトくんや美優ちゃんの話をすると黙っちゃうし」

「そうでうか。まだ気持ちの整理はついてないんですかね」

「えぇ。迷ってるみたいよ。ミナトくんと美優ちゃんの映った家族写真見て、何度も泣いてたわ」

⏰:08/09/23 17:59 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#455 [我輩は匿名である]
もう限界だった。

「お義母さん、すみませんが今から行ってもいいですか?」

「今から?」

時刻は夜の9時を迎えようとしていた

「はい。百合には言わないでください。今から俺とヨースケが行く事」

⏰:08/09/23 18:00 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#456 [我輩は匿名である]
お義母さんに了解を得て、俺は車を走らせた。

「…ぱぱぁ、んー。ねむいー」

「美優ごめんね。寝てていいよ」

眠いせいでぐずっている美優に謝りながらヨースケの家まで走らせた。

到着した頃には美優は夢の中だった

⏰:08/09/23 18:00 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#457 [我輩は匿名である]
「何ー」

「外出てきて」

「言われるとおもった」

ヨースケは家から出てきて俺の車に乗った

「そろそろ、また電話くるだろうなーって思ってた。で、また呼び出しされるんだろーなーって」

⏰:08/09/23 18:01 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#458 [我輩は匿名である]
あからさまに迷惑なんだけど!って態度のヨースケ

一応謝ったけど、こっちだって迷惑してんだよ

おめーの存在に。

「どこ行くの」

「松本宅」

「どこそれ」

「百合の実家」

「はぁ?なんで?意味わかんねー」

⏰:08/09/23 18:02 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#459 [我輩は匿名である]
この前の話をヨースケにした

「俺も迷惑してんの。明日仕事だから美優の面倒見る人いねーし。百合が帰って来なかったらヨースケ、お前が面倒見て!」

「やだよ。つーかなんで百合なんかに会わなきゃいけないのー」

「もうハッキリしてもらわねーと俺もキツい」

百合に考える時間をたくさんあげるつもりだったのに、俺ってば短気でさ。

もう限界だった

⏰:08/09/23 18:03 📱:PC 🆔:a.07ms/M


#460 [我輩は匿名である]
10時前に松本家につき、お義母さんが出迎えてくれた。

眠った美優を、お義母さんたちの寝室に運び、俺とヨースケは百合の部屋に通された。

「百合、まだ起きてるから。どうぞ」

ノックの後に部屋を開けると、驚いた顔の百合がベットの中から体を起こしていた

⏰:08/09/23 18:03 📱:PC 🆔:a.07ms/M


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