〜哀しき運命〜
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#191 [優]
文化祭の予算がどうとか
クラブ活動の備品がどうとか
ホントに自分の
お兄ちゃんかと思うくらい
真面目でハキハキ
と話していた。
雄『……以上で終わります。』
ナ『さすが雄大!!すばらしい挨拶だった!!』
あたしのとなりにいた
ナメセンが言った。
そして誰もが
締め括ったと思った時……!
:09/01/22 16:58
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:☆☆☆
#192 [優]
雄『ゴホン……それからもう一言言わせてください。』
え?
どうしたの?
誰もが気が付いたハズ。
声のトーンも話し方も
生徒会挨拶の時とは
違っていた。
雄『最近、俺の妹を虐めてる奴がいるらしい……。誰だかはしらねぇけど、今度やったら……………ぶっつぶす!!!!』
中指を立てて
雄ちゃんは言った。
:09/01/22 17:02
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:☆☆☆
#193 [優]
これには隣にいて
さっきまで感心していた
ナメセンも口をあんぐりと
開いたまま呆然としていた。
もちろんあたしもだ。
:09/01/22 17:16
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:☆☆☆
#194 [優]
周りを見ると
誰もが口をぽかんと
開けていた。
あたしは恥ずかしがりもせず、
清々しい顔をしながら
壇上を下りる雄ちゃんを見て
少し涙が出そうになった。
誰も味方に
なってくれないなか、
雄ちゃんだけが
味方になってくれていたから…。
:09/01/22 17:21
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:☆☆☆
#195 [優]
総会が終わり、教室へ
戻ろうとしていると……
『みの!!』
突然名前を呼ばれて
立ち止まった。
:09/01/22 17:22
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:☆☆☆
#196 [優]
声をかけてきたのは
昨日無視してきた
クラスメイトの
みっことゆりだった。
み『みの、ごめん!!』
ゆ『みの、あたし達酷いことしてホントにごめんね…?』
二人はしゅんとしながら
謝ってきた。
:09/01/22 17:26
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:☆☆☆
#197 [優]
美『……一発殴らせてくれる?』
あたしがそう言うと
二人はビクッとした。
み『……いいよ?あたしらが悪いんだもん……。好きなだけ殴っていいよ?』
そう言って二人は
目をつぶって
下を向いた。
美『行くよ!?』
二人が目に力を入れて
堪える顔を見て
あたしはふと笑った。
:09/01/22 17:29
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:☆☆☆
#198 [優]
美『……嘘だよ?』
あたしは
いたずらっぽく笑った。
ゆ『怒ってないの?』
美『もう過ぎた事は忘れた!!……でも一つだけ聞いていい?下駄箱に入れた手紙に何って書いたの……?』
雄ちゃんが見せて
くれなかったから
どうしても気になっていた。
:09/01/22 17:32
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:☆☆☆
#199 [優]
だけど次の瞬間
血の気が引いた。
み『え?あたし達、手紙なんて入れてないよ?』
そんなはずない。
確かに手紙は
入っていた。
:09/01/22 17:34
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:☆☆☆
#200 [優]
ゆ『あたし達、手紙なんて知らないよ?生徒会長の話しを聞いて怖くなっちゃって、軽はずみに乗せられてみのを無視したことを謝ろうって思ったんだ…。』
みっことゆりではない。
態度で嘘はついていないって
すぐわかる。
乗せられた……?
もしかして
他に首謀者がいる……?
:09/01/22 17:38
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:☆☆☆
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