〜哀しき運命〜
最新 最初 全 
#40 [優]
雄『ほら、早く上がれって!』
あたし達が
話している間
ゆうちゃんは
既に家に上がっていた。
宏『わーってるよ(笑)じゃあ、お邪魔します!』
マ『どうぞ〜!後でお菓子持っていくわね♪美園も早く着替えてらっしゃい?』
美『はーい。』
:08/09/17 02:02
:SH904i
:☆☆☆
#41 [優]
バタン−。
部屋に入り
来ていた制服を脱ぎ
ハンガーにかけた。
下着姿のまま
ミラーの前に立つ。
美『“ないよりあるほうがいい”かぁ…。』
実はあたしは
胸がコンプレックスだった。
胸のせいで着たい服が
着れなかったり
周りに好奇の目で
見られてるような気が
していたから…。
でも、ひろちゃんの一言で
少し自分が
好きになりそうだよ。
ありがとう…。
:08/09/17 02:10
:SH904i
:☆☆☆
#42 [優]
クローゼットを開けて
お気に入りの
ワンピースを出す。
例え部屋にいるだけでも
ひろちゃんの前では
かわいい姿でいたいから……。
美『ひろちゃーん!今日は何する!?』
着替えてさっそく
ゆうちゃんの部屋に行く。
宏『みー、かわいいなぁ!ワンピース♪似合ってるよ!』
美『エヘヘ♪ありがとぉ!』
:08/09/17 02:19
:SH904i
:☆☆☆
#43 [優]
でも、悪魔は
じわじわと
あたしに歩み寄った。
宏『あのさぁ、今日俺ら体育だっただろ?』
美『ん?…うん。それがどうかした?』
宏『その時、俺の隣にいた男がみーと付き合いたいんだって。』
えっ……?
美『な、なんで!?』
宏『一目惚れしたんだとさ!』
:08/09/17 10:32
:SH904i
:☆☆☆
#44 [優]
雄『……隣にいた奴って?』
宏『ああ!慎太郎(シンタロウ)!』
雄『あー…。んでなんでひろがそんな事言うの?』
ゆうちゃんが
あたしの代わりに聞く。
きっとあたしが
ショックで
声がでないって
気付いているんだ……。
宏『しかたねぇだろ?紹介してって言われたんだから。』
その時の
ひろちゃんの気持ちは?
嫌じゃないんだ…?
:08/09/17 10:40
:SH904i
:☆☆☆
#45 [優]
宏『……みー?ダメかな……?』
そんな悲しげな顔
しないで…。
辛いのはあたしだよ…?
ひろちゃんは
何もわかってないよ。
その時………
宏『みー?何で泣くの……?』
涙が頬を伝って
床に落ちた。
:08/09/17 10:43
:SH904i
:☆☆☆
#46 [優]
悲しくて
涙が止まらなかった。
あたしの気持ち
バレちゃダメなのに…。
宏『みー…?』
ひろちゃんが
あたしの肩に
触れようとした
その時…
ふわっ!
雄『美園、腹いてぇんだろ!?朝から言ってたもんな!今日はとりあえず部屋戻れ?』
そう言って
ゆうちゃんはあたしを
抱き抱え部屋を出た。
:08/09/17 10:48
:SH904i
:☆☆☆
#47 [優]
バタンー。
あたしの部屋に入って
ゆうちゃんが
ベットに寝かせてくれた。
雄『…ったくアイツは本当鈍くてしようがねぇよなぁ………。適当にごまかしとくからお前は休んどけな?』
それだけ言って
ゆうちゃんは部屋を
出ようとした。
美『………うん。』
雄『…美園?』
ゆうちゃんが
ドアの前で立ち止まった。
:08/09/17 10:52
:SH904i
:☆☆☆
#48 [優]
美『………なぁに?』
雄『…………』
沈黙が重かった。
雄『なあ、ひろのことはやめとけ…?』
美『………なんっ……。』
あまりにも
突然の言葉で
『なんで?』
が言えなかった。
宏『アイツを好きでいても美園が傷付くだけだよ?』
ゆうちゃんは
それだけ言って
部屋を出た。
:08/09/17 10:56
:SH904i
:☆☆☆
#49 [優]
傷付くだけ?
なんで?
妹としか
見てもらえないから?
それともゆうちゃんは
なにか知ってるの?
気が付くと
あたしはそのまま寝ていて
ドアを叩く音で目覚めた。
宏『みー?寝てる?』
ドアの外で
ひろちゃんが言った。
でもあたしは
返事をしなかった。
宏『俺、帰るから。…体、お大事にな?じゃあまた明日……。』
:08/09/17 13:47
:SH904i
:☆☆☆
#50 [優]
ガタッ。
あたしは思わず
立ち上がった。
バンッ!
美『ひ、ひろちゃん!!』
ドアをおもいっきり
押し開けた。
宏『…みー?どうした?』
ひろちゃんが
びっくりした顔で
あたしの顔を
覗き込んだ。
:08/09/17 17:06
:SH904i
:☆☆☆
#51 [優]
美『あ……いや、なんでも…ないです。』
宏『なーんだそれ(笑)………みー、ごめんな!』
美『え?』
なんで
ひろちゃんが謝るの?
悪いのは
あたしだよ?
宏『慎太郎にはうまく言っとくから安心しろな?…俺はもう協力とかしねぇから。』
ひろちゃんは
そう言って
あたしの頭を
撫でた。
:08/09/17 17:11
:SH904i
:☆☆☆
#52 [優]
美『ひろちゃん、ごめんね?』
宏『何で謝るん(笑)?』
美『だって………』
ひろちゃんは
ニコッと笑って
あたしの髪を
くしゃくしゃと
撫でた。
美『ぐちゃぐちゃになっちゃうよー//』
宏『すぐ怒るのがみーの悪いところだけど、素直に謝るとこがいいところだな!』
:08/09/17 22:44
:SH904i
:☆☆☆
#53 [優]
宏『じゃあ、俺帰るな?』
美『うん!!また明日ね!』
宏『おう!また明日も迎えくるな?』
美『うん!』
ひろちゃんを
玄関まで送って
また
部屋に戻った。
:08/09/17 22:47
:SH904i
:☆☆☆
#54 [優]
部屋に戻る途中
ゆうちゃんの部屋が
視界に入った。
さっきの
意味深な言葉が
気になる。
でも……
まだ聞いちゃいけないような
そんな気がする。
あたしは
視線を自分部屋に戻し
ドアを開けた。
:08/09/17 23:49
:SH904i
:☆☆☆
#55 [優]
すると……
雄『おせーよ、馬鹿//』
美『ゆ、ゆうちゃん!?なんでいるの!?』
雄『美園にはなしとかなきゃいけないと思って。』
ドキッ−。
美『ななな、なにを…?』
雄『ひろ…『あ゛ーーーー』
ゆうちゃんが
話そうとすると同時に
あたしは声をあげて
耳を塞いだ。
:08/09/18 00:03
:SH904i
:☆☆☆
#56 [優]
雄『な、なんだぁ!?』
美『やだやだ!聞きたくない!やーだーやーだーやーだよー!』
あたしは耳を
塞いだまま
子供のように
だだをこねた。
雄『美園、落ち着けって!』
美『あ゛ーーあ゛ーーあ゛ー』
雄『ひろのことじゃねーから!』
ピクッ−。
:08/09/18 00:07
:SH904i
:☆☆☆
#57 [優]
美『…ほんと?』
あたしは
耳に当てていた
手を離した。
雄『おう。』
美『なぁに……?』
雄『ひろが言ってた“慎太郎”に気をつけろよ?』
:08/09/18 00:09
:SH904i
:☆☆☆
#58 [優]
美『え?なんで?』
ひろちゃんは
友達だから
勧めてきたんじゃないの?
雄『アイツ普段はいい奴なんだけどちょっと一癖ある奴なんだよ。』
:08/09/18 00:21
:SH904i
:☆☆☆
#59 [優]
美『一癖って?』
雄『まあ、そのうちわかるって//』
それだけ言うと
ゆうちゃんは
部屋を出て行った。
美『…なんだったんだ?』
あたしは
独り言を言い
ベットに
ダイブした。
:08/09/18 05:18
:SH904i
:☆☆☆
#60 [優]
すると
携帯から
メール受信を知らせる
着信音が鳴った。
《送信元 ひろちゃん》
―――――――――――――――わりぃ…。慎太郎に協力できないっつたけど、アイツ諦めてねぇみてぇ…。なんかあったらすぐに俺か雄大に言えよ?
―――――――――――――――
絵文字もない
シンプルな
メールだったけど
それからでも
ひろちゃんの優しさを
十分感じた。
:08/09/18 15:04
:SH904i
:☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194