囚われの姫君
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#385 [新]
「嘘つき!何の返事もないから五十嵐くんに聞いたら知らないって言ってたわよ!!」


え?何で……だって…確かに……



「ちゃんと渡したよ!!」

⏰:08/10/30 01:19 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#386 [新]
紺野さんの態度が豹変した。


「あんたさー、五十嵐くんのこと好きなんでしょ。だから渡してないくせに渡したなんて嘘つくのね。」


「違うっ…!!!」

⏰:08/10/30 01:22 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#387 [新]
「何が違うんだよっ!つかまじうざいんだよね。
五十嵐くんの周りをうろちょろしてさぁ!」

ドンッと肩を押され尻餅をついた。


「いたっ……!」

⏰:08/10/30 01:26 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#388 [新]
紺野さんがゆっくりとにじり寄る。


「言ってもわかんないなら体で覚えてもらわなきゃね……!!」


そう言って紺野さんが手を振り上げた。


あたしはぎゅっと目をつむる。

⏰:08/10/30 01:30 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#389 [新]
「───!!!」


………あ…れ?
叩かれてない……?

恐る恐る目を開ける………と。


「そこまでだ。」


蓮が今にも振りおろされそうな紺野さんの手を掴んでいた。

⏰:08/10/30 01:32 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#390 [新]
「蓮…なんで…」

「悠が校舎裏に行くのを見てたらしくてな…。来て正解だった。」

蓮はあたしを抱き起こした。


「何で!?その女は手紙渡してなかったんでしょ!?」

⏰:08/10/30 01:35 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#391 [新]
紺野さんが顔を赤くしながら言った。


「…あぁ、あの手紙ね。燃えるゴミの日に出した。」

蓮はあたしの制服についた土を払いながらさらりと言ってのけた。

⏰:08/10/30 01:37 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#392 [新]
「もっ…燃えるゴミっ…!?最っっ低!!」


紺野さんはそう吐き捨てると取り巻きを連れて走っていった。



「結衣…怪我ないか?悪かったな、俺のせいで…」

⏰:08/10/30 01:40 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#393 [新]
「ううん…いいの。来てくれてありがと…。
──あ…手紙って本当に捨てたの?」


「あぁ、今頃灰になってるだろ。」


「ぇえ〜‥さすがにひどくない?」

⏰:08/10/30 03:33 📱:F902i 🆔:☆☆☆


#394 [新]
「ひどいのはどっちだよ。
好きな女に違う女からのラブレター貰う方の気にもなってみろ。」


「え?好きな奴…って…」

蓮はしまったと言わんばかりに口を押さえた。

⏰:08/10/30 03:37 📱:F902i 🆔:☆☆☆


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