〜哀しき運命〜
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#21 [優]
ひろちゃんに

彼女……?


彩『だって宏人さんはあんなにかっこいいんだよ?ファンだってたくさんいるんだから!』

美『…………』

確かに。

外を見ると
男子のサッカーを
休憩している女子が
見ている。

その視線のほとんどは
ひろちゃんに向いて
いるように見えた。

⏰:08/09/16 11:38 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#22 [優]
美『やだっ!そんなのやだ!』

彩『……でもまぁ、今は宏人さんの中ではみのが一番だろうから安心していいんじゃない?宏人さん、みの以外の女の子とあんまり話さないし。』

美『そうなんだよね、それがせめてもの救い…。』

そんなことを
永遠と話していると
あっという間に
一時間目が終わった。

⏰:08/09/16 12:56 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#23 [優]
ひろちゃんを
校内で見かけることは
滅多にない。

だって三年生は一階、
あたし達一年生は
三階だったから。

だからこんな風に
校庭でひろちゃんを
見かける日は
本当にラッキーだった。

そのおかげで
一日ルンルン気分で
授業を終えることが出来た。

そして帰りは決まって
迎えに来てくれる。

⏰:08/09/16 12:59 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#24 [優]
宏『みー?帰るよ!』

雄『美園、早く来ないと置いてくよ?』

ドアからひろちゃんとゆうちゃんが覗き込む。

そんな様子を見て
教室の女の子がざわめく。

ひろちゃんはここでも
人気者だった。

美『まっ、待ってよ!サーちゃんじゃあまたね!部活頑張って!!』

彩『うん!また明日ね!』

⏰:08/09/16 13:06 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#25 [優]
慌てて教室を出た。

女子からの視線と
男子からの好奇の目が
正直痛い…。

宏『相変わらずみーは注目の的だなぁ。なんでなんだろーな(笑)』
雄『ぶはっ(笑)美園、ひろ全然わかってねぇよ//』

宏『え?なにが?』

ひろちゃんは
本当に鈍い。

どうしょうもないくらい
本当に鈍い。

美『なんでもないよ!』

……でも教えてあげない。
ひろちゃんが
モテるのなんて
いやだもん!

⏰:08/09/16 13:14 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#26 [優]
雄『美園は小悪魔だなぁ(笑)』

宏『え?みーは小悪魔なの!?』
ゆうちゃんは
意地悪!
あたしがどれだけ
ひろちゃんが好きか
わかってる癖に
絶対協力してくれない。

美『あたしが小悪魔ならゆうちゃんは大魔王だね。』

雄『はぁ!?』

宏『みー、俺は俺は?』

ひろちゃんは
目を輝かせながら
聞いてきた。

⏰:08/09/16 13:19 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#27 [優]
例えるなら
ひろちゃんは
“天使”

汚れなく
平等で誰にでも優しい
羽が綺麗な
“天使”だよ。

でも、あたしは
“悪魔”

だから
あたしとひろちゃんは
違いすぎる。

好きになっても
一生一緒にはなれない関係。

美『ひろちゃんは……堕天使…かな?』

宏『はぁ!?落ちぶれた天使かよ(笑)』

⏰:08/09/16 13:25 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#28 [優]
“堕天使”
って言ったのは
すこしでも
あたしに近い存在
でいてほしかったから。

あたしの願い…。

こんなことを
考える時点で
あたしとひろちゃんは
違うのにね。

⏰:08/09/16 13:46 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#29 [優]
宏『…みー?どうした?』

美『え?なんでもないよ?』

宏『なんか元気ないよ?何考えてんの?』

雄『どうせ夕飯のことでも考えてたんだろ?』

美『んー夕飯はハンバーグがいいなぁ♪』

⏰:08/09/16 13:50 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


#30 [優]
ゆうちゃんのせいで
あたしは
ひろちゃんに完璧
食いしん坊だと
思われてしまった。

本当は違うのに(涙)

宏『みーは食っても食っても身長にいかねぇんだもんなぁ。』

雄『そ、コイツ胸にばっかり栄養いくの(笑)』

美『ゆ、ゆうちゃん!!』

ひろちゃんの前で
何ってこと言うんだ
このバカ兄貴!

⏰:08/09/16 17:26 📱:SH904i 🆔:☆☆☆


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