甘い罠+ﾟ

　
まさかー‥
晃くんから予想外の
誘いに｢うん☆｣
即答のあたし！

断るはずないのに‥

晃｢じゃ､待っててな｣

ー‥それから10分後
晃｢おまたせ～帰ろ!｣

_

　
夕焼けの中２人
影を並べて歩く私達

晃｢あ､あのさー‥｣

夏｢ん～？なあに？｣

晃｢夏海ってさ
　俺のこと好きなの？｣
夏｢っ//////////
　な､なんでっ？｣

_

　
聞かなくても分かる程
赤くなったあたしの顔

晃｢背の高い綺麗な子
　ほら､夏海と仲良い
　あの子から聞いた｣

ー‥佑未だ！!!!

晃｢どうなん？(笑)｣

_

　
夏｢あっあのっ‥｣

噛み噛みなあたし‥
情けない

晃｢俺は夏海のこと
　好きやけどな(笑)｣

夏｢えっ？？？？｣

晃｢あ？知らんの？
　結構有名だけど(笑)｣

_

　
突然の告白にあ然と
するあたしー‥

晃｢な～夏海～！
　俺と付き合えよ～｣

夏｢ー‥あたしも‥｣

晃｢ん？何？
　聞こえねーよ(笑)｣

夏｢も～‥あたしも
　すっ

_

　
あたしの言葉は途中で
晃くんの唇に塞がれた

晃｢ばーかっ
　聞こえてるよ(笑)｣

無邪気に笑う笑顔が
愛しくて愛しくて
涙が溢れた

晃｢あ～泣くなよっ｣

そういってあたしを
抱き締めたー‥

_

　
夏｢ばか～あっ(泣)｣

晃｢俺が幸せにして
　やるから～｣

もう今でもあたしは
とっても幸せだよ

やっと思いが通じた

明日は一番に佑未に
報告しよっ♪

その日は手を繋いで
家まで帰った

_

　
次の日ー‥

夏｢おっはよ～ん♪｣

佑｢お､おはよっ
　今日はご機嫌だね
　何かあった？(笑)｣

夏｢昨日ね､晃くんに
　告られて付き合った｣

佑未はやったー♪
とか言いながら
自分のことのように
喜んでくれた

_

　
それから毎日晃と
一緒に帰った

家が近いから短い
時間だけどそれでも
すっごく幸せに感じた

あ～こんなことなら
もっと遠い高校に
行っとけば良かった

なんて思うほど晃に
はまっていた

_

　
晃と付き合ってから
新しく知ることが
たくさんあった‥

まず､意外にも晃は
やきもち妬きで
嫉妬をするってこと

そしてドＳだってこと

でもあたしをすごく
大切にしてくれる

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