〜哀しき運命〜
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#17 [優]
ナメセンの長い長い
ホームルームが終わって
一時間目が始まった。
この日は担当の先生が
急な出張のため自習になった。
自習…何て言っても
真面目に自習なんて
やってる奴がいるわけもない(笑)
彩『みの、みの!宏人さん体育でサッカーみたい!』
サーちゃんが窓の外を見ながら
あたしを呼んだ。
美『どれどれー!?』
あたしもすかさず窓際に寄った。
:08/09/16 00:04
:SH904i
:☆☆☆
#18 [優]
美『あ!いたぁ!』
彩『さすがだてに三年見てるわけじゃないね。見つけるのはやいし(笑)』
そんなの当たり前。
三年前からずっと
彼だけを見てきたから。
美『気付くかなぁ?』
彩『この距離じゃムリムリ!』
さすがに三階じゃ
ダメかぁ…。
:08/09/16 00:07
:SH904i
:☆☆☆
#19 [優]
でも…
宏『みー!!』
ひろちゃんは
こっちに気付いたらしく
手を振ってくれた。
美『ひろちゃん!体育頑張ってねぇ!!』
宏『みーはサボってんなよ(笑)!?』
美『はーい//』
それだけ言って
ひろちゃんは
集合場所に戻って行った。
:08/09/16 10:41
:SH904i
:☆☆☆
#20 [優]
彩『…宏人さんの隣にいた男、睨むようにこっちを見てたよね!?』
美『え…?ひろちゃんの隣に男の人なんていた?』
彩『………呆れた(笑)あんた本当に宏人さんしか見えてないのね。』
美『だってひろちゃんしか視界にはいんないんだもん♪』
あたしがそう言うと
サーちゃんは
深い深いため息を
ついた。
彩『そんなこと言って宏人さんに彼女が出来たらあんたどーすんの!?』
:08/09/16 10:46
:SH904i
:☆☆☆
#21 [優]
ひろちゃんに
彼女……?
彩『だって宏人さんはあんなにかっこいいんだよ?ファンだってたくさんいるんだから!』
美『…………』
確かに。
外を見ると
男子のサッカーを
休憩している女子が
見ている。
その視線のほとんどは
ひろちゃんに向いて
いるように見えた。
:08/09/16 11:38
:SH904i
:☆☆☆
#22 [優]
美『やだっ!そんなのやだ!』
彩『……でもまぁ、今は宏人さんの中ではみのが一番だろうから安心していいんじゃない?宏人さん、みの以外の女の子とあんまり話さないし。』
美『そうなんだよね、それがせめてもの救い…。』
そんなことを
永遠と話していると
あっという間に
一時間目が終わった。
:08/09/16 12:56
:SH904i
:☆☆☆
#23 [優]
ひろちゃんを
校内で見かけることは
滅多にない。
だって三年生は一階、
あたし達一年生は
三階だったから。
だからこんな風に
校庭でひろちゃんを
見かける日は
本当にラッキーだった。
そのおかげで
一日ルンルン気分で
授業を終えることが出来た。
そして帰りは決まって
迎えに来てくれる。
:08/09/16 12:59
:SH904i
:☆☆☆
#24 [優]
宏『みー?帰るよ!』
雄『美園、早く来ないと置いてくよ?』
ドアからひろちゃんとゆうちゃんが覗き込む。
そんな様子を見て
教室の女の子がざわめく。
ひろちゃんはここでも
人気者だった。
美『まっ、待ってよ!サーちゃんじゃあまたね!部活頑張って!!』
彩『うん!また明日ね!』
:08/09/16 13:06
:SH904i
:☆☆☆
#25 [優]
慌てて教室を出た。
女子からの視線と
男子からの好奇の目が
正直痛い…。
宏『相変わらずみーは注目の的だなぁ。なんでなんだろーな(笑)』
雄『ぶはっ(笑)美園、ひろ全然わかってねぇよ//』
宏『え?なにが?』
ひろちゃんは
本当に鈍い。
どうしょうもないくらい
本当に鈍い。
美『なんでもないよ!』
……でも教えてあげない。
ひろちゃんが
モテるのなんて
いやだもん!
:08/09/16 13:14
:SH904i
:☆☆☆
#26 [優]
雄『美園は小悪魔だなぁ(笑)』
宏『え?みーは小悪魔なの!?』
ゆうちゃんは
意地悪!
あたしがどれだけ
ひろちゃんが好きか
わかってる癖に
絶対協力してくれない。
美『あたしが小悪魔ならゆうちゃんは大魔王だね。』
雄『はぁ!?』
宏『みー、俺は俺は?』
ひろちゃんは
目を輝かせながら
聞いてきた。
:08/09/16 13:19
:SH904i
:☆☆☆
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