「好き」と言いたい。2
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#53 [あんみつ]
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俺は、まわりが見えていなかった。
ねこといると、あまりに楽しかったから。
ねこの手が、あまりに温かかったから。
・・・俺にとって、ねこの存在は絶対だった。
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:08/10/13 11:08
:D904i
:/.29.oE.
#54 [あんみつ]
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俺は、間違っていたのかもしれない。
借り物競争で、お題の紙を開いて中の文字を見た途端、ねこの顔が浮かんだ。
ゴールして洋平を見た時、初めて自分のしたことに気付いた。
「大丈夫だよ」
ねこはそう言って笑ったけど、その笑顔は不安げで、俺は胸が締め付けられる気がした。
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:08/10/13 22:19
:D904i
:/.29.oE.
#55 [あんみつ]
その日佐古は、ねこのことには触れなかった。
当たり障りのないことを話す佐古の笑顔は、どこか無理をしているようで俺は何も言えなくなった。
そんな俺に気付いて、佐古も口を閉ざす。
『ねこはただの幼なじみだ』
今まで何度も言ってきた言葉が、その時はどうしても言えなかった。
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:08/10/13 22:20
:D904i
:/.29.oE.
#56 [あんみつ]
ねこの顔が浮かんだから、ねこのもとに走った。
ねこの手を引いて走った。
けど、俺の考えなしの行動は周りの人を傷付けた。
それでも、その時はまだ、ねこと離れるなんて選択肢は俺の中にはなくて、どうしたら佐古に分かってもらえるか、どうしたら洋平に分かってもらえるか、そればかり考えてた。
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:08/10/13 22:21
:D904i
:/.29.oE.
#57 [あんみつ]
けどいくら考えても答えなんかでなくて、佐古とは気まずい日々が続く。
どうしたらいいか分からなかった。
だからせめて、佐古に自分の正直な気持ちを伝えようと思った。
できる限りのことをしてから、ねこと話そうとも。
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:08/10/13 22:23
:D904i
:/.29.oE.
#58 [あんみつ]
ねこもきっと、洋平に分かってもらおうとしているだろう。
責任は俺にあるのだから、何か少しでも俺にできることがあれば。
そんなことを考えていた。
ねこと、ずっとこのままでいたかった。
いられると思ってた。
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:08/10/13 22:24
:D904i
:/.29.oE.
#59 [あっちゃん
]
:08/10/23 13:15
:SH905i
:vlW07cX2
#60 [§柚§]
ぁげ

この小説ぉもしろぃッャ
頑張って

ャ
:08/10/24 18:14
:911SH
:MuS8I66w
#61 [匿名]
次いつ更新ですか?
:08/10/27 18:10
:SH906i
:gvjyGuek
#62 [あんみつ]
あっちゃん

さん

§柚§さん

匿名さん

ありがとうございます


更新遅くてすみません


基本は少しずつの遅更新になります

暇ができたら大量更新しようと思います

長い目で見ていただけると嬉しいです

:08/10/27 21:03
:D904i
:xxLSfJCY
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