囚われの姫君
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#21 [新]
五十嵐家のインターホンを押す。
………
あれ?蓮いないのかな。
ピンポンピンポーン
すると勢いよくドアが開いた。
:08/10/11 03:06
:F902i
:☆☆☆
#22 [新]
「っせーな…聞こえてるっつー…の……」
蓮があたしの顔を見て驚いた。
「あ…久しぶり…」
蓮はあたしと、あたしの持ってる荷物を交互に見る。
:08/10/11 03:08
:F902i
:☆☆☆
#23 [新]
「え……まさか、お手伝いってー…お前?」
「うん…。よ、よろしくお願いします。」
ぺこりと頭を下げた。
「あー…まぁ、上がれよ。」
蓮は中に入るようにくいっと顎で促した。
:08/10/11 03:11
:F902i
:☆☆☆
#24 [新]
何か不機嫌そう……
制服のまま寝てたのかな…
「─で、お前が今日から住み込みで働くお手伝い?」
ドサッとソファに座る蓮の向かいにあたしはちょこんと座った。
「うん。パパに頼まれて。」
:08/10/11 03:14
:F902i
:☆☆☆
#25 [新]
「あんのババァ…結衣が来るなんて一言も……」
「えっ?」
「─いや、何でもない。適当に掃除とか洗濯してくれりゃいいから。」
やっぱり…何か怒ってる……?
:08/10/11 03:16
:F902i
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#26 [新]
「それと、俺の部屋は何もしなくていい。むしろ部屋に入るな。」
「う…うん。わかった。」
「あとお前の部屋、一番奥だから。じゃ、俺もっかい寝るわ。」
そう言って頭をぽりぽりかきながら部屋に戻っていく蓮。
:08/10/11 03:19
:F902i
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#27 [新]
あたしはその背中を見つめていた。
背、また少し伸びたのかな。
子供の頃はあたしより小さかったのにな。
いつの間にか抜かされて、
いつの間にか“男の子”から“男の人”になってた。
:08/10/11 03:23
:F902i
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#28 [新]
あたしは荷物を持って自分の部屋になる場所へ行った。
「うわぁ…広いっ!」
大きなベッドに壁掛けのテレビ。
女の子らしい箪笥にピンクを基調としたドレッサー。
:08/10/11 03:31
:F902i
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#29 [新]
お姫様みたいな部屋。
本当にあたしが使っていいのかな…
なんて思いながらも、
ふかふかのベッドへ思い切りダイブした。
「あっ!」
こんなゆっくりしてられない。
ご飯の支度しなくちゃ!
あたしは働きにきてるんだから。
:08/10/11 03:33
:F902i
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#30 [新]
ガバッと起き上がりキッチンへ向かう。
「何作ろう…」
冷蔵庫を開けると新鮮な食材や高級な食材が…
うっ、冷蔵庫の中がきらきら輝いて見える…。
:08/10/11 03:52
:F902i
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