囚われの姫君
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#205 [新]
──……
「……さん…………
………水沢さん!」
「えっ…ごめん…何?」
「この本はここでいい?」
「あ、うん。」
:08/10/22 23:45
:F902i
:☆☆☆
#206 [新]
今日は受付や返却の本を整理する当番で昼休みに神谷くんと図書室に来ていた。
「ぼーっとしてるけど大丈夫?」
「うん、大丈夫だよっ」
:08/10/22 23:52
:F902i
:☆☆☆
#207 [新]
「今日放課後空いてる?」
「?…うん、空いてるけど…」
「おもしろい本見つけたんだ!水沢さんにも見せようと思って」
神谷くんは告白のこと気にしてないみたい…
:08/10/22 23:55
:F902i
:☆☆☆
#208 [新]
よかった…
同じ委員なのに気まずいのも嫌だし……
「じゃ、放課後図書室で!」
そのとき丁度チャイムがなり神谷くんは図書室を出ていった。
:08/10/23 00:00
:F902i
:☆☆☆
#209 [新]
「また用事?」
蓮が眉をひそめる。
「ごめんねっ…すぐ終わると思うんだけど」
神谷くんの名前は出さない方がいいかな……。
:08/10/23 03:15
:F902i
:☆☆☆
#210 [新]
「ふーん。わかった。」
蓮に断りを入れてあたしは図書室へと急いだ。
「神谷くん、遅くなってごめんね。」
放課後の図書室に神谷くん以外の姿はなかった。
:08/10/23 03:18
:F902i
:☆☆☆
#211 [新]
「あぁ、俺も今きたとこ。」
「おもしろい本ってどこにあるの?」
「そこの本棚の……」
あたしは神谷くんの指さす方へ向かう。
:08/10/23 03:25
:F902i
:☆☆☆
#212 [新]
「その青い背表紙のやつだよ。」
その本は上の方にあって
あたしが背伸びしてもぎりぎり届かなかった。
「ごめんごめん、俺が取るよ。」
後ろからスッと神谷くんの手が伸びてきた。
:08/10/23 03:27
:F902i
:☆☆☆
#213 [新]
「あ、ありが……と…」
神谷くんは本をあたしに手渡すとそのまま後ろから抱き寄せた。
「っ…!?神谷くん……!?」
「水沢さんの好きな人って…五十嵐 蓮?」
:08/10/23 03:30
:F902i
:☆☆☆
#214 [新]
「何……急に…」
どうしてそんなこと聞くの…?
「耳まで赤い…。やっぱりそうなんだ?」
なんか……やばい……
「離してっ……」
:08/10/23 03:32
:F902i
:☆☆☆
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