僕は僕なりに愛してる
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#12 [ロコ]
ガラ
教室のドアが勢い良く鳴り響いた
「ぜ セーフ?!」
みんなが俺等をニッコリと迎えてくれた
「「「アウトー」」」
教室の何人かと先生が声を合わせて言った
グッバイ
今までの努力…
俺等は息切れしながら席に付いた
せっかくワックスしたのに意味ね〜の…
:08/10/19 19:21
:W53S
:☆☆☆
#13 [ロコ]
「今日もまたギリギリアウトだな雪那♪」
俺の前から声がした
「るっせー。朔」(サク)
俺はムスっとして朔を睨んだ
「おー恐♪」
と言いながら俺の頭を撫でた
完璧に嘗めてるじゃねーかよっ
「朝から雪は大変だもんな?アレの相手で」
朔の目線の先にはユエが居た
:08/10/19 19:26
:W53S
:☆☆☆
#14 [ロコ]
「朔変わってくれ」
俺は切実に頼んだ
「嫌♪俺アイツ嫌いだもーん」
そう
朔は何故かユエを嫌っている
たしかにお調子者でバカで変態でどうしようもない奴だけど嫌いにはならない
まぁ人それぞれ好みがあるからな…
「えー…今日は転校生を紹介する」
:08/10/19 19:28
:W53S
:☆☆☆
#15 [ロコ]
来たぁあぁっ
恒例の転校生
こゆうのから恋愛って始まるんだよね
「雪ちゃーん」
朔が手をヒラヒラさせながら俺を現実の世界に引き戻す
「ここ男子高」
はいはいはい
知ってましたよ
夢ぐらい見させてよ
「入って来い」
ガラ
「「「ぇ…」」」
:08/10/19 19:31
:W53S
:☆☆☆
#16 [ロコ]
クラスが今一丸となりました!!
みんな思った事は一緒だよね♪ はい せーの
「「「女?」」」
やっぱり
流石仲良しクラス
「薺 祐斗です」(ナズナ ヒロト)
え〜
声まで可愛いっていぃんですかね?笑
「薺の席は一番奥の右端な」
えっ
しかも俺の後ろと来た
:08/10/19 19:36
:W53S
:☆☆☆
#17 [ロコ]
後ろに薺が座る
金髪で肩ぐらいまではある長い髪
クリクリした目
透き通る肌
何でこんな可愛いコが男なんでしょうか?
「雪ちゃんと似てるね」
朔は真顔で言った
「はっ?似てねーよ」
俺は朔を叩きながらコソコソ話す
俺こんなに可愛かったらきっとチェリーじゃないもん!!涙
:08/10/19 19:39
:W53S
:☆☆☆
#18 [ロコ]
「なななっ」
それはさておき
俺はさっそく薺に喋りかけてみた
「どの辺に住んでるの?」
俺の質問を無視して俺をガン見してくる薺
そんなに見られるとお兄さん恥ずかしいよ!!笑
「…雪?」
「えっ!!?俺ん名前何で知ってるの?」
俺は少々引き気味で聞いてみた
:08/10/19 19:42
:W53S
:☆☆☆
#19 [ロコ]
「…覚えてないのかぁ…無理ないよね」
薺は悲しそうな目で下を向いた
「悪ぃ!!どっかで会ったっけ?」
俺は今懸命に思い出そうとしてるのだが思い出されるのは昨日のA○だけ
「お前あの祐斗やんなっ!!?」
「おわっ!!!」
不意にユエがでかい声で薺に聞いた
:08/10/19 19:45
:W53S
:☆☆☆
#20 [ロコ]
「もしかして…ゆえ?」
薺もユエを知っているみたいだ
「えっ?ユエ薺の事知ってるのか?」
俺はユエに訪ねてみた
「そりゃ知ってるよ…だってこいつ」
「早く席に付きなさい工藤君(ユエ)」
ユエは
はいはい
と返事をして席に着いた
俺はユエの言葉の続きが気になって授業どころじゃなかった
:08/10/19 19:47
:W53S
:☆☆☆
#21 [ロコ]
誰か読んでますか?ホ
:08/10/19 19:49
:W53S
:☆☆☆
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