春の希望と･･･【ＢＬ】

　
最後に｢まだな･･･笑｣と
聞こえたけど、なんだか
恐いから聞かなかった
事にしよう･･･うん。

｢終わった｣と勇気が
直也と光輝にメールして
２人が帰ってくるまで
僕は勇気にベッドで
抱き込まれながら
さっきの携帯電話を
弄らせてもらった。

　
まだこの時代、高校生が
携帯電話を持ってるなんて珍しい･･･

さすが金持ちが多い
宮下学園の生徒だ。

庶民の僕には携帯電話を
弄らせて貰えるだけでも
ラッキーな事だよ･･･
　

　
望｢ねぇ、この後は？
　こっちのボタン？｣

勇｢んー？違う･･･笑
　その上のやつ｣

　ギュｯ･･･

望｢ｯ･･･///｣

たまに強く抱かれた･･･
　

　
息が苦しい時も
あったけど････

凄く嬉しかった。

心がふわふわして
体が芯から暖まるかんじ

僕はその時始めて
"恋"かもしれないと
思った･･･――。
　

　
●切ります●

改行ミスが一つありましたm(__)m
勇気と古賀の喧嘩シーンの後らへんです。
セリフとセリフの間が
つまってしまい、読みづくなりました↓すいません
(:_;)
　

　
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―――・・・

うざうざコンビが
部屋に戻ってきてからは
かなり疲れた。

ひやかされ、弄られ、
絡まれ･･･好い加減に
しろっつうのｯ！
　

　
また、僕がベッドで
勇気に抱き着かれ
顔を赤くしてたから
余計に楽しかったらしく

２人で僕を集中攻撃
してきた･･･。

うざいｯ！本当にうざいｯ！
　

　
しまいには勇気に
｢付き合ったの？｣なんて
光輝が聞くもんだから
これ以上聞いてられなくて布団を頭からかぶった。

勇気みたいに
カッコ良くて、人気者で
頭もいい素敵人間が
僕を恋人に選ぶわけ
無いじゃんｯ･･･。
　

　
布団の中で耳を塞ぎ
何も聞こえないようにした

勇｢････コイツ俺と付き
　合ってくれっかな？｣

光｢何、お前本気なの？｣

勇｢んー･･･まぁ･･｣
　