〜哀しき運命〜
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#100 [優]
有実と呼ばれるその女性は
青のリボンをしていた。
家の学校は
学年ごとに
リボンの色が違っていて、
あたしたち一年生は赤。
二年生は緑。
三年生は青だった。
だからその人は
ひろちゃんたちと
同じ三年生だった。
:09/01/18 00:52
:SH905iTV
:☆☆☆
#101 [優]
有『ちょっとアンタふざけないでよ!?』
有実さんはにらみを
利かせながら
慎太郎の脇腹に一発
パンチをかました。
慎『うおっ!痛っ!』
有『ちょっと顔貸して!』
そう言うと有実さんは
慎太郎の耳を掴んで
引っ張った。
慎『わ、わかった!!わかったからちょっと待ってくれ!…みのちゃん、放課後迎えに行くからねッ☆』
:09/01/18 06:58
:SH905iTV
:☆☆☆
#102 [優]
耳を引っ張られながらも
笑いながらウインクまでして
そう言う慎太郎が可笑しくて
あたしは笑いながら
わかったと返事をした。
そんなあたしを
有実さんはジロリと
睨んでから慎太郎を
どこかに連れて行ってしまった。
雄『……なんっつーか強烈な女だな。』
宏『あぁ………。』
美『慎太郎くん大丈夫かな…?』
雄『確実に大丈夫じゃねぇと思うけど、でもまぁ自業自得じゃね?』
:09/01/18 07:03
:SH905iTV
:☆☆☆
#103 [優]
そのまま下駄箱まで一緒に
歩いて行ったあたし達。
宏『じゃあ、また放課後な?』
美『うん!』
雄『真面目に授業受けろよ?』
美『雄ちゃんこそ!じゃあね!』
それだけ言って
自分の下駄箱へ
向かおうとした。
宏『あ、みー!?』
:09/01/18 07:08
:SH905iTV
:☆☆☆
#104 [優]
いつもはここで
別れるはずなのに
何故かひろちゃんが
あたしを呼び止めた。
美『なぁにー?』
ひろちゃんはあたしに
近付いて頭を撫でた。
宏『気をつけてな?』
美『え?何に?』
宏『いいから!一人で行動は絶対しない事!!わかった?』
:09/01/18 07:13
:SH905iTV
:☆☆☆
#105 [優]
美『……わかった。』
あたしはひろちゃんの
言葉の意味が
よくわかっていなかった。
宏『よし!じゃあ、またなっ!』
ひろちゃんはそう言うと
あたしの髪を
グシャグシャと撫でて
教室へ向かった。
:09/01/18 07:17
:SH905iTV
:☆☆☆
#106 [優]
彩『みの、おはよん♪朝からお熱いことですこと〃』
サーちゃんがあたしの頭を
ポンと叩いた。
美『サーちゃんおはよ!見てたの?』
彩『見てた見てた♪乙女見たく顔を赤く染めてイチャついてたとこをばっちりね!!』
美『イチャついてなんかいないもん…〃』
とか言いつつ顔は
真っ赤になっていた。
:09/01/18 13:10
:SH905iTV
:☆☆☆
#107 [優]
彩『カマトトぶんなって♪実は宏人さんとヤルことやってんじゃないのぉ〜!?』
美『……ちがっ…!!』
もー!
サーちゃんってば
朝から何言うのかと思えば!
ひろちゃんとは
そんなんじゃないんだから!
あたしが膨れっ面を
していると…
彩『ごめんごめん!冗談!』
:09/01/18 13:14
:SH905iTV
:☆☆☆
#108 [優]
美『やめてよ!そーいうのは!』
彩『だからごめんってば(笑)……で、昨日は何があったのよ!?宏人さんと雄大さんがみののこと探しにきたのよ?』
サーちゃんは
うまく会話をすり替えた。
あたしは昨日の事と
慎太郎の変化を
サーちゃんに伝えた。
彩『……なるほどねぇ。羨ましいわ、その紅一点…。』
サーちゃんは遠い目を
しながら言った。
もしもし?
あたしの話しを
聞いてました(笑)?
:09/01/18 13:19
:SH905iTV
:☆☆☆
#109 [優]
美『サーちゃん?あのね、あたしは危うく貞操の危機だったんだけどね、それわかってる……?』
彩『頭脳明晰の生徒会長に、人気者の爽やかくん。そしてあのイケメンの慎太郎さんかぁ……。いいなぁ…〃』
サーちゃんは
まったくもって
聞いちゃいない(笑)
美『……サーちゃんのバカ。』
小声でつぶやくと
いきなりサーちゃんが
こっちを見てあたしの
両ほっぺをつねった。
:09/01/18 13:24
:SH905iTV
:☆☆☆
#110 [優]
美『は、はーちゃん?…いはいいはい……〃〃やめへほ〜。』
彩『この贅沢者め!こうしてやるー!!』
美『いはいってばぁ〜!!』
何故かサーちゃんの
怒りの矛先が
あたしのほっぺに炸裂。
女って恐ろしい……。
:09/01/18 13:28
:SH905iTV
:☆☆☆
#111 [優]
それで満足したのか
サーちゃんは大人しくなり、
『これからは今まで以上に
気をつけなさいよ』
と意味不明な言葉を残して
チャイムと同時に
机に戻った。
気をつけろって何に…?
まだ痛みが残る両ほっぺを
押さえながら、
むしろあたしは
サーちゃんに気をつけなきゃ
いけないのではないかと
思ってしまった(笑)
:09/01/18 13:32
:SH905iTV
:☆☆☆
#112 [優]
ひろちゃんと
サーちゃんの言った
『気をつけろ』
の意味をずっと考えていたら
あっという間に授業も終わり、
放課後になった。
雄『美園!帰るぞ!』
いつものごとく
迎えに来てくれる
ひろちゃん達。
だけど今日からは
そこにプラス一名。
慎『みのちゃーん♪会いたかった〜!!』
そう言って
抱き着こうとする慎太郎に
当然のように
二人のラリアットがとぶ。
:09/01/18 13:37
:SH905iTV
:☆☆☆
#113 [優]
慎『いてッ!俺の恋路を邪魔するなよ!』
宏『お前のは恋路じゃなくてセクハラだよ(笑)』
雄『そうだ、変態(笑)』
慎『ひっでぇ〜〃』
そう言って泣きまねをする
慎太郎の顔を見ると
ほっぺに三本の引っかき傷が
ついていた。
美『慎太郎くん、ここどうしたの?』
:09/01/18 13:41
:SH905iTV
:☆☆☆
#114 [優]
慎『ああ…〃ここはあのぉ〜……。』
雄『朝の女にやられたんだってさ〃』
慎『バカ!雄大!言うなってあれほど言っただろ!』
:09/01/18 13:57
:SH905iTV
:☆☆☆
#115 [優]
美『ちゃんと消毒しないとばい菌入っちゃうよ?』
そう言ってかばんから
絆創膏を出して
慎太郎に渡した。
慎『みのちゃん優しい…〃』
慎太郎は涙ぐみながら
また抱き着こうとしてきて
再度二人のラリアットを
喰らっていた(笑)
:09/01/18 16:38
:SH905iTV
:☆☆☆
#116 [優]
宏『みーも笑ってないで危ないと思ったら殴っていいからな!』
雄『そうそう!ボコボコになぐってやれ(笑)』
美『でも………。』
困惑して慎太郎を見ると……
慎『俺、みのちゃんになら殴られてもいいかも……〃』
頬を赤く染めて
驚きの発言をした(笑)
美『……変態…〃』
:09/01/18 16:53
:SH905iTV
:☆☆☆
#117 [優]
その日の放課後は
なぜか慎太郎の家に
遊びに行くことになった。
美『…本当にあたしも行ってもいいの?』
慎『もちろん!っていうかホントはみのちゃんだけに来てほしいところなんだけどね〃』
遠慮がちに言うあたしに
ニッコリと笑いながら
慎太郎は言った。
あ〜またそんな事言うと…
ゴン!
案の定、雄ちゃんの鉄拳が
とんだ(笑)
:09/01/18 16:59
:SH905iTV
:☆☆☆
#118 [優]
歩いて慎太郎の家に
向かうと…
家の前に女の人がいた。
慎『げっ……有実じゃん!』
宏『また修羅場か…(笑)』
慎『笑い事じゃねぇよ…。マジ勘弁してほしい……。』
パシッ!
あたしは慎太郎の背中を
叩いた。
慎『痛っ!』
美『そんな言い方ってないんじゃない?』
あたしは不覚にも
熱くなって怒った。
:09/01/19 11:06
:SH905iTV
:☆☆☆
#119 [優]
美『慎太郎くんは女の子を何だと思ってるの?都合のいい人形じゃないの!!さんざん気を持たせて朝のような一言で終わりにするなんてサイテーだよ!?』
慎『みのちゃん………。』
恋する気持ちは
誰もが同じはず。
朝みたいな言い方されたら
誰だって傷付くよ。
それが好きな人から
言われた言葉なら尚更……。
慎『みのちゃん!俺、行ってくる!それで、本気で好きな女が出来たからごめんって謝ってくる!』
:09/01/19 11:14
:SH905iTV
:☆☆☆
#120 [優]
慎太郎はそう言って
有実さんの元へと
走って行った。
雄『よくもまぁ、あんなハズイこと言えるよな…〃』
確かに(笑)
聞いてるこっちが
恥ずかしくなっちゃうよ。
宏『…それだけみーが好きだってことだろ。』
:09/01/19 11:21
:SH905iTV
:☆☆☆
#121 [優]
バシッ!
雄『あ…殴られてらー(笑)』
宏『ホントだ(笑)つーかなんかこっち来てない?』
慎太郎を殴った有実さんは
泣きながら
こっちへ向かってきた。
有『ちょっと!あんたがみのって子!?』
有実さんはあたしの前に
立ちはだかって言った。
:09/01/19 11:23
:SH905iTV
:☆☆☆
#122 [優]
美『へ?あ、はい…。』
そう言うと
有実さんはあたしを
キッと睨んだ。
有『あんたのせいで!!』
そう言って有実さんは
手を挙げた。
な、殴られる!?
:09/01/20 14:05
:SH905iTV
:☆☆☆
#123 [優]
そう思って
目をつぶった。
………あれ?
痛くない…?
恐る恐る目を
開けてみた。
:09/01/20 14:10
:SH905iTV
:☆☆☆
#124 [優]
目を開けると
あたしに殴り掛かろうと
している手を
雄ちゃんがつかみ、
あたしの前には
ひろちゃんの
大きな背中があった。
美『ひろちゃん……?』
恐る恐るひろちゃんの顔を
覗くと、その顔は
怒りに満ちていた。
宏『みーは関係ねぇだろ?』
:09/01/20 14:34
:SH905iTV
:☆☆☆
#125 [優]
ひろちゃんが有実さんを
睨みながらそう言うと
有実さんは悔しそうに
舌打ちをして
その場から去っていった。
慎『みのちゃん!!大丈夫!?』
慌てた慎太郎が
あたしの顔を覗き込む。
雄『つか、慎太郎〜。女の教育くらいしっかりしろよ〜。危うく美園が殴られるとこだったんだぞ!』
怒る雄ちゃんを前に
慎太郎はしょんぼりした。
:09/01/20 14:37
:SH905iTV
:☆☆☆
#126 [優]
美『慎太郎くん!!ほら、あたしは平気だよ〃怪我だってしてないから!』
あたしがそういうと
慎太郎は目を潤ませながら
こっちを見た。
慎『みのちゃん、ほんっっとにごめん!』
実『大丈夫!雄ちゃんとひろちゃんが守ってくれたから!』
慎『ホントに良かった…。』
:09/01/20 14:42
:SH905iTV
:☆☆☆
#127 [優]
慎太郎は
どさくさに紛れて
抱き着こうとして
また二人に殴られていた。
あたしは
いつもみんなに守られていて
いつの日かそれが
あたり前のような気がしてた。
だけど……
:09/01/20 14:45
:SH905iTV
:☆☆☆
#128 [優]
次の日の朝。
雄『ほら!美園!早くしねぇと置いてくぞ!』
美『待ってよ〜!』
慌ただしい朝だけど
玄関を開けると
大好きな人が待って………
いない………。
美『あれ!?ひろちゃんは!?』
:09/01/20 18:19
:SH905iTV
:☆☆☆
#129 [優]
雄『あ〜なんか先行くってよ!』
え……?
そんなの聞いてない…。
いつも一緒に行けない時は
あたしにもメールがくるのに…。
美『なんで!?』
雄『知らね。つか、慎太郎もいねぇし!あいつのことだから寝坊か?』
そんな話しをしていると…
:09/01/20 18:24
:SH905iTV
:☆☆☆
#130 [優]
慎『みのちゃーん♪おっはよ〜!』
遠くから慎太郎が
手をふりながら走ってきた。
美『慎太郎くん、おはよー。』
慎『みのちゃんは今日も可愛いね〃あれ?ひろは?』
美『…先行ったって……。』
慎『……ふーん。』
慎太郎は腕を組み、
腑に落ちない顔をしていた。
:09/01/20 18:28
:SH905iTV
:☆☆☆
#131 [優]
お腹減った…。
いつもはひろちゃんが
パンをくれるのに
今日はないから…。
慎『はいっ!みのちゃんお腹へってるでしょ?俺の3時のおやつだけどあげる♪』
慎太郎はそう言って
メロンパンをくれた。
美『あ、ありがとう…。』
うれしい。
うれしいけど……
ひろちゃんがいないだけで
なんか寂しくていつもみたいに
喜ぶことができない。
:09/01/20 18:32
:SH905iTV
:☆☆☆
#132 [優]
雄『じゃあ、美園!また放課後な!』
慎『みのちゃんまたね!』
学校について、
二人とは別れる。
いつもと同じ状況。
なのに違うのは
あたしの靴がないってこと…。
:09/01/20 20:56
:SH905iTV
:☆☆☆
#133 [優]
美『あれっ?なんで?なんでないの?』
何度も何度も見たが
やっぱり靴はない。
渋々職員室に行って
スリッパを借り、
教室に入った。
ガラッ!
美『みんなおはよー!』
教室に入って
元気に挨拶をした。
……シーン。
:09/01/20 21:00
:SH905iTV
:☆☆☆
#134 [優]
あんなに騒がしかった教室が
一気に静になった。
美『……みっこ?ゆり?おはよ…?』
近くにいたクラスメイトに
声をかけても、
誰も挨拶すら返してくれない。
美『あ!サーちゃん!おはよ!』
教室の一番奥にいたけど
サーちゃんなら
皆のこの変化の訳を
知ってると思って近付いた。
:09/01/20 21:04
:SH905iTV
:☆☆☆
#135 [優]
美『……サー…ちゃん?』
サーちゃんは
俯いたままあたしの顔を
見ようとしない。
美『…ねぇ!?サーちゃんなんで!?なんで話してくれないの!?』
あたしはサーちゃんの肩を
掴んで揺さぶった。
だけどサーちゃんは
黙って俯いたままだった。
:09/01/20 21:06
:SH905iTV
:☆☆☆
#136 [優]
美『なんで…?』
あたしが呆然と
立ち尽くしていると
一人の男の子が口を開いた。
『みのと仲良くすると痛い目に合わすって朝…黒板に…………。』
だから?
だからみんな
あたしを避けるの?
:09/01/20 21:09
:SH905iTV
:☆☆☆
#137 [優]
ガタン!
あたしは至ってもいれず
教室を飛び出した。
彩『…みのっ!』
廊下でナメセンとすれ違い、
声をかけられたが
そのまま屋上まで走った。
美『………はぁはぁ…はぁ……。なんで…?なにがあったの…?』
確かに昨日までは
みんな普通だった。
:09/01/20 21:13
:SH905iTV
:☆☆☆
#138 [優]
あたしは雄ちゃんと
ひろちゃんに相談したくて
三年生の教室を訪ねた。
美『あの……兄を…雄大を呼んでもらえますか?』
男『あ"?あぁ、君が例の(笑)』
美『えっ?』
男『いや、雄大ならいないよ?』
あいにく雄ちゃんは
生徒会の集まりでいなかった。
:09/01/20 21:17
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:☆☆☆
#139 [優]
とりあえずひろちゃんの
居場所を聞いて
教室を跡にした。
“ひろなら美術室に
行ったよ”
さっきの男は
ニヤニヤした顔で
教えてくれた。
美『……なんで美術室?』
不思議に思いながらも
美術室にむかい、
教室を開けた。
:09/01/20 21:22
:SH905iTV
:☆☆☆
#140 [優]
そして目の前に
広がった光景に
言葉を失った。
ひろちゃんが
サーちゃんとキスをしてた。
:09/01/20 21:23
:SH905iTV
:☆☆☆
#141 [優]
美『…なんっ………。』
宏『…みー!?』
あたしの存在に気付いた二人は
とっさに離れた。
彩『みの!違うの!あのっ…………。』
美『聞きたくない!!!!』
腕を掴もうとしたサーちゃんを
振り払って教室を出た。
:09/01/20 21:27
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:☆☆☆
#142 [優]
なんで……?
なんでサーちゃんが?
わからない。
あたしだけが知らないうちに
みんなが変わってる……。
なんで……?
:09/01/20 21:28
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:☆☆☆
#143 [優]
宏『みーッッ!』
ひろちゃんがあたしの後を
追い掛けてきた。
美『…嫌だ!ひろちゃんなんかあっち行っちゃえ!!』
嫌がるあたしを
ひろちゃんは抱き寄せた。
美『……ひろちゃん…なんで…………?』
なんでさっきサーちゃんを
抱きしめていた腕で
あたしを抱くの……?
:09/01/20 21:31
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:☆☆☆
#144 [優]
宏『……みー…ごめん…。』
美『なんで謝るの?』
これは何のごめん?
好きになれなくてごめん?
それともさっきのことに
対する罪悪感…?
:09/01/20 21:34
:SH905iTV
:☆☆☆
#145 [優]
ひろちゃんはあたしを
きつく抱きしめて
そしてあたしの頭を
撫でながら言った。
『…ごめん…。……俺……………彩華が好きだ…。』
なんで……?
:09/01/20 21:36
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:☆☆☆
#146 [優]
ドンッ!
美『……ひっく………ひ……ひろちゃんは最低だよ……。』
あたしはひろちゃんを
突き飛ばして走った。
:09/01/20 21:39
:SH905iTV
:☆☆☆
#147 [優]
ねぇ、
ひろちゃん?
なんでサーちゃんなの?
なんでサーちゃんは
ひろちゃんなの……?
なんであたしが好きな
ひろちゃんと
キスなんてするの……?
:09/01/20 21:42
:SH905iTV
:☆☆☆
#148 [優]
あたしとひろちゃんが
運命じゃなくてもいい。
ひろちゃんに彼女が
出来たら仕方ない。
ひろちゃんが好きになったなら仕方ないよ……?
でもっ………
でもっ………………
なんでサーちゃんなの………?
:09/01/20 21:44
:SH905iTV
:☆☆☆
#149 [優]
ドンッ!
前を見ずに走っていたから
人にぶつかって
転んでしまった。
美『……すみません……。』
慎『みのちゃん?』
ぶつかった相手は
慎太郎だった。
:09/01/20 21:46
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:☆☆☆
#150 [優]
美『……慎太郎くん。』
慎『なんで泣いてるの……?』
あたしは俯いて
答えなかった。
答えることが出来なかった。
思い出したくもない……。
でもあの光景が
頭から離れなかった。
:09/01/20 21:49
:SH905iTV
:☆☆☆
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