あなた色
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#1 [ゆリ]
:08/08/28 23:25 
:SH702iD 
:M4INSOck
#2 [ゆリ]
わたしがあなたに恋を
するまでずいぶん
時間がかかったね。
:08/08/28 23:49 :PC :9WCuetLU
#3 [ゆリ]
タッタッタッ！－ドンッ
「いってぇ、あっ！ごめん
大丈夫？」
:08/08/28 23:59 :PC :9WCuetLU
#4 [ゆリ]
入学式の朝、校門を
くぐろうとした私は
勢いよく走ってきた
男の子とぶつかって
尻もちをついてしまった。
:08/08/29 00:04 :PC :lfp3VhzI
#5 [ゆリ]
一瞬私の頭はフリーズ。
だけどすぐに男の子が
自分に謝っていることに
気づき自分もとっさに謝った。
:08/08/29 00:06 :PC :lfp3VhzI
#6 [ゆリ]
よく見るとぶつかってきた
彼は野球部のユニフォームを
着ていた。
「君、１年生？」
と彼は聞いてきた。
:08/08/29 00:09 :PC :lfp3VhzI
#7 [ゆリ]
少し急いでいた私は
質問に「はい」と短く
返事をし、立ち上がらせてくれた
ことに礼を言い
その場を立ち去った。
:08/08/29 00:12 :PC :lfp3VhzI
#8 [ゆリ]
こんなアクシデントなど
予想もしていなかった私は
かなりぎりぎりに教室に
入った。
:08/08/29 00:13 :PC :lfp3VhzI
#9 [ゆリ]
クラスには男女合わせて
４０人ほどがいた。
元々、この町に住んでいる
わけではなかった私は
当然１人も友達がおらず、
:08/08/29 00:14 :PC :lfp3VhzI
#10 [ゆリ]
ただ1人で窓側１番後ろに
座っていた。
すると、綺麗なセミロングの髪
をなびかせた女の子に
話しかけられた。
:08/08/29 00:17 :PC :lfp3VhzI
#11 [ゆリ]
「私、一ノ瀬あいっていうのよろしくね！」
と屈託のない笑顔とともに右手を
さしだしてきた。
私も「若林奈月です。よろしく！」と
彼女の右手をにぎった。
:08/08/29 00:21 :PC :lfp3VhzI
#12 [ゆリ]
話によるとあいちゃんも
この町の子ではなく、クラスに
友達がいないらしい。
境遇が似た私達はすぐに
意気投合した。
:08/08/29 00:23 :PC :lfp3VhzI
#13 [ゆリ]
あいちゃんは地元に彼氏がいるらしい。
つまり今は遠距離恋愛。
わたしのすんでいる下宿から
あいちゃんが住んでいる下宿が
近いことがわかり、次の日は一緒に登校する約束をした。
:08/08/29 00:26 :PC :lfp3VhzI
#14 [ゆリ]
しばらくして
私の両親も学校に
着き､入学式が
始まった。
:08/08/29 00:29 :SH702iD :wp2b2FYk
#15 [わをん◇◇]
(´∀｀∩)↑age↑
:23/01/01 20:45 :Android :2rUS2lJ.
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