僕は僕なりに愛してる
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#2 [ロコ]
*プロローグ*
ねぇ―
何で僕はこんなに
避けられるの?
ねぇ―
どうして僕は
こんなにも君を
想ってしまうの?
ねぇ―
君は何で僕を
苦しめるの?
お願いだから
僕をそんな目で
見ないで…
僕は…僕は…
:08/10/19 18:50
:W53S
:☆☆☆
#3 [ロコ]
人は何故こんな
無償に愛を
欲しがるのだろう?
別に無くても
生きていけるのに
何故こんなにも
誰かを求めてしまうのだろう…?
僕もまた君を求める
だけど君はいつも
僕から逃げる
怖がるように
怯えるように
軽蔑してるかのように
逃げていく…
:08/10/19 18:53
:W53S
:☆☆☆
#4 [ロコ]
*変愛*
今日もまた
ウザったい日が来た
ありきたりな生活
同じ日々の繰り返し
そんな事
みんな絶対思ってるよな?
俺も思ってるもん。笑
俺は誰かって?
何を隠そう俺の名は
「雪那〜!」(セツナ)
「ちょっ…お前今俺が言おうとしたのに!!涙」
:08/10/19 18:57
:W53S
:☆☆☆
#5 [ロコ]
「何朝からボケとんねん!!笑 学校やぞ」
朝から俺の部屋に乗り込んできたのは幼馴染みの[ユエ]
俺は毎回思うが…
「やっぱさー。幼馴染みはかわゆい女の子じゃないと朝からヤる気」
バコっ
「そんな虚しい事ゆうなや!!俺も同じ気持ちじゃ」
:08/10/19 19:01
:W53S
:☆☆☆
#6 [ロコ]
「ゆー君いつもバカ雪那を起こしに来てくれてありがとうね」
母さんが朝食を並べながら言った
「いいねん!まゆみちゃん♪朝からまゆみちゃんみたいな可愛い人みれて俺幸せやし」
うっわ
よく言うよ
あんなババアを可愛いなんて俺には三回死んでも言えないね
:08/10/19 19:05
:W53S
:☆☆☆
#7 [ロコ]
「も〜ゆー君ったら♪」
母さんも何そんな本気にしちゃってんの
俺アンタのコに生まれてきて本気で恥ずかしいよ
「雪那っアンタも早く朝ご飯食べちゃいなさい!」
母さんは髪をセットしている俺に口煩く言った
「はいはい」
と適当に流しておいた
:08/10/19 19:08
:W53S
:☆☆☆
#8 [ロコ]
ぅん
昨日買った新しいワックスは正解だな
匂いも付け心地もいいと来た♪
「おっ!新しいワックスやないけ♪貸してや」
「ちょっ待てよ」
「雪…もしかしてソレ木村○哉か?」
「……うん」
ぶっ
「似てねーっ!!!」
知ってますよーだ
俺なんか…涙
:08/10/19 19:11
:W53S
:☆☆☆
#9 [ロコ]
「てか時間!!!」
「やっべ」
俺達は鞄と携帯片手に勢い良く出ていった
「まゆみちゃんいってきます〜」
「行ってきます」
とだけ母さんに言ってドアを閉めた
「ほんと…あのコ達本物の兄弟みたいね♪笑」
:08/10/19 19:13
:W53S
:☆☆☆
#10 [ロコ]
俺達は今世界新記録に挑戦している…
「あ…あ と何分?」
俺はゼーハー言いながら自転車をこいでいた
「後5分やっ」
ま ま じに死ぬ!!
死ぬ一歩手前まで来たことを悟った瞬間校門が見えた
俺にはそこが天国にまで見えてしまった
「あと3分やっ」
:08/10/19 19:16
:W53S
:☆☆☆
#11 [ロコ]
俺はラストスパートをかけた
あっ
けして変な意味じゃないからね♪
キギキッ〜
変なブレーキ音が自転車置き場に鳴り響いた
後は階段を上がるだけだ
俺たちは全勢力を注いで階段をかけ上がった
キーンコーンカ-…
チャイムが鳴り終わる
その瞬間だった
:08/10/19 19:19
:W53S
:☆☆☆
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